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1月

2014年12月の記事

全18件 (18件中 1-18件目)

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年末旅行ログ2・ラグナシア・『ワンピース　メモリアルログ～宴』、『３６０°３Ｄマッピング』

年末旅行ログ2愛知県・ラグナシア『ワンピース　メモリアルログ～宴』『３６０°３Ｄマッピング』に行ってきました！＊以下、内容のネタばれあり。お気を付けください。＊ラグナシアは、数年前、最初に「ワンピース　メモリアルログ」が開催された際、かなり初っ端の時期に行ったっきりでした。当時は、確か・・・劇場版・ストロングワールドが冬公開で、そのすぐ後の春休み？の時期だった・・・と思うのですが、世間がわーーーっとワンピース一色になるより前で、テーマパーク全体で取り立てるなんて、かなり先手を打った、上手いことやった企画だな～～！、と思った覚えがあります。今回の『メモリアルログ』は、その後全国各所で開催され、コンテンツが洗練された次元での、１年間という長期間の、「半常設」な展示＆展開でした。特に、前回と一番変わったのがメイン会場。前回は、仕切りでいくつもの部屋に区切られ、それぞれのコーナーにもろもろの展示物がある・・・という作りでした。しかし、今回は全空間ぶち抜き。会場全体を帆船上に見たて、『必殺技の宴』と称して、海軍相手に麦わら海賊団の各々が必殺技を繰り出している、という作りになっていました。入って真っ先に、一番立体にして映える絵ヅラの船長狙撃手のミドリ星船大工のキャノン・・・が待ち構えています。ミドリ星を打つ狙撃手は、目を上にやったところ。コックさんは空間を自在に跳んでいます。高さを出すために・・・かな？等身大より小さいサイズだと思います。空間の立体感が凄い！ゾロさん・・・これまでに製作＆発売された数多のワンピースフィギュアが、どんどんこの「ワンピキャラ立体化」のクオリティを押し上げてるんだなぁ、と感じましたｗ。立体化では難しい、ロビンちゃん、チョッパーの二人は、映像投影での表現でした。どでかいサニーの船首は、空間をグッと締めてくれてました。・・・よく考えてあって、いちいち感動ものでした。メイン会場意外にも、パーク各所にいろんな「宴」が開催されています。こちらのサンジくんは・・・凄いインパクトでした。デザートも食べました！「船長の肉レープ」。３月まで開催中だそうです。以前のバージョンに行ったことがある方でも、是非。確実に洗練されてて、感動しますよ＞＜日が落ちてからは、パーク全体がライトアップ。水辺のイルミネーションって・・・映えるんですね～～！クリスマス装飾も本当にきれいでした。そしてそして。広場にて、３６０°の３Ｄプロジェクションマッピング『ラルース』を鑑賞しました。マッピング自体は、他の場所でも観たことはあったのですが、こちらのショーは、「元の壁面」の凹凸をベースに、それが自在に動くような・・・「光の投影」の面白さが立つ、そういう作りになっていました。プロジェクションマッピングはホント、既存ハードに「夜」だけの魔法をかけられる、無限の可能性がありますね。おもしろかったです＞＜！ラスト、鑑賞者全員の視点を一点集中させておいてからの・・・「Presented by TOYOTA」の壮大さがツボでした。一番重要なところですからね！本当はもう一つ、海辺でもマッピングショーがあったのですが、宿の時間の都合で今回は観れませんでした。しかししかし、この「２大マッピングショー」だけでホント、来る価値のあるコンテンツだなぁ、入場料だけで、現在２０００円ちょっとという・・・わりと自信のある高価格設定なのですが、十分満足の出来るコンテンツだなぁ～～、すごいな、と思いました。ｂｙ姉

2014.12.31

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年末旅行ログ１・静岡県・浜名湖ガーデンパーク

おはようございます。年末旅行ログ１静岡県・浜名湖ガーデンパーク浜名湖は初めて行ったのですが、視界の広さが気持ちよかったです！湖を見はらすことのできる展望塔があるガーデンパークへ行ってきました。花博が行われた会場の跡地？なのだそうですが、なかなか凝った庭園などがあって、すごく見ごたえがありました。世界各地の庭園（植物メイン）が再現されているコーナーがありました。特に、中国庭園の幽玄世界！ここの作り込みが素敵でした。妹が大騒ぎしたのが、こちら。モネの邸宅＆庭園の再現コーナー。冗談みたいにカワイイ家。中は、浮世絵でいっぱい・・・みたいな部屋もあったはず。浮世絵大好きなモネが作った、有名な「庭の日本風橋」ももちろんありました。まぁ～・・・しかし、日本人は本当にモネ大好きですね；・・・いや、私も大好きですけど。景色を主観が捉える、その一瞬の輝きを永遠のものに出来る、「絵の面白さ」というのが、本当に分かりやすい絵画だからなのか・・・どっか捻ったトリック的な部分がキュンと来るのかｗ。妹が、「またスイレンの時期に来なきゃ！！」と叫んでました。もぐら！ｂｙ姉

2014.12.30

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最近の花とゆめ本誌を読んでヨナに滾ってます

最近の花とゆめ本誌で「暁のヨナ」の最前線展開に燃え（萌え）滾った結果の落書きもろもろです。＊ 17巻収録分のネタバレになっております。未読の方はご注意ください＊「ハクを精神的に支えなきゃ！」という意識が強まったのでしょうか・・・最近のヨナちゃんの色気が半端なくてめろめろです。今までもずっとハクを追いかけていたヨナちゃんですが、それはまだ「対等にならなきゃ！」という感じだったんですよね・・・まだ成長過程の少女というか。それが…こう髪の毛も伸び始めて…ねぇ？（変態か）げに恐ろしきは恋する女性の麗しさよ！雷獣さんはもう何ていうか、色々ずる過ぎると思います。そういえば「四龍!!」って感じの絵を描いたことがありませんでした。だんだん「彼らの存在意義」を考える材料も明かされてきましたね。この絵を見た姉の一言。「お前が今号を読んで、ゼノにときめいたことは分かった」・・・・・・バレた!ｂｙ妹

