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カテゴリ:ナースのつぶやき
以前にも言ったかもしれませんがコイケは今の病院に勤める前に、学生時代からずっと海辺のまちの個人病院(200床弱)に7年近くお世話になっていました。
そこでは近くに大きな病院もなく、よっぽどでなければ救急車も対応します。しかし中途半端な大きさなので、コイケは急性期病棟にいたのですが、夜勤では病棟の仕事と、時間外の外来、救急対応などすべて夜勤メンバー3人でこなしていました。しかも二交替なのではっきりいって激務です。しかし、当直の医師が一人だったので、急変があったときも医師とともに行動すればいいのでなんとかなっていました。 そんな今日はどうしてこんな前置きかって、夏だからです。 海の時期。いろんな救急患者さまに出会いました。 まずは溺水の患者さま、結果はほとんどが悲しい結果でした。小児も一度だけ対応した事があります。あの時はご両親の影で一緒に気がついたらみんな、泣いていました。ほかには、バーべQの片付けでのやけどや、ビーチの隅っこでくつろいでいて海パンがなぜか引っかかっていて車に引きずられ、背中を大やけどした人(コイケの友達のお兄さんでいまでは笑い話ですが。)、台風のために看板を補強してハシゴからおちた某コンビニの店長さん(ほぼ無傷でしたが救急車で来たため、一通り検査し、その結果、胃潰瘍がみつかり手術までしていかれました。)、後は、かなり飲酒され、海辺のホテルの温泉に入り、そこで倒れてしまい病院にまで旅行されてしまう方(結構な頻度でいろんな方がみえました)、などこれからの時期は夜勤もドキドキです。そんな夜勤ではいつも救急車の音にビクビクしていました。 そんな今は、救急車の音にまったく反応しない体になりました。以前は家でも、夜勤明けとかはドッキリしていたのに…。今は、仕事中は当たり前ですがさっぱり聞こえないし、小児科に入院される患者さまのなかにも救急車でこられる方は見えるけど、ほとんど病院で遭遇した事がないです。 病院の規模からしても来る頻度もかなり多いと思いますが、本当に来ているのか?って感じです。あっという間に鈍感になれました。(って、素質があったから!?)(-_-メ) あと。入職のオリで聞いた話では月に1回くらいの頻度で救急のヘリコプターがくるみたいなんだけど…。 病院の宣伝のための嘘?って思うくらい誰も見た事がありません。 ちょっぴり見てみたいのが本音です。 でも本当は救急車も、ヘリコプターもあまり活躍しないくらいみんなが健康でいられるのがいいんだけど。 そんな理想はかないっこないので、救急車もヘリコプターも大活躍してたくさんの人の病気が、少しでも早く治るといいなぁ、と思います。 救急隊員の方々もお疲れさまです。これからも頑張ってくださいっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/07/19 11:50:23 PM
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