その後には、パラダイスのような社会がやって来るよ!
この記事を読まれる前にこちらを先にお読みください。
世界中で強まる市民の抗議運動が、パラダイスの社会を生む! 弥勒菩薩ラエル No.1
………これから起きる未来の歴史が証明してくれます。………( ´ ▽ ` )ノ
以下は、記事の翻訳の前半になります。
(^ー^)ノ
As Scorn for Vote Grows, Protests Surge Around Globe
投票に対する軽蔑が強くなればなるほど、ますます世界中で抗議運動が広まる 前半
記事掲載元: http://www.nytimes.com/2011/09/28/world/as-scorn-for-vote-grows-protests-surge-around-globe.html?_r=2
サイト名:ニューヨーク・タイムズ
By NICHOLAS KULISH
掲載日:9月 27日, 2011年
マドリード:何千万人もの幻滅したインド人達は、ハンストをやっている地方の活動家に喝采をあげています。(訳者:ハンストとは何かを認めさせるために長時間の断食をすること。)
イスラエルでは歴史上最大の街頭デモが起きていて政府はたじろいでいます。スペインやギリシャの激怒した若者たちは国中の公共の広場を占領しています。
彼等の訴えは汚職・腐敗から手頃な値段の家や仕事がないことまで様々で、世界中で共通な内容になっています。しかし、南アジアからヨーロッパの中心地、そして、今ではウォール街に致るまで、抗議する人たちには何か他に共通のものがあります。それは、伝統的な政治家たちと彼らが統括している民主的な政治的プロセスに対する慎重さ、より適切に言えば軽蔑心です。
彼らは皆各自が街頭に出て抗議運動をしています。何故なら、彼らはもう投票箱はほとんど信頼できないからです。
「私達の両親は投票していたので感謝してました、」と言うのは、マルタ・ソラナス、27歳、フランコ専制君主下の何十年かの間の高齢のスペイン人のことについて話しています。「私達が投票が意味がないということを最初に言い始めた世代です。」
成長し続ける収入格差、高い失業率、そして、不況が原因で、広範囲に広がり続けている社会的支出後退、そして、それによる市民の高まる不安感、この経済危機が、(この講義運動の)原動力となっています。疎外感は特に、ボイコットやストライキなどが起きているヨーロッパに蔓延し、このボイコットやストライキがロンドンやアテネでは暴力にまで発展しました。
しかし、勢いよく発展しているインドやイスラエルでさえ、抗議者たちは彼らの国の政治的階級や政治的階級の人間が既存の利益団体の関心を引こうとするやり方に非常に嫌気がさしているので、その民衆にとってはこの(政府の)システム自体に襲撃をかけるしか本当の変化をもたらすことは出来ないと感じています。
若いイスラエルの組織者は繰り返し非常に多くの群集を集めて、政府のリーダーたちは政党に関わらず、安全補償問題や急進的正統派のグループ、そしてその他の特別な興味にとらわれてしまい、自国の中流階級の人達に応じることが出来なくなってしまっている事を主張しています。
イスラエル市民 史上最大25万人以上 反政府抗議@テレアビブ アラブの春
世界の最大の民主主義において、活動家であるアンナ・ハザレ(Anna Hazare)は、インドの議会が官僚に責任をとらせる為の反腐敗的手段の実行を要求し、議会がそれらの要求をのむまで断食ストライキをしました。その結果、12日後にインド議会は彼に降参して、彼の主たる要求の幾つかを実施することにしました。「私達は、私達の問題を彼等が解決できるようにするために、私達の中から代表者を選びます。」と、25才のサリタ・シンフは言います。彼(彼女)の周りには、毎日ラミラ・メイデンに集まる何千もの人々がおり、モンスーンの雨が降り地面が当たり一面泥に変わりますが、それでも、抗議する人々はインドの国旗を振りかざし、愛国心あふれる歌を幾つか歌いました。
「しかし、それは実際には起きていません。腐敗が私たちの国を統治しているんです。」
アンナ・ハザレ、反腐敗法案をハンガーストライキで政府に訴える