2014.12.28

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暁のヨナ16巻!（妹編）

暁のヨナ　最新16巻　購入しました!　姉が語りまくっていますが、私も語ります。内容だだ被りしてますのであしからず＾＾；。＊ネタバレにご注意下さい＊表紙は満を持して、ヒーローあるまじき登場回数（スウォン様以下・2回）を誇っていたハク単独!「イケメンヒーローのピン・顔アップ・カメラ目線」という構図は、最近の少女漫画単行本表紙でよく見かけますね!　きっと流行を反映したのでしょう!...すみません。絶対違いますね。　言ってみただけです。今巻の感想は一言で言うと、「...遂に来たな～!」...です。あ、これは主にハク・ヨナに関しての感想です。他のキャラ達も、本当に見所万歳。黄龍の謎・ゼノの活躍は待て次巻!　ですね。ジェハ兄さん頼りになりすぎる!　ユン君おかん過ぎる心のオアシス!キジャ兄さん冷静で本質を見失わない素敵!ジュド将軍...気持ちは分かるけど、自分の感情に任せて陛下を追い詰めるのは...。スウォン陛下...流石だ！あんなハクを目の当たりにしても全く動じないとは!!　　...............あれ？コレもしかして動揺しすぎて硬直してるだけじゃ...ね？ここに来てスウォン陛下のメンタル面が揺さぶられ始めるとか...恐ろしい漫画です、本当に。そして本題。巻を増すごとに、ハク・ヨナ両者の精神依存度がヤバイことに...現状「お互いが全て」過ぎますからね、このふたりは。無理もないです。遂にハクのメンタル崩壊具合が露見しました。10巻までは潜伏期間...11巻ごろから垣間見え始め...完全に露見するまでに、まさかこんなに巻数がかかるとは。そしてここまで我を忘れてブチ切れるとは。15巻分の「ヨナちゃんだけは大切にしなきゃ、護りきらなきゃ」という想いが、つもりに積もった結果なのでしょう。この漫画のキャラクターには、いつもいい意味で度肝を抜かれます。スウォンが引き金になったのは、「すべての元凶だから」は勿論、ハクが本当に心を許せて、本気でぶつかれた存在が今までスウォンだけだったからだろうなー...と思ったり。ハクは基本、目の前の人間のスペックに合わせて行動しますから。「怒り」はイル陛下とヨナちゃんの為のもの。ですが最後の涙は、ハク自身の本心のように見えました。「哀しみ・絶望」...ですかね。生涯スウォンと肩を並べて、歩いていきたかったんだもんなぁ...。それが大事な人達(風の部族＆陛下・ヨナ姫etc)を護る最善の道だと信じてたんだもんなぁ...。ハクは城を追われて以降、「自身の未来・展望を思い描く事」が全く出来ていません。ヨナちゃんとの関係も、進展を望んでるようで、望んでいません...この方は。そしてヨナちゃん。私的には、今巻最大の泣き所は彼女の涙でした。もう果てしなさ過ぎて...どうしようもなさ過ぎて...彼女が無我夢中で追いかけているものは、まだまだつかめなさそうです。ヨナちゃんは3巻の時点で、明確に「ハクを生かす覚悟」をしていました。それがどれだけ困難なことかも、直感的に分かっていたはずです。社会的に追い詰められ命をねらわれ（国家レベル）、共に国の未来を担うべき親友（現国王）の裏切りで完全に失望している。それなのに元々の「自意識が低すぎる性格」ゆえ、自分より他人を優先してしまう。この男を「全うに生かす」には、三重苦が立ちはだかってます。しかも問題全てが、個人の手に負えないレベルの壮大さです。こんなにどうしようもない少女漫画ヒーローを、私は今まで見たことがありません。本人に「幸せになりたい・報われたい」という意思がないんだもんなぁ...。でも、ヨナちゃんにはもうハクしか居ないんです。ここでハクを失えば、「姫としての自分」も「愛していた父親」も「憧憬の日々」も、本当に全てを失うことになるんです。...というか、ハクという異質な存在が奇跡的に傍に居てくれるから、ヨナちゃんは今生きていられるんです!（以下ヨナちゃんの想いの強さを切々と語ってましたが、字数制限により割愛。）頑張れヨナちゃん!!　負けるなヨナちゃん!!! リリちゃんは「草凪先生らしい!」という感じのツンデレガールでした。テジュン・リリと、部族の次世代ルーキー達のハートを掴んでいくヨナちゃん。今後の展開に生きてきそうです。立場ある父についての会話が素敵でした。向き合い、想いを伝え、理解し合う努力をする。これを怠ると、上手くいくものも上手くいきません。大切ですね。 ......また語りすぎてしまった...（ｂｙ妹）

