いい親子関係を~
ずっといい親子関係を維持できるようにしましょう人間関係の中もっとも親密な関係である夫婦と親子は、ずっと仲がよく、いい関係でありたいもの。ずっと仲がよい夫婦、仲がよい家族もありますが、いつの間にか「同居人」のような関係になってしまったり、対立したり冷え冷えした関係になってしまう例も少なくない。いい夫婦関係を維持するためには、そのための意識した努力をお互いにすることが必要ですが、親子関係も同じことが言える。子どもが中高生になると、ほとんど口をきかなくなるようなことは、珍しくない。赤ちゃんや幼児期、親は子どもを心からかわいいと思って育て、子どもも親を心から慕っていたのが、いつの間にかそんな関係になってしまうのは、悲しいこと。こうなる原因は何??親は子どもを「指導」しなければならないと考え、子どもへの声かけが、指示、命令、禁止、説教、叱責などが多くなってしまう。子どもが外であった出来事を話したり、不平や不満、悩みや辛い気持ちなどを訴えても、子どもの気持ちを十分にわかってあげようしないで、つい説教や叱責、叱咤激励などをしてしまいがちになる。子どもが意見を言ったり、主張をしたりしても、最後は親の考えを押し通してしまうことが多い。こういうことが度重なると、子どもは次のように考えてしまう。どうせ親に話しても、自分の気持ちはわかってもらえないので、言うだけ無駄だ何か言えば、すぐ説教されたり、叱られたり、叱咤激励されたりするので、余計なことは言わない方がよい。話し合っても最終的には、自分の意見など取り上げてもらえないので、言う気がしない親にも欠点があり、問題のある行動もいっぱいある。親も出来ていないことを棚に上げて、子どもには厳しい要求をするのは、身勝手だ。なぜこのようになってしまうかを考えると、親が子どもと相対する時に、次のように考えてしまいがちだからでは??子どもは、まだ未熟で、何もわかっていないので、人生経験豊富で、思慮分別のある大人が「指導」してやらないといけない。親の考えは常に正しい。だから子どもは親の言うことを、聞くべきである。子どもにまかせておいては、安易な方に流れてしまう。親は子どもを厳しい姿勢で正しい方向に導いてやらなければならない。 親子が何でも話せる関係を維持するために必要な考え方多くの親が上記のようになってしまいがちなのですが、中にはいつまでも、親子がいろいろなことを話しあう、親密で仲のよい関係を保っている家庭がありますね。その秘訣は何でしょうか。そういう親は次のように考えられる。子どもは親の所有物でも分身でもない別個の人格を持った存在である。親の意のままにしたいという気持ちを持ってはいけない。子どもには子どもの考えや意見がある。また常に親が正しいというのは思い上がりではないだろうか。子どもの意思を尊重することも大事だ。親の自分も欠点もいっぱいあり、出来ていないことも多い普通の人間だ。それを棚にあげて一方的に子どもを責めたり、自分もなかなか出来ないような無理な要求を子どもにするのはやめよう。子どもも、自分の意思を尊重され、まかされると、しっかりしなくては思って自分で自分を律するようになるはずだ。また時には子どものやりたいようにやらせて、失敗を経験させることも大事だろう。親自身が謙虚な気持ちを持って努力する 子どもは、親が自分のことを棚に上げて、親もできていないようなことを、一方的に子どもに要求したり、命令したりすると、激しい反発を感じるもの。親はなぜか自分の子どもに対する時だけは、あたかも自分はパーフェクトであるかのごとく考えて、子どもに一方的な厳しい要求をしてしまうことがある。「同じことを自分は子どもの時に出来ていただろうか。」「大人になった今も、ちゃんと出来るだろうか」と考えてみるとけっこう厳しい要求を一方的にしていることに気がつくもの。親自身も今の自分を反省して、向上するための努力をしつつ、子どもと一緒に成長しようと思うことが大事。そういう気持ちがあると、おのずと子どもに対しても、思いやりのある言葉がけができて子どもも素直に聞こうとする。「お母さんも、ちゃんと出来ていないこともあるので、気をつけるわ。○○ちゃんも~するようにしようね。」「お母さんも、子どものころよく言われたわ。わかっていてもなかなか出来ないものよね、でもやっぱり~だから、~しようね。」という言い方なら、子どもも反発を感じることがなく、聞く気になるもの。子ども自身に考えさせれば、自分をコントロールする力が育つ とかく親は、子どもは親がすべてリードし、「指導」しなければいけないと考えがち。また親が厳しい目を光らせていなければ、子どもは駄目になっていくように思う傾向にある。確かにそういう側面がないとは言えないのですが、子どもはやり方しだいで、自分を自分で律し、コントロールし、自分を自分で成長させるようにもなり、そのためには、親が最初からリードしたり、指示・命令するのではなく、考えさせるように!!「こういうことをしたら、どうなると思う?」「どうするといいと思う?」と問いかけて考えさせると、幼児でも徐々に自分を自分でコントロールできるようになる。もちろん、すぐには出来ないものですが、忍耐強く「考えさせる」ということを続けていくうちに、出来るようになってくる。指示命令されたことをするのは、大人同様、子どもも嫌なものですが、自発的に「こうしよう」と思ったことは、苦痛を感じることなく出来るもの。「親はすぐ説教や命令をする」「口やかましくて叱られてばかりる」・・・こういう気持ちを持った子どもは、次第に親を避けるようになります。親子がずっと、何でも話し合えて、親密な関係でいられるように、直接的に指示命令したり、説教したりするのではなく、子どもに考えさせて、自分で自分をコントロールする力をつけてあげるように!だ、そうです・・・『さい』をやめてって言った子供も。。。いるとか。~しなさい。~やめなさい。~気をつけなさい。というふうに~さいって命令形!!ううう!『さい』って言わないよう、のみ込むようにはしてるけど。出るのよね。『お母さんは、~だと思うよ』って言うときも、怒こってる時は、思うよってところが強く(嫌味)なってる。アセアセそして、子供は笑って逃げる。。。何度も言う、言い聞かせ!難しいねー。