安曇野
この写真は5月下旬頃の風景と思われる。 今は稲も50~60cm位に伸びている。 梅雨明けからお盆にかけて 夏山登山の最盛期です。 穂高の駅前あたりも 大きな リュックを背負った岳人や タクシーのトランクがリュックでフタが閉まらずゴムで とめて登山口まで走る光景が見られます。 燕岳や常念岳に向かう人々でしょう。 ここからは槍ヶ岳は見えないけれど。 この風景を見ると 昔に読んだ 長野県出身の 作家 新田次郎氏が書いた 『槍ヶ岳開山』という本を思い出す。 その当時はまだ 上高地からはどうも入らなかったようである。 その時の案内役を務めたのが 当時の小倉村 現在の 安曇野市三郷小倉の たしか『中田又重郎』と記憶している。 小倉から蝶ヶ岳を越え 横尾谷に入り槍沢を進んだのであろう。 当時は当然 整備された登山道があるはずもなく 『播隆上人』の並々ならない苦労が うかがえます。 『挑戦』というのは 気の遠くなるような また地道な努力の積み重ねでしょうか。