2014.12.26

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少女漫画感想・『暁のヨナ　１６巻』－その２

少女漫画感想『暁のヨナ　１６巻』－その２その１の続きです。・・・ここまで、偉そうに解説調な感想書いてきてますが、私・・・ぶっちゃけ、１１巻からの流れがハクさんをここまで追い詰めてるって・・・今巻のぶち切れ回を読むまで、気づいてなくてですね。いや、間違いなくここが話の核だし、この方向の要素が投入されているのは分かっていたのですが、それでも、ここまでの崩れ方すると思ってなくて。本当にびっくりしたんですよ。で、改めてまじまじと既刊コミックを読み直すと、特に１１巻からは、本当に今巻のこのシーンに向かったお話作りになってるなぁ・・・と。いや、実際には、お話筋で追い詰めておいて、どう反応するかは・・・キャラクターを走らせる、任せる。そこからさらに周囲のキャラクターがそれを捉えて・・・っていう作り方が正しいと思うのですが。とにかく、分かってた（と思ってた）のに、分かってなかった。ハクさんの描写ですが、１１巻で・・・仲間も増えて、ふっと安心したのもあってでしょうか、スウォンさんが頭にチラつき、１３巻でかなりダメージを受けてて、そこからヨナちゃんが、いちいち「笑ってるかな」を気にし始めて。水の部族編に入ってからは、完全にずーっと表情が曇ってて、ヨナちゃんがケガをした時なんて、ショックでリアクション出来てませんでした。・・・ここまで丁寧に描いてあるのに、私、さらっと読み飛ばしてたんだなぁ、と。・・・ヨナちゃんほど心配して読んでなかったんですよ。ハクさんぶち切れ回で、周囲＆読者が面くらってる中、ヨナちゃんが一番冷静で・・・あぁ、ヨナちゃんは本当にずっと分かって、心配してたんだな、って思って・・・で、次の回で、一旦事態が落ち着いてから、ハクさんと二人になった時に号泣するヨナちゃん観て・・・読者また面くらいまして、だ・・・だよね！ハクさんのこと本当に心配して、今まで全身全霊で頑張ってきてたからこそ、ショックだったに決まってるよね、ヨナちゃん！本当にごめん！！ってなって・・・更に追い打ちをかけるハクさんの言葉「何も見ていませんよ」で、おまっっ・・・ちっげーーーーーよ！！！いくらなんでも、この場面でその返しはないわ！！！（その前のヨナちゃんの言い方も、確かに素直じゃなかったが）ってなって・・・まぁ、なんだ。大変な巻でした。あああ・・・上手く感想が書けませんが；本当に、あっちの世界に行っちゃいたい、それくらい作品にのめり込みたい大人が読むべき少女漫画なんですよ・・・。以下、徒然に、印象深かった部分の列記！★１６巻表紙・・・読者を殺す気か。★中表紙・・・更に追い打ちか！★スウォンさんとヨナちゃんがもう・・・そっっくり。王族のタヌキ血筋怖い。★ヒヨウさんが飛び出してくるまでの漫画表現が面白すぎる・・・！！どんな感性してるんですか。凄すぎ。★ハクさんぶち切れシーンの、左手の血の滴り方とか、異常性がすごく伝わって・・・天才的だと思います。このシーンは、カット毎に、「あ、これは誰の目線だ」とか考えるのが楽しいです。しかし、全体通してはおそらくスウォンさん目線が主・・・かな？★ハクさんのフラッシュバックで、「イル陛下の死」が、スウォンさんの言葉とヨナちゃんの憔悴した顔・・・というのが、すごくリアルだなぁ、と思いました。ハクさんは実際、話に聞いてるだけなので。★ジェハさん、キジャさん・・・！頼りになる・・・！ここに来て、ジェハさんの２５歳とか、すごく立ってくるなと思います。最初この年齢聞いた時、若干驚いたんですよ。★ハクさんの怒りは、イル陛下とヨナちゃんの為のもので、「ヨナちゃんが大丈夫」ならば、最後の涙は・・・ハクさん自身の哀しみなんだろうな、と。・・・だから、表現がオカシイですって。何コレ。感覚的なのに、論理的；；★妹が、「ハクさんは本当にスウォンさんしか、本音を言える人居なかったんだろうね」・・・と言ってましたが、確かになぁ・・・。スウォンさんの顔観た瞬間が、完全にスイッチオンでしたから。・・・これ、本当はヨナちゃんが、いちばんハクさんに対して「こうなりたい存在」なんだと思います。★ユンくんの「そっか、わかった」や、キジャさんの「うむ、次はそうしよう」・・・等。印象的でした。現実には、こうやって何ができるか、また何をしてもらいたいかはっきりと分からない状態で見守ってもらえるありがたさって凄くあることなんですが、物語の中では、なかなか観ないかもな、と。★ハクヨナシーンは、もはや何も言うことはありません；思いが強すぎてなんかもう・・・何も言えません。ただ、ハクさんが、血がぼたぼた流れてた左手で頭なでながら「大丈夫ですよ、何も見てませんから」的な・・・なんかもう・・・盛大に思いました。ちっっっっげーーーーーよ！！！！！その瞬間、ヨナちゃんも逆ギレしてました。★ジュド将軍・・・いや、気持ちはわかるよ。あなたの気持ちもわかるけども、・・・そこで主君を攻め立てにかかっちゃだめだって！そこはこらえなきゃ！ハクさんの従者スキルを見習って・・・主の迷いには理解を示したうえで、支えていかなくちゃ。★豚肉とねぎのピリ辛うどん・・・美味しそう。★リリちゃんは、変な性格設定等をしない、本当に「普通の子」なのかな、と思いました。この子の反応で、読者的に「意外で面白い」と感じるところはなかったし、だからこそ・・・等身大の責任感や危機感、行動力がすごく素直に応援できました。★１年前と比べると、顔ぶれが半分以上様変わりした五部族会議。・・・国内情勢、迷走期だなぁ・・・。ジュンギ将軍・・・締めるな。最後に突然カッコいいじゃないか。★そしてスウォンさん・・・眼が；濁ってる；；ハクさんとの邂逅で、誰が一番心乱されたかって、そりゃもう・・・スウォンさんでしょう。ハクさんのリアクションも驚きましたが、こっちのスウォンさんのリアクションにはもっと驚かされました。いや・・・自業自得ですよ。でも、いつも冷静でカッコいい、自身の理想とも言うべきハクさんがあれだけ取り乱す様は・・・ショックだったことでしょう。どっかで、ハクさんは大丈夫だと思ってたのかもなぁ。自業自得だとは思うんですが、スウォンさんの、ショックを表に出せない、誰にも言えない状況もなんか可哀想で；誰か・・・心配してあげて！！ジュド将軍、ケイシュク参謀・・・あんたらの仕事ですよ！・・・向いてなさそう；出来なさそう；ああ・・・：うん・・・とりあえず、こんな感じかな。１冊のコミックでどれだけでも語れます。各キャラ、あっちこっちにおそるべく深さの心情があって。怖い・・・この漫画；；ｂｙ姉

