暁のヨナ 136話「言伝て」 137話「協力者たちへ」感想
やっと・・・やっと感想書けました。2話分まとめて・・・駆け足ですが語ります><!!*以下単行本24巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください*136話「言伝て」・ミンス再登場主役カップルを生かすために犠牲になった・・・と思われていたサブキャラが実は生きていた!あれ?アニメ公式HPでは「死亡」って思いっきり紹介されて・・・;; イヤイヤ、何にせよメデタイ!22巻ぶりに再登場です!!・・・まさかそ奴がいきなり主役達に謝りだすとは思いませんでした;;読者は君の勇姿をちゃんと覚えてるよ・・・めちゃくちゃハイクオリティでアニメ化までされてたじゃん!もっと胸を張って生きろミンス!ミンスが罪の意識を感じているのは、城での様子を度々ケイシュクに伝えていたため。ミンスの母親は元々スウォンの母・ヨンヒの医務官で、ミンスはイル陛下に仕える以前からスウォンの屋敷でスウォン&ケイシュクと顔なじみだった模様。・出てきました・・・ケイシュク様&ヨンヒ様!!!アニメでやたら強調されていたケイシュク様のダーク面・・・そもそもコイツは何者なのか・・・!ハクヨナが知らないスウォンの一面は、ケイシュク参謀絡みのゾーンにありそうです。そして1巻で存在だけ示されながらも、未だ登場していないスウォン母・ヨンヒ様!まだどういった人物なのか分かりませんが・・・この方の立場だと、イル側の家族に対し色々思うことがあるんじゃないかなー・・・と、姉と話したことがあります。誰もが認める後継者だったはずのユホンに嫁いだのに、ジュナム王が選んだのは弟のイル陛下。スウォンという容姿端麗・英知に恵まれた息子を授かったもののイル側に男児でも産まれようものなら、後継者はそっちになっちゃうという立場・・・うーん。ヨンヒ様は親世代のいざこざの中心人物かな~と思っているので、人物像が描写されるのが楽しみです!しかしまだ存命なのかどうかも謎ですね;;・「憎しみを糧に生きるのは嫌 私はその憎しみの連鎖である戦を止めたいの」byヨナ姫姫様本当に麗しいです・・・!イル陛下にこの姿を話してあげたいと思うミンス・・・涙!!ハク&ヨナ姫のラブパワー・奇跡の相性の良さでこの憎しみの連鎖を断ち切っていくのが、暁のヨナという作品の根幹だと思います。・「風の部族に協力を頼む」byハク様ミンスが持ってきたスウォンの伝言は「和平の申し出に応じることはできない、ハクヨナと面会もしない」という頑ななものでした。(スウォンにとっても戦になったほうが都合がいいんだろ)ハクは冷静に分析。スウォンはやっぱり話し合いでの解決より、武力衝突での征服を望んでいる様子。しかし困った・・・八方塞がりで術がなくなってしまった・・・!!そこでこの方のこの台詞です。遂に・・・キタ・・・雷獣さん切り札使ってきやがった・・・!!「それはハクが一番やりたくなかった事でしょう!?」ヨナ姫も度肝を抜かれています。あらすじからして完全にミスリード誘ってますがそもそもハクヨナちゃんの旅は、ヨナ姫主体で始まったものではありません。雷獣さんが風の部族との関わりを断ち切る所から始まっているのです。2巻以降この方は「自分は姫のセコムですそれ以上でもそれ以下でもありません」と自己紹介してましたが・・・ 嘘をつくなお前アナタは風の皇子で希望の星・僕らのソン・ハク将軍だっただろうが!!!ハク様が一番触れて欲しくないのはココですよねー、と思ってずっと読んでいました。ハク様が風の部族に関わる気になった、ということはハクヨナちゃんの旅がやっと振り出しに戻った、という事なのだと思います。・「お前らを裏切ったウォンが・・・ どうも納得いかなくて胸がザワついている・・・」byオギさんヨナ姫やミンスは「スウォン王は、こういうやり方を最善だと判断しているのかー」とあっさり受け入れていますが・・・幼少期から見てきたオギさんやムンドク師匠、そしてハクあたりが口をそろえて「スウォンらしくない、お前はそんな奴じゃないだろ」と言っているのが気になります。・簪を売り渡すヨナ姫いやぁ・・・21巻の姫様のリアクションから(スウォンとか簪とかホントどうでもよいんだなーいつ簪を肉に変えるのかなー)と思ってましたwまさかこんな有効活用されるとは・・・!!!