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September 26, 2007
テーマ：最近観た映画。(40134)
カテゴリ：映画のお話
 あらすじは… 特には無いのです。 主人公の妙子さんが、ある島に旅をしに来たお話。 しかしこれはまさしく旅の映画で、 最初は入り込めるかしら？？ と思っていた私でしたが、 妙子さんの心の中の鉛のようなものが落ちていくと共に、 私の心の中にこびりついた何かも一緒に落ちて行って、 たった2時間だったのに、ゆったりと何も無い場所で 時間を過ごしたようなそんな時間が過ごせました。 本当に大したことは何も起こりません。 でもくすくすと笑っちゃうような幸せなことが起きますし、 何も無いような、でも何か染み込んでくるような そんな映像が続きます。 きっと贅沢とか幸せって言うのはこういうことを言うんだわーーーって感じ。 自分の心の鉛に気づかない人や、 自分の心の鉛を取り去ることができない人には きっと見ていても？？？な映画かもしれませんが、 澄んだ空気を味わいたいーーーーーーーーー って気持ちの人はぜひぜひ☆ そうそう、この映画のもうひとつのキーワードが 「黄昏る」な訳ですが、 映画の主人公たちの黄昏る時間で 一緒に黄昏てしまった私は、 帰り道もずっと黄昏たまま家路を帰りました。 ただ途中で、おじさんやおばさんにその時間を邪魔されもしましたが、 とりあえずまだまだ映画でもらった空気は残っています。 かもめ食堂が好きな人が見に行かれるのかもしれませんが、 かもめ食堂とはかなり似ているように見えて、 とっても違う映画だと思います。 かもめよりも何もありません。 そして色々な意味で位置はかもめの真逆にあるのかな？？ めがねにもたくさん美味しいお食事が出てきますが、 お食事はかもめの勝ちですよ。 作品としては… 私はかもめのほうが好きですが(苦笑) それでも素敵な映画ですよ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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