カテゴリ:観劇・映画・芸術
連日暑い日が続いています、おっとでも九州は台風で大変、 宮崎では1時間に100ミリ以上の大雨になったとか・・・ 友人にラインしたら午前中にはもう落ち着いたとか・・・ これからお盆休みにかけても台風が控えているので心配です。 さて、この夏は梅雨が明けたと思ったらすぐに八月 子供たちの夏休みももう中盤に入るんですね、なんて早い。 我が家の子供たちはもうみんな社会人、 今までいろいろお出かけに付き合ってくれていた娘もなかなか時間が取れません。 いよいよ、おひとりさまお出かけが多くなりました。 オトン「にこんな展示会があるから行ってみたら」と薦められて 行ってきました。 詳しくはこちら松方コレクション展 7月23日(火)、まだ梅雨が明けていない雨模様の日ならひとが少ないだろう・・・ あ、結構チケット売り場に人が並んでいました。 でも、土日はとんでもない列になるそうです。平日行きましょう。 右のゴッホの『アルルの寝室』がお目当てでしたが モネ、ゴーギャン、ムンク・・・日本に返還されなかった作品を ゆっくり見て回れました。 日本の為にたくさんのヨーロッパの絵画を買い集めてくれた松方幸次郎、 学生が西洋の芸術に触れられるようにと美術館を設立を目指していましたが 第一次世界大戦、金融恐慌、第二次世界大戦などに阻まれ 夢はかないませんでした。ヨーロッパに残った作品、 イギリスでは保管されていた建物の火災で失った800点もの絵画、 どんなに落胆したでしょう。戦後ほとんどの絵画が日本に返還されましたが ゴッホやゴーギャンなど20点はヨーロッパの美術館所蔵です。 保管状態が悪かったので上半分以上が破損していたモネの『睡蓮』は 現在AIを駆使して修復作業中だそうです(モネの睡蓮は複数あります)。 企画展を見た後は同じチケットで常設展を観ることができるので 是非行ってみましょう。企画展のチケットで常設展に入れます。 常設展は何点かの撮影NG以外はフラッシュ無しで撮影OKです。 2点、お腹が空いてやたら美味しそうに見えました。 実際はもっとみずみずしく描かれていたのですが・・・。 こういうのスペイン・マドリードにある テッセン・ボルネミッサ美術館でたくさん見ました。 アンソニー・ヴァン・ダイク作 『レガネース侯爵 ディエゴ・フェリーペ・デ・グスマン』 エドワールト・コリール作 『ヴァニタス ―書物と髑髏のある静物』 怖いけどなぜか魅かれた絵です。 北欧の女流画家の特別展もやっていました。 こちらも常設展の流れで観ることができます。6.18~9.23 マリア・ヴィーク 『古びた部屋の片隅、静物』 グラスがホント繊細で何故か見入ってしまった絵です。 ヘレン・シャルフベック 『母と子』 『占い師(黄色いドレスの女性)』 この二点同じヘレン・シャルフベックの作品です。 画風が全く違います、どちらも良いですね。特に好きだな・・・ と思った画家さんでした。 他にもたくさんの女性の画家さんの作品があり、 そういえば『ムーミン』の作者トーベ・マリカ・ヤンソンもファインランドの 絵本作家さんでした。北欧の女性は才能豊かなのかな。 特別展を出て他の部屋にも有名画家の絵がたくさんあります。 ジョルジュ・ルオー作 『道化師』 パブロ・ピカソ 作(たぶん) 『男と女』(たぶん) パブロ・ピカソ 作 『アトリエの女』 常設展でも有名な画家の絵がたくさんあります。 高校生・大学生と思しきグループ、小学校高学年のお子さん連れの家族、 母と娘、ご夫婦、もちろんオカンのような『おひとりさま』・・・ 色んな人がいました。 夏休みも半分が過ぎようとしていますが、せっかくなのでぜひ行ってみてはいかがでしょう。 入場料等詳しいことは は上のリンク 松方コレクションをクリックしてください。 常設展は コチラ をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.08.14 08:42:37
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