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カテゴリ:旅行
4月4日は清明節でした。
中国では、清明節の前に墓参りをしてお花などを上げなければ「あの家は誰も線香を上げる人がいない」と言われるそうです。なので、会社の同僚の中でも、木曜日に家に帰って墓掃除をした人もいます。 清明節に、私とツァイズは地震の震源地・ブン川にある姜維城へ行こうと計画しました。 孔明に才能があると手塩にかけられた姜維。 三国志の人物の中で一番かっこいいじゃないか! なんて思ってましたが、成都に来て4年間、剣門関さえも行ってないです。 朝9時過ぎ、士気高々と茶店子バスセンターへ着きました。 切符を買おうとしたら「ない!」ですと。 今月は、奇数日が山に入る日で、偶数日が山から出てくる日だそうです。なので、明日にならないと、成都からバスは出なくて、行けても都江堰までです。 で、朝早くからここまで出てきたんだから今日は青城山でも行って、明日ブン川へ行くこととなりました。 青城山、空気がきれいでした。 仕事のストレスも飛んでいった感じです。 一日中歩いて歩いて、くたびれてバスセンターの近くの宿に泊まりました。 翌日は朝6時からバスセンターに行って切符を買うので、夜8時半ころには寝ました。 朝。 私はやっぱりもたもたして、6時半ころにバスセンターへ着いたのですが。 20人ほどの行列が出来ていました。 聞くところによると、この列はなにやら、ブン川行きのバスを待ってる列だそうです。 「バスがないから切符を売ってくれない。」と。 で、ずーーーっとずーーっと待って待って、一時間ほどして列が動きました。 バスが来たので切符の販売が始まったのです。 「おぅ姜維!」なんて思ってたら、手前10人くらいのところで売り切れ。 黒タクシーにブン川に行くか聞いてみました。 一人50元。バスより20元高い。チャーターすると300元だと。 でも、車をチャーターしても、その日には戻ることが出来ないそうです。 奇数日に入って偶数日に出るというのは、どんな車でも守らなければいけないようです。 と、いうわけで、成都行きのバスに乗ってピューーんと帰りました。 こんな清明節。 こんな姜維城への出陣劇。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.07 20:10:27
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