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December 19, 2007
カテゴリ：ライフ
改めて今日、兄弟ってすごい！と感動しました。 子供のころは全く仲良くない3兄弟でした。 5歳離れた弟と、殴り合いのけんかをした事もありました。 ま、大体は黙っちゃうタイプのけんかが多かったですが(苦笑) 高校を卒業し1人増え、2人増え…とこちらで一緒に暮らす中で、 沢山揉めたり、沢山泣いたり、 笑ったり、怒ったり、悩んだり…を沢山経験したおかげで 本当にお互いがかけがえのない存在になった事を痛感しています。 昔、父は「家族が仲良く暮らすには遠慮が7割だ。」と言った事がありましたが、 今は、それはきっとある意味真実だけれど、 本当の意味での「仲良さ」とは違うのではないだろうかと思っています。 夫婦もそうだけれど、全てがあけっぴろげであれば良いとは思いません。 身近であるからこそ、一番心配りは欠かせないし、言ってはいけない事もある。 誰よりも感謝しなくてはならない存在だと思っています。 けれど、見栄を張って、プライドばかり高くて、 本当のことを話さなければ、きっとそれはガラスのように もろい関係と言えるのではないでしょうか。 私たち夫婦は学生時代、友達からスタートした事もあって、 よくケンカもしたし、議論もしたし(苦笑) でも、そのおかげで私の一番駄目なところ、汚いところも1番知っていてくれて、 その上で私を認めてくれている大切な存在となっています。 私は子供のころ、人一倍他人の心の距離に対して敏感で、 周りの人は人見知りだと思ってはいなかったようですが、 「良い人でなければ、他人は自分のことを嫌いになるだろう」と 真剣に考えていました。 夫はそんな私の態度にすぐ気づいて、その時は珍しく怒っていました。 「たかぶうの周りの人は、良い所だけを見て、たかぶうを好きなんじゃないよ」と 叱ってくれました。 そして友達に甘える事、見栄を張らないことを教えてくれました。 それでも兄弟は自分のことを尊敬してくれているようだったので、 一緒に暮らして、自分の駄目な部分を知られるのが本当に嫌だったのを覚えています。 駄目なところを知られたからってなんだっつー話なんですけどね(笑) 幼いからか…今考えるとダサいんですけどね。 その後私の至らない部分で揉めた事も数知れず。 そのたびに私自身も自分の弱さにへこみ、汚さに嫌気が差しました。 一緒に暮らしていた時期は「兄弟って楽しい！！！」よりも 「兄弟と一緒に暮らすのって大変」って気持ちが強かったと思います。 でも、どんな時も3人で話して、お互いのだめっぷりも知って、 逆に相手のすばらしさも知って、今ではどんな友達にも負けないくらい 私にパワーをくれる大切な存在となっています。 今は、世界一仲が良い兄弟とは言いませんが、 私は2人と兄弟として生まれた幸せに心から感謝しています。 今日は弟が思った以上に人間として成長していて、 帰り道、妹とメールのやり取りをしながら、 また聞きの話だったにもかかわらず、本当に泣きそうになって… っていうかかなり空いている電車でしたが、 涙がちょっとだったけれど、ぽろぽろと流れてきました。 さっきも家事しながら、弟の笑い声と、笑顔を思い出して、 泣きそうになりました。 妹も弟の笑顔を思い出して泣いたそうで、 お互い姉馬鹿だねーーって思ったら、また泣けてきました。 最近自分のことで泣く事が、めっきり少なくなりましたが 思いの他、ぽろぽろと涙が出て、自分で笑ってしまいました。 全然、悲しいとか、そういう涙じゃないんですけど なんだか涙が出て仕方がなかったです。 私は姉としては、まぁ頼りにならない駄目駄目な姉なのですが、 弟と妹が一生楽しく笑っていられるように、 誰よりも力になれるような、強くて、強くて、強い、 そして優しい人間になれるように、毎日を大切に生きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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