旅せよ、おトメ♡　（旧ふにゃとジーニと、時々オカン）

　　　やってきました、高校野球の熱い夏が・・・。



　　開会あいさつは『口蹄疫被害』の為、開会式の中止・準決勝まで無観客試合と


　　散々な地方予選をを余儀なくされた宮崎の高校球児に及ぶ話が多く


　　思わず『うるうる』してしまいました。




　　　以前は始球式と言えば『文部大臣』その後『文部科学大臣』が行っていましたが


　　何年か前から選ばれた高校球児が行う様になりましたね。


　　覚えているのは数年前の


　　『川で溺れた人を助けた』京都の球児、仲良し３人組です。


　　１人が投げ、１人が捕手、１人が守り・・・、胸が熱くなりました。



　　今年は宮崎県立高鍋農業高校野球部、田村栄二主将が大役を任されました。


　　高鍋農業高校は口蹄疫被害の為、実習用に飼育していた牛・豚が感染の疑いの為


　　殺処分された。日本高野連は口蹄疫被害からの復興への応援として同校野球部には


　　畜産農家の部員もいることから高鍋農業高校の野球部主将に決定したそうです。

　　緊張をほぐすように塁審の方が話しかけて、笑顔でマウンドに立つ姿に

　　胸が熱くなりました。

　　ボールがワンバウンドしてちょっと残念そうだったけど、んなこたぁドンマイ　

　　

　　また、開会式の行進先導は兵庫県立佐用高校野球部・西田直矢主将が務めました。


　　昨年夏、佐用町は豪雨に見舞われ多大な被害に遭いましたが


　　佐用高校野球部は災害復旧のボランティア活動を行っていたからだそうです。


　　確か以前は大会役員がやっていたと記憶してるんですが・・・。



　　粋な計らいですね。




　　　それにしても『全国高校野球大会』ってスゴイですよね。


　　全国の野球をやっている高校生のほとんどが参加できるんですよ。


　　全国大会開催中はＮＨＫを完全ジャックして全試合が完全放送されるなんて・・・


　　そんなスポーツってありますか。


　　アマチュアのしかも高校生が郷土愛を背負って戦うなんて


　　おそらく世界でも稀なことだと思います。


　　この大会を初めて提案した人ってすごいなぁ・・・。


　　オカンも孫が出来たらまた楽しみが増えるんだけど・・・。