ますます、市民のあらゆる年代層で、特に若い人たちは、政党の従来の仕組みや、ウェッブ上の多種多様な形態を受け入れる非階級組織的な一般参加型の労働組合などの従来の仕組みを拒否しています。
その意味で、民主主義の中での抗議運動は、チュニジアやエジプト、そして、リビアなどで独裁政権を揺るがし、それらの国々で長い年月政権の座にいたリーダー達を打倒した人達のようではないとも言えない様です。抗議者たちは、彼ら自身の政治的空間を作っており、そこは、エリート達の伝統的制度に対して、冷ややかな、時にはあからさまな敵対心さえむき出しにしています。
必要不可欠なWiki、そして、地図関連の道具、ビデオ、ソーシャル・ネットワークサイト、共有ニュース網のツイッター、そして、PayPalなどのサイトを利用した寄付金収集の容易さが同じ志を持つ個々人を一体化させることを即座に実行可能にしています。
「あなたは今20代から30代の自己で物事を準備する事に慣れている世代を見ています。」と、ヨチャイ・ベンクラー(Yochai Benkler)さんは言います。彼は、ハーバード大学でインターネットと社会の為のバークマン・センター(Berkman Center for Internet and Society at Harvard University)のディレクターをしています。「彼等は人生はより一般参加型であり、より分散型であり、従来型の組織、例えば州または大企業などに以前よりも依存しないものだと信じています。それらは、産業経済の中で支配的なやり方で物事をしていたが、彼等はもうこれ以上そのやり方はしていません。」
ヨナタン・レヴイは26歳ですが、彼はイスラエルにひょっこりと現れたテント市の数々を「美しい無政府状態」と呼びました。インターネットのチャットルームなどのようにリーダー不在の話し合いの輪が存在し、彼によると、それらのチャットルームは、「顔文字」の手サイン……例えば最後に話した人に対して同意しないことを意味する前腕を前で交差させる手サインや、頭上に手を上げて空中でぶらぶらと振り続ける賛成を意味する手サイン……などがあり、これらの手サインと同じものがスペインの公共の集まりでは使用されています。無料レッスン、無料の食べ物、インターネットの有罪判決により、全てが無料で与えられるべきです。
誰かが介入しなくてはいけませんでした、何故なら、「政治のシステムが市民を見捨てたからです。」とレヴイさんは言いました。
民主主義による資本主義の、共産主義の専制国家に対する最終的勝利が世に知られてから20年後に、人々の目覚めが起き始めました。
1991年のソヴィエトの崩壊に続いて、民主主義的機構と一緒になった自由主義経済は前へ前進する道だけを指し示していたという合意が出てきました。フランシス・福山氏の本「歴史と最後の人類の終わり」(The End of History and the Last Man)で指示されていたその合意は、果てしなく見える連続した危機の到来により、この合意が破壊されはしないか……と、揺るがされていました。その危機とは、1997年に起きたアジアの経済恐慌、2000年に起きたインターネット・バブル、2007年から2008年に起きたサブプライム危機、そして、ヨーロッパと米国で続いている負債による経済危機であり、これらの危機にたいする政策策定の不能ぶり、または、それらが市民に与える悪影響を和らげる能力のなさを指しています。
不満な投票者達は独裁者が国を選挙するために運動をしているわけではありません。しかし、彼らは冷戦時代の政治的選択肢が空虚なものに見えるとき、一度にどこに訴えればよいのか分からないと言います。「資本主義が1920年代に最悪の経済恐慌に陥ったときでさえ、実行可能な代替的展望は何もありませんでした。」と、英国人の左翼の著者のオーウェン・ジョーンズ(Owen Jones)さんは言いました。
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世界中で強まる市民の抗議運動が、パラダイスの社会を生む! 弥勒菩薩ラエル No.2 後半に続く………