マンガ感想・『妖怪ハンター 地の巻』諸星大二郎先生
おはようございます。漫画の感想が書き切れません・・・。ちょっとずつ・・・。 『妖怪ハンター 地の巻』(諸星大二郎先生、集英社)考古学界の異端児・稗田礼二郎教授のフィールドノート。そこに記されているのは、一見不思議な土着文化に潜む、居世界への扉の数々だった。コツコツ読み進めている諸星先生の著作品。これは、稗田先生という統一の人物は出てきますが、基本的には短編集です。「地の巻き」ということもあり、大地が裂けたり、実際に居世界の扉が開いたりするお話が多かったです。・・・おっもしろかった!!!どの作品も、本当に読み応えがあります。・・・怖いんですけどね!怖いんですけど・・・面白いんです><個人的には、・生命の木・・・隠れキリシタンの里で起きた殺人事件。その真実。・海竜祭の夜・・・平家伝説の伝わる島の、「観てはいけない」祭り。・闇の客人(まろうど)・・・観光客向けに90年ぶりに復活した祭。その正体。・・・がお気に入り。この3作は、作りが似ている気がします。地方土着の不思議な「祭事」を調べて行き、ラストに「なるほど!」という、天地を揺るがすようなダイナミックな真実が待っています。お祭り・・・好きなんですよ;通というほど詳しくはないんですが。「日本の伝説」(各地方ごとにまとめてある)こんな本↑買って、喜んでる奴ですから・・・;土着文化が、意味不明のようで、 意味(というより、現実に影響)があるというスタンスが・・・納得です。この1冊があんまり面白かったので、諸星先生のコミックを、また数冊アマゾンで注文しちゃいました。まだまだ有名な作品も読んでいないので。楽しみ♪「妖怪ハンター」も、あと「天」と「水」の巻があるみたいです。これは読まねば!by姉