カテゴリ:ライフ
昔、夫と一緒に見つけた本棚、シンプルだけど
全部で6段(一番上にも本が立てられるようになっている)あり、 天井の高さにもぴったりで気に入っています。 年々本が増え続け、最近は入りきらないものが 横置きにしたりしてあふれ始めていたので、 今日はお方付けしてみました。 多くの文庫本を処分する側に回しました。 定期的に捨てないけれど、必要な本は押入れに入れていますが、 それもパンパンになってきたので、 そろそろ大幅に捨てる時期がやってきたのかなぁ。 ほこりを払いながら、一冊一冊チェックしながら片付けていると、 学生時代に読んだ想い入れのある本や、 読もう読もうと思いながら忘れていた本などがあって 自分の本棚なのに、すごく新鮮な気分でした。 大学4年生の時に神谷美恵子さんという方にはまったのですが、 この何年かすっかり忘れていました。 自分の脳の退化具合にびっくりです。 夫と私は趣向が違うので、夫の本には余り興味が湧かないのですが、 分野は同じ心理学。夫はさらに多分野にわたりますが… とにかく方向性が全く違います。 へーー、こんな本持ってたんだぁといまさらながら気づくものあり… 子供の頃は図書館が好きで、本は買うよりも借りるものという意識がありましたが わが恩師より「本は財産だ」と伺って以来、 本は買い、大切にしています。 せっかく大切な私たちの財産なので、 もう一度1からこの本棚の本を読んでいこう…と思います。 宝の持ち腐れにしては申し訳ないので 今日は早速、簡単なところから、 レインの「好き?好き?大好き?」と アランの人生論集を読みました。アランはまだ読み途中。 レインと言うのはイギリスの精神科医なのですが、 この「好き?好き?大好き?」は詩のような対話のような とにかく不思議な本です。 タイトル、かなりかわいいでしょ?? でも内容は可愛くはありません。 この本の訳者は本当に素晴らしいと思うくらい、 とっても難しい世界観を、おそらくその通りに訳されています。 私には理解できないところも沢山あり、 時々読んでいると追い詰められるような感じがする… と言うのも反復の言葉が多いからです。 もともと夫の持ち物ですが、何度読んでみても、 未だスッキリとは心に届かないのだけれど、 そこを知りたくて、また時間が経った時に読んでしまう本です。 もう一冊のアランは哲学嫌いだった私が初めて好きになった 哲学者です。 この人生論集は短編でまとまったものなので、 どこからでも読め、いつでも止められます。 今日からは冬になりかけだけれど、読書の秋を満喫したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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