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世界史は、歴史ヲタクを蹴落とす事は矢張り無理ですが妙な勘違いをしていなければそれなりに点数はいく筈です。
・・・平均点も破壊的に高いでしょうがね。 今回は割りと親切な問題ばかりで一夜漬けでもOKな問題が多かったですから。 明日は現代文ですから読書に勤しんでます♪ 前に欲しいと書いた宮城谷昌光の『介子推』を買いました。 持ち運びに便利な文庫本。 半分くらいまで読んだんですが・・・ うん、せつねー(TロT) つぅか・・・頭の中で清廉潔白見目麗しい美青年の介推像が出来てしまって・・・! えぇ一瞬で・・・! 文章の端々からわかる介推(カイスイと読む)の清々しい容貌、清廉潔白さ・・・そしてそれが全く厭味じゃない。 嗚呼介推ー! そげに綺麗な心のまんまじゃ波乱の春秋時代は生き抜けナイのよぉおおお!あんまり美しい話で読み進めるのも有れだ、 せつねええええええええええええ!!! おうおう・・・(TロT) 介推のお母さんも素晴らしいお人だしさァ・・・! もうやばいこれ。 父が ちらり、と私の読んでる『介子推』をみて一言。 「お前またあからさまに非若い子向けな本読んでるのな別にいいけど」 ウルセ! 何ですか世界の以下略とかDeepLoveとか読んでれば満足ですが父上。と申したら「イヤ其れは其れで似合わない・・・」 私は何読めば宜しいのよ(笑) 母には「アンタ、中世ヨーロッパとか西洋ファンタジー好きじゃなかったの」といわれましたが、面白ければ何でもアリです。 中国だって古代文明は浪漫を感じますよ。 近代史が面白くないというか面白さが解らないだけ。 アハ・・・ 読み終わってしまった・・・介子推・・・ ああー!勿体無い! もっと時間かけて読めばよいものを・・・!! でもまァ、解説の言葉を借りれば“やさしい幕切れ”でアタシャなんだかほっとしましたよ。 つ、次は同作者の『重耳』買おうかな・・・ 介推出てくるし・・・! 『介子推』ですが、主人公介推も勿論大好きですが、家人(使用人みたいなもんか)の茲英が・・・可愛い・・・行動が可愛い。 茲英はそうですね・・・例えるなら指輪物語のサム。 ていうか、映画版のお姫様(*矢鱈守られてる可愛らしいフロドの意)フロドでは無く、大層男前な(人によって基準は異なる)原作版フロドに付き従う忠実なサムみたいなひとですねー。 では彼の一番可愛いシィンを抜粋します。 文庫本『介子推』P113~P114より抜粋 「これは天空を飛ぶ竜ですよね」 「そのようだな」 「いつか推さまは、この竜のように、人に仰ぎみられる人になるかもしれない」 「そうなりたいものだ」 介推は茲英の掌にある玉に目をおとした。 「そうなったとき、置き去りにされないように、玉にたのんでいるのです」 と、茲英は殊勝なことをいった。 可愛い~・・・(腐) 忠実な侍従である茲英。 でも忠義と服従を取り違えていない、介推が間違っていると思えばいさめる侍従の鑑。 (*´Д`)クハァ~♪ 明日の生徒総会の時にでもじっくり再読しよう・・・(コラ) 宮城谷さんの作品を読むのが介子推が初めてなのですが、この方の文章は気品があります。品格高いとはこのことか。 ごちゃごちゃ飾り立てず、さらりとテンポ良く進む文。 それなのに、登場人物たちの姿がありありと目に浮かぶ。 頭の中ではまるで映画みたいに登場人物たちが動いているのです。本を読んでいるのに映画をみてるみたいな・・・? 嗚呼。上手くかけないなァ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年05月28日 01時17分50秒
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