映画感想・『アナと雪の女王』
日曜日に、ようやく観て来ました~!『アナと雪の女王』(2013年・ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ)プリンセスものとしては、ラプンツェルの次の作品、という位置づけでいいのでしょうか?とうとう日本での興行収入が200億に到達しそうだそうで・・・えっと・・・ですね。えっと・・・なんていうかな。面白かったですよ。とにかく、雪の女王・エルサ女王の美しさはいちいち息を飲みましたし、妹・アナ王女は、ザ・ディズニープリンセスという度胸のある愛されキャラで、最初聞いた時は、「どうなんだそれは」と思った「Wヒロイン」の面白さが凄く立っていたと思います。ミュージカルシーンは、「自信あるんだな~」っていう堂々としたものがありましたし、何より、松たか子さん・神田沙也加さんの、表情・情景ばっちりで高らかな唄声が気持ちよかった!たぶん、子どもはアナの声で歌い上げることに憧れて、大人は、エルサの♪Let It Goで、憂さを思いっきり吐き出すことに憧れるんだろうな~・・・。両方の視点を取り込める・・・「大ヒット」もうなずけます。 ・・・で、言いたいのはこれ。ラプンツェルって、作り込みが全然違うんだなぁ・・・。いや、若干ですよ。ホント。アナを観ていて、演技動作の一つ一つ、モノや舞台のデザインの一個一個、1カット1カットのインパクトに、「手抜いてんじゃねーよ」とか思ったりね・・・いや、ホント、あれだけの美しい映像に「手抜き」とか、どんな神経で観てんだ、って言われちゃうと思うんですが、だって!!ラプンツェルがおかしかったんだもん!!!分かってるんですよ・・・製作費自体が全然違います。Wikiによると・・・ラプンツェルが$260百万ドルアナ雪が$150百万ドル150百万ドルって、「ボルト」や「チキン・リトル」並なんですね。製作費を回収できなかった「トレジャー・プラネット」(140百万ドル)とそんなに大差ないのか・・・。いやもう、製作費だけ並べて観ても、ラプンツェルだけ余裕で抜けてますから。あれはオカシイ。あんな作り方してたら、5年・10年に1作しか映画出せません。それに、難しかった。細かい演技で、お話を回す核の心情を描いたり、1カット1カットが、「そこまでやる必要ないでしょ」ってレベルで「絵画」になっているという、作り手のエゴにまみれた、大人向けの作品でした。 アナ雪は、場面がコロコロ展開して、また、スノーマンが場を和ませてくれて最後はみんな、ハッピーエンド!小学校低学年の子・・・幼稚園児でも大丈夫かな?楽しめる作品だと思います。公開何週目?という日曜日に観に行っても、1日中、一番大きなスクリーンで上映している上に、ほとんど満席。子ども率の高さ、また、男の子・女の子が半々くらいで居るのにも驚きました。(やっぱり若干女の子が多かったかな?)本当に素晴らしいエンターテイメントだと思います。 ・・・私はラプンツェルが好きなんじゃぁぁああ!!人間が演じた方が・・・早くね?くらいリアルな「演技する絵画」が、既成概念を、作品内で描かれる人物の魅力だけでひっくり返す、そこまでやるか、ってくらいの挑戦が心地いいんじゃぁぁああ!!いや・・・日本での興行収入があまりにも違うから・・・もちろん、アナ雪の大ヒットは、ラプンツェルが本当に心に突き刺さって来る作品だったから・・・だと思うんです。今度新作が出てきたら、ちゃんと映画館で観ようと思うじゃないですか。分かってても、悔しくて・・・;;ラプンツェルだろ・・・絶対;;格が違うでしょう・・・。ううぅ~~・・・もやもや~~>< なんか変な感想になっちゃいましたが;;アナ雪の素晴らしさは、アナ雪単体の素晴らしさできちんと楽しめているんですよ!映画館で観て、絶対損のない映像・音楽です!個人的には、♪生まれてはじめてがお気に入り曲です。Wヒロインの面白さが凝縮された1曲でした。 もし、アナ雪だけ観てラプンツェルを観たことがない方・・・また、小学校低学年より下のお子様方・・・是非、ラプンツェルを鑑賞していただきたいです!アナ雪との作り方の違いが面白いですよ。by姉