テーマ:本のある暮らし(3311)
カテゴリ:ふみつきの戯言
今上映してるんだと思うんだけど、映画じゃなくて原作を読みました。 ジョディ・フォスターの出てた『羊たちの沈黙』は、猟奇的内容だったけど、レクター博士は主人公ではなかったし。 『ハンニバル』は、アンソニー・ホプキンス演ずるハンニバル・レクター博士が主人公で、彼の人食いもあって、気持ち悪かった。。。 映像的には美しかったんだけど、周りの情景の美しさと起こってる出来事の内容のギャップがねぇ。 この世の生き物の中で一番の悪食なのは人間だそうだから、人も単なる生き物と考えれば食べ物とも言えるのかもしれないけど・・・・・と、思ったりもしたな、あの頃。
で、『ハンニバル・ライジング』は、あのレクター博士は、いかにして生まれたのか?と言うお話ですが。。。。 リトアニアのいいトコロの少年だったハンニバルも、ナチスのバルバロッサ作戦から第2次大戦を経て。。。。 紫婦人なる日本人の女性や、伊達家の甲冑や俳句・・・日本的な物も盛り沢山。 この作者(トマス・ハリス)って日本文化が好きなのだろか?
・・・ま、今回も、いかにして彼は『人食い』になったのか?なお話なので、ちょっと気持ち悪い話ではありますね。 鮮血だの、切断だの、防腐処置室だの、髑髏・骸骨・包帯・鎌・痙攣・猿轡・・・・・・ (随分難しい漢字だわ) 。。。。でも、本ですから、現実とは違いますから、ほ~、こ~してレクター博士が。。。と楽しめました。
・・・・こう言う本は、あっという間に読めるのに、読んで覚えなくちゃならない本は進まないのよねぇ。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.10 16:41:40
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