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カテゴリ:科学
(※http://www.gizmodo.jp/2011/04/radiation_chart2.html) ◆管理人: 今回NASAが発表した、火星までの往復旅行(火星に行って直ぐに返ってくる事が前提)で浴びる放射線量の合計値は、 火星旅行の往復での被曝量:554~770ミリシーベルト だとわかった。 これと比較して、欧米人が一年間に自然界から浴びる放射線量が、 6.2ミリシーベルト 単純に計算しても、一年間に被曝する量の89.35倍~124.19倍の被曝をこの往復旅行でしてしまうのだ。 どれだけ違うかがわかるだろう。そして、これには太陽風の放射線は含まれていない。 火星まで行く時間は、燃料を節約出来るホーマン軌道を行けば、約8カ月で到着出来るという。しかし、地球に戻るためには惑星間の最適の距離・位置になるまで待たなくてはならず、地球を出発してから3年間は宇宙空間と火星の上で過ごさなくてはならない。帰りも8カ月かかるとするならば、3年8ヶ月間となる。(参考:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1434079204) しかし、今回のNASAが出した770ミリシーベルトは、火星での滞在期間は含まれず、記事にあるように「キュリオシティが2012年の火星到達までにかかった日数は253日だった」とあるので、恐らく、253日の2倍と見積もって計算したのであろう。 すると、往復で506日、約16.9ヶ月かかる事になる。すると 770mSv ÷ 506日 = 1.52ミリシーベルト/日 1日当り、1.52mSvの被曝をすることになる。 すると、4.07日で一年間分の被曝量になる。 これを体全身で浴びながら、4日おきに一年間分の被曝となると、計り知れない人体への影響が考えられる。 しかも、実際には、地球から出発してから3年間後に火星から地球へ出発出来るのであるから、こんなの到底生きて帰れはしないだろう。 3年間分の被曝量は?→1664.4mSv 生きてねぇってよ! ちなみに、CTスキャンとの比較をしてみると・・・ これも値は体の部位や使用する機械によりバラバラなのですが 胸部CT(最新鋭の機械):6.9mSv/1回 頭部外傷:3枚撮影→ 10~15mSv 胃腸のバリウム透視検査:20mSv 頭部CT(古い機械):40~50mSv/回 (参考:http://ameblo.jp/emkanayoshi/entry-11047097742.html) つまり、頭部のCTを32.9日ごとに1回ずつするようなもの。しかも、体全身するんですよ。往復で、15.37回CTスキャンを全身にするとどうなるか。多分、体中から癌が発症して即死でしょう。 月の場合、こちらのリンクでは、往復でおよそ7日 その間の被曝量は、10.64mSv(NASAの計算からすると) これは非常に乱暴な言い方して、CTスキャン一回分くらい。 死ぬことはないでしょうが、かなりの被曝量には変わりありませんし、体全身に受けるわけですから、ダメージは大きいでしょう。 すると、ネットでNASAは月へは行ってないというYouTubeビデオが良く見受けられますが、「行けるじゃん」と思うのですね。被曝量だけ見るなら。 もし、NASAが低めに数値を改ざんして発表していたとしたら・・・ これはもう、宇宙に飛び立てば、死ぬのは時間の問題かもしれない。地球に戻る前に、宇宙飛行士は宇宙船の中で死んでいるだろう。 幼少時のCTスキャンで発がんリスク上昇、英国で18万人を追跡調査 2012年06月07日 15:31 このリンクも参考にしてほしい。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10117466275 これ読むと、月まで行くのは無理かなぁ?と思っちゃう。 火星に行く以前に、この宇宙空間で受ける放射線や、太陽活動から出る太陽エネルギー粒子線などをどうやって遮断出来るのか、それをまず発見しなくては、行くにも行けないという事ではないか。 まあ、このようなプロジェクトは、単なる金儲けのために起こしたとしか言いようがないかもしれない。実際に行こうとして、人が宇宙船の中で被曝で死んでも、彼等にとっては何の意味もないに違いない。 それよりも、地球上の問題をまず解決するべきではないか?例えば、アメリカのシオニスト系銀行家達による世界支配計画などをなくすこと。 世界の貨幣制度をなくすこととか、戦争の全ての原因は金にあるのだから、その金をなくしてそれに変わる新しい仕組みを考えるべきだ。 それが、宇宙人エロヒムの最後の預言者・弥勒菩薩ラエルが考えられた「楽園主義という貨幣制度を廃止した労働がない共産主義システムなのだ。 宇宙に行くのは、エロヒムが地球に来て我々がエロヒムの指導のもと、世の中をもっとより良くしてからでも遅くはないと思う。 ◆管理人の考えの終わり ◆記事の紹介: 火星往復で浴びる放射線、許容限度超える恐れも NASA 投稿日:2013.05.31 Fri (at 15:19 JST) URL:http://www.cnn.co.jp/fringe/35032807.html (CNN) 地球から火星まで往復した宇宙飛行士は、即座に引退しなければならなくなるほど大量の放射線を浴びることになる――。米航空宇宙局(NASA)がそんな研究結果を30日の米科学誌サイエンスに発表した。 研究チームは、放射線評価検出器と呼ばれる装置で測定したデータを使い、火星探査機「キュリオシティ」が浴びた宇宙放射線量を調べた。 その結果、火星までの往復で浴びる宇宙放射線量は554~770ミリシーベルトと推計。これは5日ごとにCTスキャン検査を受けるのに等しく、NASAの宇宙飛行士がキャリアを通じて認められている許容限度ギリギリか、場合によっては超えてしまうこともあるという。 平均的な米国人が自然界などで浴びる放射線量は年間6.2ミリシーベルト。「宇宙の放射線環境は地球の数百倍に上り、シールドで閉ざされた宇宙船の中にも届く」と研究チームを率いるケーリー・ザイトリン氏は解説する。 途中省略 キュリオシティが2012年の火星到達までにかかった日数は253日だった。しかも、今回推計しているのは火星まで往復する間に浴びる放射線量のみ。宇宙飛行士が火星に滞在すれば、さらに多くの放射線を浴びることになる。 NASAの専門家によると、被曝(ひばく)の原因となる放射線の大部分を占める銀河宇宙線は、完全に遮断しようとすれば厚さ数メートルもの隔壁が必要になり、重すぎて宇宙船には乗せられない。また、太陽フレアやコロナ質量放出といった太陽活動によって生じる太陽エネルギー粒子線も問題になる。 NASAは2030年代に人類を火星に送り込む計画で、それまでにエンジンを改良して火星到達までの日数短縮を目指す。また、銀河宇宙線や太陽エネルギー粒子線を遮断するための技術開発も進めている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.17 22:31:56
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