|
カテゴリ:ナースのつぶやき
私たちナースの毎日のメイン処置ともいえるのが患者さまの清拭(温かいタオルで体を拭くこと)です。
小児病棟では、この清拭が一苦労。 コイケは何回もしつこい!といわれそうですが、以前勤めていた病院では、成人の病棟勤務で寝たきりの方が半分くらいみえる病棟だったので、大人の清拭もばっちり経験済みですが、取り合えず暑い!! 男のひとの背中なんて一回のタオルでは拭ききれません。 そして寝たきりの方は2名の看護師で行いことが多いですが、着替えひとつも大変です。麻痺があったりして、体位変換も技とコツが必要です。 人工呼吸器なんて付いている日には、いつもの倍の時間がかかります。 夏はやっぱりすべての患者さまの清拭が終了する頃には汗だくです。 (特に腋の下とか…)(^^ゞ そんな大人の清拭をかれこれ8年近く行っていたので、小児病棟に勤務するときはさぞかし楽だろう、と思ったら誤算でした。 子どもは看護師の姿を見るだけで、大暴れ。 一日の汚れを少しでも落とすために清拭しているのですが、一日に書く汗のうち、半分くらい清拭で汗かかせているんじゃないか、と思うくらい暴れて、汗びっしょりになります。コイケは最近はお顔から拭くのをやめて、最後に拭くことにしました。なぜなら清拭中、泣いて鼻水と涙でお顔が大変なことになるからです。 そして、終わった頃には、付き添いのお母さんとコイケは汗だく。 ここまでして、本当に大切なのか、この清拭。って感じですが、こんなときでないと、なかなか全身状態の観察もできなくて、でも首の下や耳の後ろの垢は毎日すごいので毎日戦っています。 ただ、全部の患者さまが嫌がるわけでなく、3歳くらいまでの子の2/3が嫌がるくらですが。 だから、きっとどこの看護師さんも、夏は毎日午前中は清拭で汗だくですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/08/11 06:03:24 PM
|
|