テーマ:最近観た映画。(39835)
カテゴリ:映画のお話
映画館で見た映画の予告で、「阿修羅城の瞳」を見ました。 なんだか陰陽師のパクリのような映像で 絶対子供だましに違いない、これは絶対面白くない!! って思ったのをすっかり忘れ、DISCUSで 何となく評判が良かったので借りました。 まず主演が市川染五郎ってどうなの?? って思いながら見ていましたが、 これが結構面白い!! っていうか、その危惧していた市川染五郎さんが良いのです。 あまりテレビで演技を見ることがなかったのですが(古畑ぐらい) 初めて実力を見た!!と言う感じです。 もともとは劇団☆新感線 の舞台だったようで 初演はあの古田新太。 その後市川染五郎が舞台で演じ、更に映画化されたもののようです。 映画はCGが使われています。 そのCGは確かに予告編で嫌と言うほど感じたレベルの低さなのですが、 この映画はそれはもう、現代劇仕様にした歌舞伎を見ているようです。 宮沢りえが相手として、良かったかどうかは分かりません。 特に前半は綺麗なんだけれど、演技の拙さが気になります。 市川染五郎が素晴らしい分、 脇の役者さんが素晴らしい分 その印象は否めません。 しかし本当に自宅にいながら、歌舞伎の舞台裏から何からを 見せてもらっている感じで、ぜんぜん飽きませんでした。 CGが映画の質を下げるような気もします。 あんなのを取り入れなければ、 この映画はもっと上質になったに違いありません。 歌舞伎にはあまり縁のない私でしたが、 染様に魅了され、その世界に足をどっぷり漬けそうになるかも?? って思ってしまうような映画でした。 第一印象を忘れ、レンタルしてよかったです。 あと、エンディングの「My Funny Valentine」 超かっこよかったです☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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