老後も筋肉が衰えない「強力ハツカネズミ」を科学者は創った。
記事のサイトはこちら→http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-1328550/Mighty-Mouse-created-retains-enhanced-muscle-bulk-ages.html
2010年11月
幹細胞の実験で、科学者達は、年をとっても筋肉が力強い状態を維持できる「強力ハツカネズミ」を創りました。
この大発見は、年金受給者が老齢化による体の衰えや骨折などのリスクを減らしたり、若さの力を取り戻せる薬の開発への道を切り開くことになると、記事で説明されています。
この種の薬は、筋ジストロフィーなどの筋肉の機能を徐々に衰えさせる病気を患う若い世代の人達も助けることが可能です。
幹細胞研究により、筋肉ネズミが作られましたが、これにより、筋肉疾患患者や高齢者への筋力維持、回復の為の薬剤の開発に道が開けたんですね。
この試みでは、幹細胞技術を使いネズミの筋肉を強化して、老化による筋肉の衰えを止めました。
しかし、この実験の最初の目的は、足に傷を負った動物に、幹細胞の注射をし、健康な動物の少量の筋肉線維を注射して、足の傷の回復過程をどのくらい促進してくれるかを見るための実験でした。研究家たちは、負傷個所の修復に重要なカギとなる幹細胞が、この動物の負傷した足の傷を治すのを促進してくれるような結果を期待していたのです。しかし、実験結果は予想を上回るものになりました。
数日のうちに傷が治ったばかりではなく、筋肉が強力になり、筋肉自体のサイズが元の2倍以上になりました。
そして、時間がたつとともにその筋肉の機能が衰えるのではなく、その大きさを保ち、動物の余生の間ずっとその力を維持したのです。
コロラド大学でその実験に携わっているブラッドリー・オルウィン教授は、「移植された幹細胞が永久的に筋肉線維に変化し、移植された筋肉線維の老化を軽減し、その力と筋肉組織の容積を維持し続けたということがわかりました。これは非常に驚くべきことであり、予期せぬ結果でした。」と言いました。
幹細胞は「空の細胞」で、体の他の部位の細胞に変化する能力を持っています。今回の実験の場合には、幹細胞と筋肉線維を注射することで、負傷した足の自然な治癒過程を促進してくれると考えていました。
研究家たちは、今度は人間の肝細胞をネズミに注射した場合にも同様の効果がみられるか試してみようとしています。
これは、運動選手などが自分の筋肉を増強するのにも応用できるかもしれないと、記事では説明しています。
私が個人的に気がかりなのは、老人の筋肉を強くしても、心臓がその若返った、または、増強された筋肉に血液を送り続けてその機能を維持するのは無理であると思うのです。もし、この状態であれば、年をとった心臓が先にとまってしまい、そのお年寄りは永遠にさようなら・・・となってしまうでしょう。
たがら、体自体の老化を止め、若返るような方法を探すのがいいと思いますね。
それまでは、私は瞑想と野菜中心の食生活で自分の健康維持をしてみようかと思っています。
あと、断食も健康には非常にいいのですが、私は若いころはよく断食をしていましたが、最近ではなかなか断食ができません。
でも、最近父と話をすると、父は私が以前父に断食を勧めたりしてた頃があり、最近断食を始めたらしいのです。それを聞いて、私は非常にびっくりしましたが、それと同時にとってもうれしかったですね。父が前向きに自分の健康のことを考え、断食をはじめているというのはとっても素晴らしいことだと思います。
私も、父に負けずに、また断食を始めようかと考えている今日この頃です・・・。