2014.12.25

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少女漫画感想・『暁のヨナ　１６巻』－その１

おはようございます。・・・言いたいことがいっぱいあり過ぎますが、思いつくままに叫びます。少女漫画感想『暁のヨナ　１６巻』ーその１＊以下、コミック最新巻のネタばれあり感想です。お気をつけて！＊水の部族で横行していた、麻薬・ナダイ。それを持ち込んだ闇商人・ヒヨウは、隣国・南戒の船団を呼び寄せ、港町の武力制圧にかかってきた。腹減り一行はそれと対峙し・・・水の部族編、完結！・・・が表向きなお話筋ですが、基本的にはナダイとかヒヨウとか・・・結構どうでもいい。ハクさんとスウォンさんの邂逅・・・これが、今巻の一番本題です。作品全体を観ても、ターニングポイントであることは間違いないでしょうし、・・・ここで、『物語の折り返し』とも言えるのかもしれません。何度も何度も同じことを書きますが、この作品、読解がかなり難しい少女漫画です。作品をいちばん動かす主観は、ヨナちゃんという「少女の視座」。間違うことなき「少女漫画」なのですが、投入される要素や、各エピソードの持つ意味・影響力を推し量る・・・周囲のキャラクターの心情読解に「大人の社会的視野」が必要です。立場ある大人が大勢登場しますので。更に、それに付けくわえてファンタジー設定が大真面目に登場するため、その設定をどう位置付けるか・・・既存他作品を知っていると、逆に捉え方が難しくなる面もあると思います。今巻・16巻に関しては、おそらく・・・一生懸命読んでいた方でも、ハクさんのリアクションの大きさに驚いた方も大勢いるんじゃないかな、と。ただお話の流れ的には、四龍を集め終えて、１１巻の頭から。ここから、今回のシーンに向けて着実に構成されていたんだな、と認識しています。主には、★過去話の投入で、ハクさんとスウォンさんの関係を定義その後の、★ヨナちゃんの持っているかんざしの再認識★スウォン新政権が表立った行動をし始めたこと★水の部族編における、ヨナちゃんのケガ★スウォンさんとの邂逅・・・の５点かな。要は、１１巻からのエピソード大筋がハクさんに精神的負担がかかるよう、追い詰めるように作られてると思います。（もちろん、国内情勢を大きく動かす、水の部族を描く、という目的もある中で。）しかし、よく考えればこのお話構成、「少女の視座・視野」だけじゃ捉えられないなぁ、とも思います。１３巻の、戦場で将軍たち＆スウォンさんが並んでいる・・・あの絵ヅラ。アレ観て、誰が一番ショックかって・・・ハクさんに決まってるんです。ジュド将軍やグンテ将軍なんかよりずっと、あの場・スウォンさんの隣に居たかったでしょうから。そもそもハクさんって・・・若干１６か？そこらで将軍職を継ぐような・・・エリートなんて言葉では到底表現しきれない立場の人間だったわけで。現代日本で言えば、内閣の大臣（世襲が主とはいえ、かなりの要職）に一人、男子高生が任命されたけど周囲・国内の人々ともども、「コイツは天才だから」って納得して押し黙っちゃうような、しかも羨ましがるような状況でしょうか。こんだけ認められてた人が、国王・姫殺害の汚名まで着せられ家族とも縁を切らざるをえなくなった状態で社会的に抹殺されてるんですから、、そりゃこの先、自分の能力の活かし場所なんて思いつきもしませんし、・・・普通に考えたら、死にたくなりますよ。この、「普通に」の部分を、ハクさんというキャラクターははっきり言語化したり、表に出したりしません。というより、自分自身の立ち位置についてあまりに無頓着すぎて本人自体おそらく意識できていません。けれども、国の役職設定・各部族との絡みの数々は完全にこのハクさんの意識のミスマッチ・不自然さを強調するように練り込んでありますし、この違和感こそが、暁のヨナという作品を集約させる・・・言ってしまえばヨナちゃんが立ち上がり、剣を持ち、仲間を集め・・・やがては社会に影響を及ぼすようになる（？）過程での一番の動機づけだと思います。少女漫画のくせに、この「明言されない」動機づけって、ある程度の「社会的視野」でもって推し量らなければ、理解できない、という作りなんです。どちらかと言うと、この設定・・・男性や、社会人経験のある大人女性には、すっと入って来るはずです。しかし、女子高生・中学生の読者たちにこの出し方して、全員が全員に「分かるでしょ？」って言っても・・・難しいとこだと思うんですよ。パッと観の印象や投入する要素があきらかに、「中二病全開の少女ファンタジー！」って感じのくせに。この漫画、ターゲット・・・誰？？？って感じなんです。えっと・・・つまり。作品を回す、この動機づけの部分が、１６巻にしてようやく・・・１１巻から６巻分もかけてエピソードを重ね倒して、ようやく作中の人物たち及び読者の「誰にでも理解できる」次元で顕在化したのかなぁ、と。端的に言えば、「ハクさん、これ社会的・精神的にヤバい。」ヨナちゃんは、当然分かってました。・・・というより、ハクさんのこの部分を掴んでいたからこそのこれまでの行動です。１１巻の出だし、ハクさんの表情が一瞬曇ったその瞬間も掴んで、そこからは、ずーーっっと表情をうかがって、心配してます。ヨナちゃんって、自分では「世間知らず」って言いますけど、やはり「宮廷社会」で育った分・・・社会的な感性がすごくあると思うんですよ。またそれに加えて、対峙する人間の気質・本質を感覚的に捉えるのでコミュニティや人に対して、すごく理解力がある娘です。字数制限に引っ掛かりました；その２に続く！ｂｙ姉

2014.12.25

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少年漫画感想・『金田一少年の事件簿Ｒ　４巻』+イラスト

おはようございます。簡単感想『金田一少年の事件簿Ｒ　４巻』まるまる一冊、前巻より始まった『狐火流し殺人事件』です。これにて完結。いや～～・・・オモシロかった！！今回のシリーズ、本当にどんどん面白くなりますね。特にこの狐火～に関しては、なんというか・・・すごく、昔の、金田一少年最盛期の頃の魅力がある事件だったと思います。ラストシーンがまた特に、画面絵ヅラがすごくきれいで。そして、何より過去の知り合い達との会合が舞台、ということではじめちゃんが、最初からすごく「主観」で入って行ってくれて。登場人物や、過去の出来事というものに対して、自分の感情をすごく強く出すのでそれにつられるように、受け手もそれぞれの要素を一生懸命捉えてしまう、というのがありました。・・・感情が入って来るんですよぉ。最初の被害者に対するはじめちゃんの評価が、「すごくいいこだったよな」・・・とか。これだけで、入って行け方が大分違うので。うん。個人的には、過去のシリーズから通算しても、かなり好きな、上位にくる事件になったかも・・・と思います。昔のシリーズの、特に１０巻～２０巻台前半あたり、感情と雰囲気で読者を連れていく金田一少年ワールドが好きな方は、是非是非！！おすすめです。イラスト　ｂｙ妹、　文　ｂｙ姉

2014.12.23

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アニメ銀魂４期！４月より！！

おはようございます。・・・昨日ネットで知りました。この曲が頭の中で流れました。知名度は分かりませんが、合唱曲です。・・・うっしゃああああああああ！！３月にアニメ『暁のヨナ』が終わったら、生きがいをどうしようか・・・って感じでしたから。あのシーンやあのシーンや、あの新キャラや、銀さんのどらえもんのうたの熱唱とか・・・観れちゃうのかなぁ・・・///・・・いや、熱唱は分からないけど。フェニックスアニメ銀魂　万歳！！！イラスト　ｂｙ妹、　文　ｂｙ姉

