旅せよ、おトメ♡　（旧ふにゃとジーニと、時々オカン）

　　　今日、夕方夕飯の準備をしていると長男が


　　「玄関のドアのところにトリがいるんだけど知ってた？」


　　玄関に行くと既にオトンと長女が見ている先にはナンのヒナかわからない


　　グレーのちょっと大きめのもふもふのヒナがうずくまっていました。


　　ホントにドアの下にいるのでヘタにドアの開け閉めが出来ません。


　　人を怖がる様子もなく娘が指で撫でても逃げません。


　　オカンの声に反応し首を回して見上げる格好で見つめてきます。


　　その顔のなんてまあ可愛い事、何か言いたげにこちらを見つめます。


　　実はオカンは鳥類が苦手・・・、恐いんです・・・ヘタレ。


　　何を食べるのか全然わからないので『水菜の先っぽ』や『柔らかくしたパンの耳』を


　　やってみるものの「ぱくっ」とくちばしで挟んだままどうしたものかわからない様子


　　親鳥が口の中に入れてやらないと無理なのでしょうね。


　　ペットボトルのキャップに水を入れても飲めない様子


　　ケガをして飛べないのか、もともと小さすぎて飛べないのか・・・


　　オカン「うちに来たのも何かの縁、飛べるまで面倒を見よう」（ホントは怖いんだけど）

　　鳥かごなんて無いのでオトンの靴の箱に新聞紙をしいて


　　オトンが箱に入れようと手で覆った瞬間、ビックリしたようで


　　暴れてしまい箱に落ちてしまい


　　その後直ぐ箱のふちに自分で止まり「ぴーぴー」と鳴いたのです。


　　するとナントどこからか「ピーピー」と鳴く声が聞こえ


　　交互に鳴き合い、これは親鳥がヒナを探しているんだとわかったので


　　そっとしておくことにしました。そのうちマンションの外廊下（我が家は２階です）の縁に移動して


　　「ぴーぴー」、娘「落ちたら死んじゃうよぉ」


　　でも、近くの電線に２羽親鳥らしいシュッとした


　　スズメより大きくてハトより小さい鳥が「ピーピー」呼応しながら


　　こちらの様子をうかがっています。


　　「人間がいたら近寄れないから家に入っていよう」


　　でも、娘はドアの隙間から覗いています・・・


　　「今、親子連れが気がついてすぐそばで覗いてる」


　　ヒナがビックリして落っこちることが心配な様です。


　　それとなく親鳥がいてヒナを心配している事を告げるとすぐに


　　親子連れが移動してくれて・・・見たら・・・いました、ホッ


　　一旦家に入り、しばらくそのままにしておき、再び見たらヒナも親鳥ももういませんでした。


　　まさか落っこちたりして・・・、


　　下をのぞきましたが日が暮れて見えません・・・


　　「ぴーーぴーー」と一度聞こえましたがそれきりでした・・・


　　親鳥と一緒になれていたらよいのですが・・・。



　　　なぜ、我が家だったのか、どうやってここまでこれたのか・・・謎です。




　　それにしても、あのオカンを見つめるファニーフェイスが忘れられません。