香港で韓流

COCOが３９度の熱が出て、咳も酷いから、近所の総合病院Aに行ってきた。けど、行ってきて思ったことは、この病院、本当に金儲け主義だなあ。

だって、高熱だから、一応肺炎とかインフルエンザだったら怖いから、X線と判定検査をして欲しいって言ったら、担当医、息子を普通に診察しただけで、かなり悪い状態だから、即入院しましょう。だって。

え？入院の前に、検査をしないの？って言ったら、入院してから、ゆっくりやろうという。そして誰か娘さんの面倒を見てくれる人がいるんなら連絡して、ってどんどん入院に話を持っていく。
そりゃぁ、素人だし、お医者さんに＜かなり悪い状態＞だなんて言われれば、＜そうか、入院か＞って思ってしまう。でも旦那に電話した後に、冷静になって考えてみれば、やっぱりちょっと…。おかしい。
そして入院手続きに行ってみれば、なんだかベッドの空きがないらしい。
なんのこっちゃ。
医者はただただ入院を勧め、肝心のベッドは無く。私は幼児２人を連れて、只でさえ、大変だというのに、時間だけが過ぎていく。その間もCOCOは辛そうに咳をしている。

もう一回聞いてみよう、と意を決し、受付嬢に訴えてみる。いきなり入院と言われても、旦那は中国だし、娘の面倒を見てもらうにも、義実家には限度がある。そして入院の前に、先にインフルエンザかどうか、肺炎の疑いはないのかどうか、その検査をしないと、入院はちょっとしかねる、と。
受付嬢が担当医に話をしてくれ、私達は再度診察室へ。
担当医は、ちょっと困ったような顔で、色々と言い訳を言う。インフルエンザの検査とかX線とか、先にやってくれないのか？と再度聞くと、
検査はすぐに結果が出ない。１２時間掛かる。ですって。
＜日本では、ものの１０分で終わりましたけど…。＞と言うと、担当医＜やばい！＞という表情をした。こんなに医学の発展している香港で、先生の言うことは本当なのかな？悪いけどちょっと疑ってしまった。

結局、COCOは入院しなくても済み、薬を貰い家に帰れた。でも、何だかんだと言って検査はしてもらえなかった。旦那にその話をしたら、だからあそこは嫌いなんだ。すぐに入院させたがるからと言っていた。
家に帰って、薬を飲んでCOCOは眠った。無事に朝になり、熱も引いたし、咳も少し良くなった。入院していたら、どうなっていたのだろう。お会計２０００ドルです！チーン！ってことになっていたと思う。いや、今日退院出来ていたかもわからない。これに比べると、日本の病院は頼りになるなと思った。雨で大変だったから近所のAに行ったんだけど、やっぱり次回は止めようと思う。