2014.12.22

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花とゆめ２号・暁のヨナ　第１０１話『傷つかない体』感想

暁のヨナファンは・・・平成２６年１２月中旬現在、作品の核をつく最新１６巻と怒涛の展開本誌と恐ろしい出来のアニメという３カ所から串刺し攻撃を仕掛けられていまして、え～っと・・・最近は１日の時間のほとんど（仕事中を含む）をあっちの世界の妄想で過ごしているわけですが、なんでそんなにどこもかしこも殺気だらけなんだ。心臓がもたんわ。とりあえず、前号の感想を妹が上げていましたので。花とゆめ２号暁のヨナ　第１０１話『傷つかない体』＊最新号の感想です。ネタばれあり。お気を付け下さい。＊いや～～～・・・えっと・・・言葉を失ってしまいました。ここに至って、作品の定義がまた描きかえられていく・・・；私の読んできた漫画は、こんな作品だったのか・・・。いや・・・うん。今まで読んできた少女漫画・・・いや、少年漫画を含めてもいいかもしれませんが、グロイとか生々しいとか・・・よりも、こんなに心情に訴えてくるアクションシーンって読んだことあったっけ・・・？と。これが、「暁のヨナ」が少女漫画中の少女漫画である所以なのですが、この作品・・・「心情構成」の作品です。これは断定して言えます。今回は、「アクションで魅せる」とかではなく、「退かせる」、もっと言えば「四龍の残酷性・悲劇性を印象付ける」のが目的の回だと思います。読者にももちろんですが、それは「ヨナちゃんの目線」を想定しているものだと思うので。だから、アクションの動作なんかだけなら首がとぶ・・・とか、他作品でも観たことがないわけではないのに、こんなに驚くし、こんなに入って来るんだと思います。ゼノの、しれっとした言い回しも、戦闘中、時折歪む表情も、その心情を思い図る周囲のキャラクターたちの感情と一緒に。本当に、漫画でしかできない面白さと、キャラクターの行動原理・動機づけが被ってる、・・・そういう作品だと思います。そして・・・統制群像劇なんだなぁ、とつくづく思いました。主観が頻繁に描かれないキャラクターにも、一人ひとり、時系列で起こった出来事に対する感情を「思い図りながら」おっかけていかないと、いざアクションがあったときについていけません。びっくりします。前回・今回を読んで・・・個人的に印象的だったのはシンアくんの表情・行動だったりするのですが、・・・四龍の中でいちばん（？）若輩の彼は周りに本当に可愛がられ、面倒を見てもらっていまして、普段は受け身で、「やってもらう」場面が多くなるので主観がほとんど出て来ません。・・・ですが今回、キジャさんやゼノが攻撃を受けた際すごくリアクションが大きくて、「この場面はなりふり構わず、なんとかしなきゃ！」って感情が凄く出て来てて・・・。四龍は、個々に様々な悲劇を抱えている反面、四龍同士が、お互いの存在に支えられている部分がすごくある・・・のは分かっているつもりだったのに、おっ・・・おお！！ってなりました。要は、シンアくんというキャラクターをなめて今まで読んでたんです。私が。一生懸命読んでるつもりなんですけど；；・・・読むのが、ホントに難しい作品だなぁ。次号は・・・ヨナ休載か。いや、他の作品も、イイ作品が載ってるのは知ってるんです。「なまいきざかり」のミユキ蜜蜂先生とか、以前から、読み応えのあるいい作品描ける先生なんだけどなぁ・・・なかなかウケを掴める作品が出て来ないなぁ・・・って思ってて、最近すごく人気があるようで・・・嬉しいんですよ。なんですが・・・いや、最近花ゆめを購入しても、ヨナが強烈過ぎて、他作品ほとんど読めていないんです；ヨナ以外受け付けなくなってるというか；リーゼロッテの休止は・・・痛い；リゼロテが載ってれば・・・買う気になるんですけど；；ｂｙ姉

2014.12.21

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アニメ「暁のヨナ」第11話（妹編）

TVアニメ　暁のヨナ第11話　「龍の爪」観ました～。以下それを受けての妹作落書き。↓ ・・・無駄に頑張っちゃいました。・・・だってキジャさんもハクさんも格好良かったんだもん! 私達ふたごのテンションも大概ヤバイですが、それもこれも公式アニメスタッフ様方の作品愛がヤバイからなんです!! 次回も楽しみです≧▽≦///(by妹)

2014.12.20

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花とゆめ「暁のヨナ第100話&人気投票結果発表」

アニメにいっぱいいっぱいで、うっかりスルーしかけてました。遅ればせながら　花とゆめ「暁のヨナ第100話　闘いが終わらない&人気投票結果発表」の感想をば。とりあえず最初に。「暁のヨナ　連載100回到達」...おめでとうございます!!連載第一話が掲載されたときの、期待と不安は未だに忘れられません!とにかく設定が壮大で壮大で...人気でるかな？打ち切られないかな??　...と。あの当時、こんな大風呂敷広げた新連載他になかったんですよ。完全に時代に逆行してたんですよ。　.........いや...今も...か＾＾；？そしてふたを開けてみれば、そんな不安は軽くふっとばし、期待をどんどんＸ100上回っていってくれる作品でし......です（現在進行形）!これからもヨナちゃん達の冒険を、固唾を呑んで見守らせていただきます! ＊以下本誌ネタバレ含みます。未読の方はご注意ください＊さて本編です。未だかつて、こんなに血なまぐさい記念すべき100話があったでしょうか。遂に　黄龍・ゼノのターンですね。痛々しいですね。みんなボロボロですしね...はぁ。草凪先生...アクション上手になったなぁ（なんの感想だ）......どう収集つけるのかな？そのあたりも気になるところですが、今回は100回記念ということで、『ふたご的「暁のヨナ」展開予想』を、ちょこっと話あいました。＊以下完全なるふたごの推論です。大いに間違っています。＊最近アニメを観て「物語序盤辺りの様々な謎」を思い出したのですが（忘れるなよ）、「ヨナ・ハクが知らない宮廷内の過去話」がそろそろ明かされるかなぁ？...と。過去の語り部として、今のところ思い当たるのはイクス神官...ムンドク師匠...??そうでなければ　不死?のゼノ　位しか考えられないんですよね。このタイミングで、過去話をドカンとやってくれないかなぁ......という願望。イル陛下・ユホン叔父上・そしてスウォンの真意が気になって仕方ないのです。完全にアニメのせいだｗ。それともう一つ。これもすっかり忘れてましたが、この物語には今後の展開を示唆する「天命」という予言がありました。『闇落つる大地　龍の血により再び蘇らん　古の盟約に従い四龍集結せん時王守護する剣と盾が目覚め　ついに赤き龍　暁より還り給う』四龍が集結するまでは分かるとして、問題は後半です。王がヨナちゃんを指しているのであれば、ヨナちゃんを護る剣は何?　盾は...ゼノ?? ですが、双子的には『王＝現国王のスウォン』『剣・盾＝ヨナ・ハク』と予想中。緋龍城を舞台にしたクライマックス、ヨナ・ハクはスウォンを護るために闘うんじゃないかな...と。これもただの現時点での願望ですが＾＾；。 ...ですが、結局「イル陛下の思想」も「スウォン陛下の思想」も大切にするしかないと思うんです。そうしないと......どちらのことも大好きすぎて苦しんでるハクが報われない気がします。そして「赤き龍～」のくだりも、「緋龍王が再び高華の地に降り立つ！」ともとれるし、元々緋龍王は天界に住まう龍だった訳で、「赤き龍が天へ帰る＝伝説の終焉」とも解釈できます。・・・・・・さてさてどうなるのか!?　やっぱりさっぱり分かりません!!「誰がどこでどの気持ちを優先してどう動くのか分からない」のが本作の魅力ですから!!　でもどう転んでも、（生死を問わず）全員が自分の天命を全うできる＝幸せになれるそういう結末にしてほしいなぁ・・・と期待しています。気になっていたキャラクター人気投票の結果も出ていました!もちろん投票しましたよ～　ハク・ヨナメインで何票か。いい年して何やってんだ。 1位　ハク(3005pt)2位　ヨナ(2289pt)3位　ジェハ (868pt)4位　ユン(802pt)5位　シンア(771pt)6位　キジャ (678pt)7位　プッキュー(550pt)8位　ゼノ(439pt)9位　スウォン (389pt)10位　テジュン(287pt) おおう・・・私的には、順当過ぎて逆にビックリした結果でした。。（by妹）

