イラン大統領 第65回国連総会演説(1)9.11テロへの見解
https://www.youtube.com/watch?v=Vc7tE49TzpY
2010年9月23日。イラン大統領、マフム-ド・アフマディネジャ-ドの発言より・・・
世界の大部分の国々が少数の西洋国家に支配されるようになりました。
何千人もの人々が奴隷になりました。その結果、何千万もの家族が破壊されました。
植民地化された国々の全ての資源、権利、文化が奪われました。土地は占領され原住民は侮辱され大量に殺されました。
しかしながら、国々は蜂起し植民地主義は排除され国々の独立が認められました。
尊敬、繁栄、安全への希望が人々の中に再び生まれました。
前世紀の初め、自由、人権、民主主義の美しい原動力が過去の傷を癒やす希望をうみしまた。
しかしながら、今日、これらの夢は実現していないだけではなく、歴史には更に苦い記憶が記されました。2つの世界大戦、パレスチナの占領、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イランに対するイラクの戦争、アフガニスタンとイラクの占領、アフリカの紛争では何億人もの人々が殺害され負傷し強制移住させられました。テロリズム、麻薬の生産、貧困、社会での不平等が増加しました。
ラテンアメリカの独裁的なクーデター政府が西洋の支援を受けてかつてない犯罪を犯しました。
軍縮のかわりに核兵器、生物化学兵器が増殖し保存され、世界を大きな危険にさらしています。
並行して同じ植民地主義者と奴隷の主人のかつての富が追求れ覚ましたが、今回はそれは別の外観を持っています。
第二の理由は、現在の秩序と資本主義の欠陥で、最近の政府管轄・構造に関係があります。
国際連盟ついで国際連合が平和と安全そして人権擁護のために創設されました。これは実際はグローバルな統括です。
3つの事件を調べれば現在の世界統治システムを分析することが出来ます。
まず、最初は2001/09/11の事件です。この事件は約10年間世界全体に影響を及ぼしました。突然、ツインタワー攻撃のニュースが大量のビデオ映像を用いて報道されました。ほぼ全ての国々の政府と著名人が強くこの事件を避難しました。
しかし、その後プロパガンダ機械が全力で動作し始め、世界全体がテロリズムという名の巨大な危険にさらされているとほのめかし、世界を救う唯一の方法はアフガニスタンに軍を派遣することだと主張しました。最終的にアフガニスタン、そして、その少し後になってイラクが占領されました。
さて、ここで注意して聞いて下さい。9/11には約3000人の人々が死亡したそうです。私達は皆、これを悲しく思います。しかし、現在アフガニスタンとイラクでは何十万人もの人々が殺され続けています。数百万人が負傷し強制移住させられ、この紛争は広がり続けています。
9.11テロ攻撃の責任者の特定に関して、3つの見解が存在します。第一の見解は、アメリカの安全・情報の全ての措置を突破する事ができる複雑で強力なテロリストの集団がこの攻撃を行ったというものです。これがアメリカの政治家が支持する主要な解釈です。
第二の見解は、シオニスト政権を救うため、アメリカ政府の一部の人々がアメリカ経済と衰退と、中東での支配の状況を逆転させるためにこれらのテロを仕組んだというものです。アメリカ国民の大多数、そして、世界中の国々の人々と政治家の多くがこの見解に同意するでしょう。
第三の見解は、9.11テロがテロリスト集団によって行われたが、アメリカがこれを支援して、この状況から利益を得たというものです。この見解を支持するものはあまり多くないようです。
事件と関係のある主要な証拠は大量の瓦礫の中に発見された幾つかのパスポートと居住者の不明な1人の人物のビデオだけです。しかし、この人物はアメリカの政府高官と共に石油事業に関わっていた事が知られています。同様に隠蔽されている点は、爆発や火事のために自爆テロリストの痕跡は全く存在しないと言われています。
これらの3つの見解に関して、幾つかの回答されなくてはならない問いが残ります。
第一に、独立した調査団に綿密な調査を行わせた方が懸命ではなくでしょうか。テロ攻撃に関わる要素を結論的に特定しそれらに対する合理的な措置を計画するためです。
第二に、アメリカ政府の見解を考慮する場合、軍隊を大規模に派遣して古典的な戦争を始めることは合理的でしょうか。軍の派遣によって何十万人もの人々が死亡しました。テロリスト集団への反撃のためにこのような戦争を行うべきでしょうか?
第三に、イランで、400人の無実の人々を殺したリギのテロリスト集団に反撃するために、イランがとったような作戦行動を選ぶ事は可能ではなかったでしょうか?イランの介入では無実の人は1人も負傷しませんでした。9.11の事件に関する事実について、国際連合が独立した事実解明するための調査団を設置する事が提案されています。それにより、将来、この主題に関して異なる意見を述べることが禁止されなくなるでしょう。
私はこの場を借りて、来年イラン・イスラム共和国がテロリズムとテロは防止策を研究するための会議を開く事をお知らせします。世界中の国の政府高官、学者、専門家、思想家、研究家、研究所の方々にこの会議に参加して頂きたいと思います。
日本はアメリカの属国をやめ、イラン大統領を日本の総理大臣にするべきですね。
そうすれば、人類の社会が平和になる日もそう遠くないでしょう。
イラン大統領 第65回国連総会演説(2)で世界平和のための提案。弥勒菩薩ラエルは楽園主義を提唱。