久しぶりに本誌銀魂感想・第二百六十六訓『人気投票なんて燃えて灰になれ』
いや・・・なんかもう・・・今週のジャンプ読みました。銀魂第二百六十六訓『人気投票なんて燃えて灰になれ』読みました。 ・・・速攻でジャンプ買いました。 あまりに!あまりに・・・萌え・・・いや・・・その・・・なんか今さら、『That's 銀魂!!』ですよ!! いやなんかもう。「なんかもう」ばっかで恐縮ですが;・・・なんかもう!!何これ!最高!! まずは、このサブタイトル・・・これ、絶対空知先生の本音ですよ;キャラクターに順位をつけることに、怒ってますよ;; 『だって、下位のキャラクター可哀そうじゃん!こんなに可愛いのに!!』・・・って思ってますよ、絶対。 そもそも、銀魂のキャラクターは順位を付けて愛するものじゃないんだーー!!だって本当に生きてるんだもん!生きてる人間一人ひとりの人生なんて、比べるもんじゃねーー!! ・・・という、そんな主張をものすごく感じます^^。 やっぱりこの辺の空知先生の感覚が・・・もう;銀魂が銀魂であり、キャラクターがまさに生きているその理由だと思います。だって、「ジブリのマニアックトークで女性の好みを語り合うようなキャラクター」なんて、「生きている」以外の何だと・・・; 本編を読んだ最初の印象は・・・『何この原点回帰!!』でした。 総悟くんと神楽ちゃんのいがみ合いとか・・・万事屋と親選組のライバル対決とか・・・なんかすごい懐かしい感覚!! ・・・空知先生・・・人気投票のランキングという「不本意」なものに、銀魂の「本質・原点(本意)」で対抗してる?!・・・なんて深読みをしてみたり。 昨夜は妹とず~~っと、一時間以上w、今回の銀魂の面白さ、凄さについて電話で議論していたのですが、行き着いた結論はこちら。↓ 結局、「銀魂の本質」って 新八くんの観てる世界なんだよ。 だから今回が、まさに「銀魂」だと思うんです。 銀さんと総悟くんはしゅっとしてカッコよくて、神楽ちゃんはわがままで可愛くて、土方さんはカッコよく可愛くて、近藤さんはいい人で、桂さんは相変わらず意味不明で、長谷川さんは可哀相なダンディで・・・。 ここまで来て、今更ながらふと。結局、私・・・妹もですが、「銀魂」を読むって、「新八くん視点で世界を観ること」なんじゃ・・・という考えにいたりました。 だってお妙さん・・・姉上が大好きだし。とにかく幸せになって欲しいし。お妙さんが万事屋と絡むのが好きって・・・それ完全に「新八くんの幸せ」だし。 そもそも、読者に提供されている情報量は、新八くんの観ている世界とほぼ同等のはずです。真選組のエピソードに関してはイレギュラーですが。 っていうか、それもそれで当たり前なんでしょうか。だって、もともとそういう始まりで、「新八くんが学ぶ」っていうので、各話が「訓」なんですから。 う~ん・・・やっぱり新八くんは「準主役」という名の「主観」ですね!ってことを再確認。 しかし、面白いなぁ!!空知先生に、「飽きる」とか「手を抜く」とか、 そういったものは存在しないのでしょうか。 この話が収録されるのなんて、30の大台の巻ですよ。未だ未だ一話がこの詰まりよう。(むしろどんどん密度が濃くなる神秘) 連載漫画を定期購読することって、 「アーティスト性の限界」の定義を 更新していくことですね。 さてさて、最期に、今回の銀魂、その他の個人的見所を↓ ・マスコットキャラクターの覇権争い・・・定春の顔が忘れられない・ドSコンビに苛められて、謝っちゃう土方さん・1位なのに不満な銀さん・・・単に真選組を落としめたいだけかもですがw 万事屋ラブですなぁ///・土方さんと総悟くんの仲のよさ・・・最近本当に仲がいいと思います; 近藤さんも入れてあげてw 来週はどうなるんでしょうか~!? よくよく考えれば、空知先生、本当に消していいと思ってるやつからランキング除名してますからね。・・・山崎さん・・・は、表紙シリーズ同様、人気ランキングなぞにはに入ってはいけないキャラクターだし、・・・空知英秋・・・自分なんて銀魂ワールドには存在しなくていいしw。 ・・・本当にどうなるんでしょうかこれ。こう考えると、ただのギャグ回では決してないですよ。空知先生の純度の高い「本意」ですよ。 ・・・来週が待ち遠しいです。 By姉