2014.12.16

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赤富士・・・じゃなくて『紅富士』

おはようございます。とりとめなく、写真を投下。『赤富士』ってやつです。・・・うそです。どうも今の時期のは『紅富士』っていうらしいです。赤富士は、雪のない夏～秋、紅富士は雪の季節・・・なのかな？私個人の好みを申しますと、断然『紅富士』派です。そろそろ新しいカメラが欲しいなぁ・・・。５年前に買った、一番安いデジカメなので；ちょっとイイヤツ・・・買っちゃおうかな。う～ん・・・。ｂｙ姉

2014.12.14

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アニメ「暁のヨナ」第10話（妹編）

アニメ暁のヨナ第10話「待望」観ました！・・・基本的にはもう姉が言いたいこと言ってくれちゃってるので、私は落書きでヨナ愛を叫ばせていただきます。アニメ万歳美術万歳！→　真似したい♪　落書き描き描き!→クオリティ低!!　真似なんか出来るかぁああ嗚呼（泣）!!! 練習練習♪ヨナキャラマスターに、俺はっ・・・成る!! ああ・・・もう可愛いなぁ！ヨナちゃん、この頃は本当に素直に愛情表現してますね。・・・この先素直じゃなくなっていくけど＾＾；。でも、それもこれも全部「ハクの幸せ」を一番優先したいから、というのがまたいじらしいのですよ。というかですね、・・・・・・こと恋愛に関しては、「ハク、不憫面するのはやめなさい！」と声高に叫びたい・・・。ヨナちゃんは、3巻以降ずっと「ハク命」じゃないですか!それはもはや　親愛・恩敬の念・人恋しさ等々が結集した恋愛云々なんて次元の気持ちじゃないし、ヨナちゃんは出来る事なら、自立した対等な関係を望んでいるのでまぁ…その　分かりにくいですけど。（←大問題）白龍様なんか、数千年の時を経て一族総出で待ち望んだ主（あるじ）のお願いが「ハクが死なないように守って」ですからね？ハクのお兄さんにはその辺も踏まえて、是非一度自分の立ち居地をじっくり考えていただきたいのです。・・・といった所で、もうすぐジレンマ大爆発の原作第16巻が発売ですＶ楽しみです～～≧▽≦!! はっ！・・・・・・アニメ感想から完全に脱線してしまった・・・。（ｂｙ妹）

2014.12.13

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TVアニメ感想・「暁のヨナ」第１０話・『待望』ー姉編

おはようございます。ホントに、一体どうしてこんなことになったんだ・・・。TVアニメ感想・「暁のヨナ」第１０話・『待望』ー姉編相変わらずの、原作ファンどん引きハイクオリティ深夜アニメ『暁のヨナ』。なんなんだこのアニメ。そりゃ、ヨナのハイクオリティアニメは、夢に見たことはありましたとも。あったけど・・・いざアニメ化の報を聞いた時に、この夢は捨てました。折角作ってくださってるアニメを楽しめなくなると思ったので。なのに・・・まさかのまさかですよ。こんな力作アニメ；毎回凝り過ぎ；私の知ってる少女漫画原作アニメと違い過ぎる・・・；いや嬉しいんですけど・・・あんまりに未だ夢心地過ぎて；さてさて。ようやく！四龍の一人目・キジャさんの登場です。キジャさんは、「本来なら四龍とはこうあるべきだ！」をドストレートに守り続けた白龍の里出身。今後さまざまな考えを持った龍が登場しますが、キジャさんの存在が彼らの指針になってくれています。本当に、会社とか・・・目的をもったコミュニティ・組織に一人は放りこんでおきたい人ですね。存在意義はここにあり！と迷いなく言える存在の大切さは、（自分がそういうタイプじゃない分）、常日頃実感しております。今回のキジャ登場・白龍の里は、『四龍』の設定を一気に頭に叩き込む、非常に情報量の多い回なので映像化はどうなるんだろう・・・と思っていましたが、「超・凝る。見所満載。そして押し切る。」という、出し手側の当然スタンスにすみませんでした、そりゃそうですよね、ってなりました。絵がワンカットワンカット綺麗過ぎて；人物の表情もですが、そのほか、毎回そうなんですが、光と風が綺麗で・・・。あとは、声優さまたちも、超豪華メイン＆サブキャストの方々はもちろん、モブの方までとにかく演技の達者な方が入っているのがよく分かります。脚色で、里に一泊してくれたのもうれしかったです。やっぱり、里の人々が立体的になった分、彼らの気持ちもありますからね。丁寧だなぁ。ヨナちゃんの「あらやだー」と、ハクさんの「やめとく？」が原作を読んでいたそのまんまの印象、完璧過ぎてびっくりしたり、かと思えば、ハクさんの「ふふふふふ」の喜び方が壮大に盛られていてびっくりしたり；しかし・・・この辺りはホント、ヨナちゃん、毎話毎話プロポーズしてますね。この頃は・・・なりふり構わず、無我夢中で全部を手にしようとしてるだけ、素直だなぁ。というわけで、個々に追っかけるのが大変なくらい見所満載だったのですが、個人的にいちばん注目どころと言ったら・・・・・・お墓ですよ！！！！というより、白龍の里自体の設定です。白龍の里は、原作でも外観が描かれてはいましたが、なにせ主役たちの滞在時間が短く、なかなかどんな場所なのか分からずに終わってしまっていました。このアニメは、絶対にやってくれる！白龍の里を、立体的に、住めそうな気がしてくる次元で作り込んでくれる！と思ってはいましたが、「お墓」の仕掛けは・・・想像をはるかに超えていました。里の、周囲の山の高さが原作よりグッと高くなり、また段々畑がしっかりあって、より「秘境」ちっくになっていました。で、その段々畑の一番上、里の一番高い場所に仏塔のようなものが建っていて、（白龍の城の窓からは、まっすぐいちばんに目に付く場所！）明言はされませんでしたが、「今は亡き父上」の話をする際に、いつもそちらを観る描写が入っていたことからおそらくは、歴代白龍たちのお墓であると予想されます。・・・いや、原作ファンだけがほくそ笑めばいいとこなんですけど、これ、完全にアニメの美術オリジナルなんです。すごくないですか、これ。あそこにお墓があるということ、また、白龍の城からそれがいちばんよく見えるようになっているぬかりのなさから、里自体の存在意義や、価値観が一気に濃厚になって。「実際に住めそう」だけではなく、白龍の里という、偏った、言ってしまえば本当に都合のいいコミュニティのそれ単体としての立体感が本当に増すというか・・・「あ、この場所だったら、こういう価値観になるかも」ってとこまで落ちて来て。アニメの美術って、こんなことまで出来ちゃうんですね。妹曰く、「宮崎駿作品にあって、他の作品にないもの・・・それは『歴史』だ！この美術変更は、そのベクトルがある！」とのことでしたが、私もそう思います。これだけ個々の要素の方向性がしっかりしている作品だからこそ、また監督様の作品理解・説明が本当に明確だからこそ出来ることだと思うのですが、スーパーア-トマンたちが、その技術を、方向性を間違わずに思いっきり乗せられるって・・・こんなに素晴らしいことなんですね。っていうか・・・ありがとうございました！！原作、読みこんでるぜ！とか思っているファンすら、「しまった、私は白龍の里というものを完全に舐めてた；すみませんでした」ってなりました。来週も引き続き、キジャさん祭りかな。本誌で連載開始から追っかけきた自負はあるので、これははっきり断言できるのですが、・・・この作品、人気が出たの、完全にここ・・・４巻開始あたりからですから。３巻の内容までは、本当の本当に・・・花ゆめ本誌における掲載位置、やばかったですから。雑誌の後ろのほうで、なんかごちゃごちゃやってんなー・・・説明読みずらいわ、って感じでした。しょうがないんですけど；ここまでの展開だけじゃ、どう読んでいい作品なのか分かりませんので。キジャさんが加わって、どんどん楽しくなりますよ。個人的には出だしのシリアスも本当に好きなんですけど、やっぱり草凪みずほ作品の一番の魅力は、キャラクターの可愛さだと思うので。あ～～楽しみ♪ｂｙ姉

2014.12.11

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簡単感想・『劇場版銀魂　完結篇ー万事屋よ永遠なれ　空知英秋ネーム本＆そこから起こしたアニメコミックス』

おはようございます。購入しました～～♪♪『劇場版銀魂　完結篇ー万事屋よ永遠なれ空知英秋ネーム本＆そこから起こしたアニメコミックス』もう、本当にありがとうございました！ファンからの熱烈な要望を受けてのネーム本発売だと思いますが、ネーム割りと対応させたアニメコミックとの２冊セットという、本当に誠意ある形での発売に、歓喜しております！キャラクターデザインの竹内進二さん書き下ろしのパッケージは、鉛筆描きの空知先生ネームから、銀さんが立体的・カラーになって切り込んで来るよ！・・・という、この２冊の本の楽しみ方を体現していて素敵ですね。まだ細かいところまで読みこんでいませんが、ネーム本の方は、メモ書きの指定が、いちいち「このニュアンス、愛が伝わっていいなと思ったとこだ！」ってなるし、また、本編には反映されていなかったニュアンスも、「なるほど、これもいいな！」って思えたり、すごく面白くて。・・・っていうか、やっぱり使うツールが漫画家のそれでは全くない。いや、すごく漫画表現的にグッとくるネームだったりする部分もあるのですが、「カメラ退いたら映画館と観客が映って・・・」とか、なんで鑑賞時の空間まで本編に織り込んでんだ・・・ってところも多々見受けられまして；；で、並べてアニメコミックを観てみると、鉛筆書きのネームが、立体的に詰められていくその素晴らしさや、立体的になったからこその演技動作の追加、カット・構図の変更箇所がよく分かって、すげーー！ってなりました。とにかく、お互いに何をやって、どこを詰めているのかが本当によくわかるんです。これはっっ・・・銀魂ファン涙ものの、必携アイテムですよ！！１０周年記念ということで、本誌特集ページや、企画本、原作の超長編・将軍暗殺篇、特に・・・このネーム本＆アニメコミックはホント、銀魂の魅力ならではの装丁・内容の凝った作りで。本当に誠意をある、ファンが喜ぶ展開をしていただけて嬉しい一年だったなぁ・・・と思います！１０周年（本当は１１年）万歳！ｂｙ姉

2014.12.09

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TVアニメ感想・「暁のヨナ」第９話・『ふるえる覚悟』ー姉編　（を書こうとしたのですが、なんか違う内容になってます。）

遅くなりましたが。TVアニメ感想・「暁のヨナ」第９話・『ふるえる覚悟』ー姉編（を書こうとしたのですが、なんか違う内容になってます。）観ました。・・・もう、何回も何回も何回も、観ました。前半はアニメオリジナルで、ヨナちゃん、ハクさん、ユンくん３人での道中の様子が描かれました。これが、本当に・・・面白いんです。原作ファンにはもう、涙ものなくらい、今後の展開の為に強調しておきたい部分がきちんと落ちてくる、本編を噛み砕いて、丁寧に丁寧に要素をエピソードに落としたシーンばかりで。作物を作る人々の描写などは、原作だと１０、１１巻くらいにならないと活きて来ない部分なので今回のアニメ内だけならば、特に必要はないはずなのですが、丁寧に挿入されていて・・・///・・・本当に、原作本編へのリスペクトを感じて嬉しくなりました。妹も書いていましたが、とにかく原作３巻の神話ルートへの話の進展は、本誌で読み進めていた私などは、最初「・・・テコ入れ入った！！最近凄くイイ感じに盛り上がってたのに、なんで？！」と思ってしまったくらいの急転なのでｗ。四龍って何！？建国神話？？そんなの、今まで一言も言ってなかったじゃん！・・・という；で、そんな中、今回のお話・弓回が出て来て、あまりに作品の本質をついている（ように感じた）やり取りだった為、「あ、この展開、テコ入れじゃなかったのか。良かった。」・・・と安心した覚えがあります。アニメ第７話を観た時も感じたのですが、ヨナちゃんのここの切り返し（なりふり構わなさ）は、テンポが早い方が、「盲目さ」は出ると思うんです。「ハク」に一気に向かう視野の狭さ・・・というか。「少女漫画」的には、そこを重視する描き方で正しいと思います。なんですが、アニメでは、他の人々・描写を丁寧に入れて、大勢の人がついていきやすくなっているな、と感じました。おもしろいんですよ・・・ここ。原作の本当にすごいと思う部分は、「少女漫画」なところ。「主観」からの入りが強調されたファンタジーで、何の力もない女の子が、ハクさんに手を伸ばす・・・その先に、ワールドが広がってるところ、・・・だと思うんです。だから、世界がどれだけ広がっても、どれだけ群像劇になろうとも、描けば描くだけ「少女漫画」なんです。こんな漫画、他にないんですよ。なんですが、アニメになると、この印象が微妙に違って。描き方が違うわけではないのですが、世界観がしっかりしている分だけ、また役者さんがきちんとついている分だけ、キャラクター一人ひとりの立体感が増して、群像劇の面が原作より立っていて、視点の入りも、「少女の盲目さ」が若干薄まる。で、最初から「ワールド」がある分だけ、（アニメの要素一個一個の丁寧な描写があってこそですが、）単純に、ヨナちゃんから入った視聴者の目線もアニメだと自然と広くなっていくなぁ、と。だからこそ、群像の中でのハクさんという人間の行動の異常さが、かなり早い段階から浮いて感じると思うんです。コイツ・・・献身が度を過ぎててやばいな、って部分が原作よりも分かりやすい。媒体が違うと、こういう印象の違いがあるのか、と驚いた部分です。どちらの描かれ方にしても、最終的にこの作品の一番おもしろいところは、国の在り方が迷走する混乱期において、様々な立場の人々がいろんな思いを抱えて行動する群像劇をやりつつ、その中で、「人を、世界を押し切るのは、どの愛だ」という局面が来た時に、当たり前のように誰もが侮っていた、、社会的地位・権力の一番低い「少女」の、一番馬鹿にされるような、甘さも含んだエゴイスティックで盲目的な恋心・激情が、ものすごい存在感を持って台頭してくる、・・・そういう話になるんだろうな（予想）、という部分。舐めんな、神話だろうがなんだろうが、自分の弱さをもなりふり構わず武器に出来る、「あえての盲目さ」は、少女の特権だぞ、・・・って部分かな、と思います。一番繋がんないはずなんですよ。一番立場の弱い、ミクロの視点からの、世界というマクロへのフィードバック、ってとこだと思うので。そこそこの数の少女漫画を読んでも、こんなに難しくって、手に負えなさそうなハードルを設定し、それを共感と説得力を持って描き切ろうとしてくる作品、他にないですもん。少なくとも、私が今まで読んできた少女漫画の中で『暁のヨナ』は、いちばん「初っ端からの志」が高い作品です。使う要素が多い分、群像劇な分、とにかく難解で、そりゃ読者の門戸も狭くなりますし、多くの人に伝わりにくくはなりますが、「いちばん面白い」と言われる作品になりうる、そういう作品だと思っています。少なくとも、私にとってこんなに面白い少女漫画はないです。ここまで求めることのできる作品、そうそうあるわけがない。えと・・・アニメ感想でもなんでもなくなりましたが、とにかく、オリジナルで世界感の描写を盛り込んでいただけたからこそ、ああ、原作と要素の印象のバランスが若干違うな、でも、この作品の一番面白い部分はこの詰め方だからこそ立つ部分もあるな、（視野が広くなった分、群像劇の面が立つ！だからこそ、ヨナちゃんの社会的立場の低さや、困難さも立つ！）どっちにしろ、やればやった分だけ濃くなるな、凄いな！！って思ったんです。・・・私は分かってますからぁ！！この作品が何をやってるのか。難しすぎて、分かる人にしか分からない・・・それでも、確実にありますから。壮大な大河要素、神話というファンタジー要素、受け狙いのエンタメ要素、それら全部を少女主観のラブストーリーに帰結させるという無理難題と、それを本気でやり切ろうとしている志が。そんじょそこらの少女漫画や、少女漫画原作アニメと、全っっっ然違いますから。少女漫画好きが、「これが読みたかった！」って叫ぶ、そういう作品です。で、『ＮＧライフ』最終回の感動を知っている方ならお察しだと思うのですが、こうやって熱く「分かってる！」とか言ってるファンですら、まだまだ分かってない。「まさかここまでやりきってくれる作品だとは・・・！舐めてた！」って驚愕が、今後も幾度となく襲ってくるはずです。・・・と、いうわけで、アニメ１０話、楽しみです♪キジャさん！・・・全然アニメの感想書けてねぇ；ｂｙ姉

2014.12.08

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ヨナs’　X-mas

クリスマスに備え、新規ＴＯＰ絵変更しましたｖ。脳内「暁のヨナ」一色の人間が、クリスマスを迎えると当然のようにこうなりました。腹ぺこ一団　うち　2人＋1匹　→サンタさん　　　5人　→トナカイさん　であります。　あー楽しかった!（自己満足）何気に初描きキャラが多数でした。無駄に頑張った力作イラストです。ｂｙ妹

2014.12.07

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アニメ「暁のヨナ」第9話（妹編）

アニメ暁のヨナ第9話「ふるえる覚悟」観ました。まさかの...前半オリジナルゥウウウ!!!原作3巻分を、アニメでは4話かけてじっくり進めるのですね。確かに3巻は「神託・決意・ユン君の過去話・ヨナちゃんが武器を持つ・白龍が仲間に」と今後の指針となる情報に溢れ、場面がコロコロ変わり、且つ主観も入り乱れる一番読解力が必要な巻だと思います。その中で、ヨナちゃんの目の色を変える契機となる「ハクの人間的ヤバさ」（死にかけて、神官に「死ぬ」と明言されても平然としていたり。ハク自身が誰よりも社会的・物理的に追いこまれているのに、人の心配ばかり。自分に対する意識が低すぎる...死にたがってる?　という部分）が結構あっさり描かれていたりする。少女漫画的には、間違いなくここが作品のキモだと思っているのですが。読み手に「少女の盲目的視点」と「男性の社会的視点」両者が求められる漫画です。本当に...難しい漫画だと思います。そこでのアニメオリジナルです。ハクの旅中の気苦労にスポットが当たり、ヨナちゃんの「ハクのために、自分が変わらないと!」という気持ちがとても分かりやすく伝わってきました。また　神官様→白龍の里　の間に「村の生活」が描写されると、「神話の人々」と「スウォン達：政治の人々」が同じ世界に居る実感が増していて...。本当にこのアニメは外さない...どころではない。原作ファンは涙するしかありません。ありがとうございます!! オリジナルのスウォン様。　彼の孤独な闘いが始まってます。出来る王様っぷりを披露するとともに、前国王への評価と神への向き合い方を断言。「高華国を立ち直らせるのは神などではない」からのオープニングが素敵過ぎました。ヨナ・ハク・ユン　この3人の時は、会話にほぼ無駄がない...ｗ。この先出てくる龍神様たちが、いかにボケ資質かを物語っています。ヨナちゃんとユン君の関係が、ちょっとずつ良くなっているのが素敵! キジャさん喋らない...と思ったら予告!めっちゃ予告してた!!　めっちゃ可愛い≧▽≦!!早く来い来い火曜日～♪♪ｂｙ妹

2014.12.06

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