やっぱりヨナちゃんにとっても、ハクが風の部族に絡んでいくという点はひとつの区切りなんだと思います。完全に浮かれて気が大きくなってますね。可愛いです!! 137話「協力者たちへ」・開戦に備え真国の国境沿いに陣を構える、テウたち風の若者達「人を傷つけて勝ち取る平穏なんてしょっぱいね・・・」仲良くやるのが風の流儀。武力で相手を黙らせる戦に、むなしさを感じているヘンデ達。しかし高華国の一員として意にそぐわない戦も致し方なし、という感じでしょうか。ただでさえスウォン陛下に嫌悪感を抱いているというのに・・・大人だなキミタチは!・立ち聞き&ハクヨナに機密事項を伝える密偵ミンスイル王を死に追いやった・・・とか嘆いてましたが、基本的に密偵気質のようだ。これからの活躍に期待しています。・「私は空の部族2万の軍勢の進軍を遅らせる」byヨナ姫風の部族はハクが行けば何とかなる!自分は他に使える手駒を最大限利用しよう!ヨナ姫、絶好調です。姉も語ってましたが、ハクが表に出る決意をしてくれた事、ヨナ姫は本当に嬉しかったんだと思います。・ヨナちゅー。いやぁ・・・ページめくった瞬間どうしようかと思いましたよね;;はぁアアアアアアアア!??良いの?first KISSの背景それでいいの!? とw。かなり本能&勢い任せの男前KISSでしたね。唐突ではありますが・・・やっぱりヨナ姫的にこのタイミングが必然だったのかなぁ。いきなりここまでやらかした理由を、色々と考えてみました。1. 単純に離れるのが寂しくなったヨナ姫後から反省してますが、自分で言い出したくせにいざ「分かりました」と言われると離れたくなくなっちゃったのかなー・・・。うん、まぁこれは間違ってないと思う。2.ハクがやる気になってくれて嬉しくて浮かれてた姉が熱く語ってましたが、ハクが今回初めて自分から動きはじめました。スウォンに真正面から向き合い、自分の義を通すため彼のやり方に異を唱えはじめました。これは間違いなく物語の転換点です。ヨナちゃん、ハクがようやくハクらしく立ち上がってくれて相当嬉しかったと思うんです。で、浮かれて簪渡しちゃうわチューしちゃうわ・・・;;「いってらっしゃい頑張ってね!」のチューというか。うん、これも間違ってないと思う。3.ハクとの関係性を変えていくための布石個人的には、最初に思いついたのはコレでした。ハクが風の部族に戻る決意を固めた以上、今後今までのように「義理だけの姫・従者スタンス」を維持できなくなる可能性があるからです。そもそも今のハクヨナ主従関係って、非常にあやふやなものだったりします。ハクは別にヨナ姫から報酬を受けている訳でもなければ、舎弟という訳でもない。あえて言うなら「保護者」かな?居場所も肩書きも失ってしまった2人が、自身を定義づける指針として「主従」という言葉を用いてるだけだったりします。ハクが風の部族に帰り「皆のハク様」に戻ってしまうと、(そういった意味では)ヨナ姫はお役御免、ハクと一緒に居る必然性を失います。姫&従者スタイルが限界を迎えている・・・じゃあ、今後一緒に居るためにはどうすれば良いのか。男女が無条件で常に隣に居ることができる関係・・・恋仲になるしかない!ヨナ姫、無意識的にだとは思いますが、ハクが「皆のハク様」に戻る前に今後の布石を打っておくというか・・・ツバつけておくというか・・・私は今回のチューはそんな感じだと思いました。ハクを手放す気なんてさらさらないよね、姫様。この布石は今後・・・絶対効いてくるよ・・・うん。目撃者も多数居るしw・「ハク様の言葉は 絶対!!」by風の部族若者一同ハク様より「真国との戦を避けろ」とのお達しが届いての一言。風の部族については今後の展開でつらつら語ることにします・・・とりあえずハク様大好きな子達に泣きました;;・テジュン様再登場キタァアアアアアア!!!!お久しぶりの我らがテジュン様!!兄上に小言を言われながらも、現場に足を運びすっかり農業に詳しくなって居る様子。なんかもう・・・テジュン様が頑張ってるだけで泣けてくるのは私だけ・・・?(末期);;「テジュン お久しぶりね」ヨナ姫が訪ねて来てくれて、それはそれは嬉しいだろうなぁ。。しかしヨナ姫・・ハクが居なければ冷静だし、高貴なクールビューティ気取れるんですねw残り2話分、花ゆめ次号が出る前には書き上げたい・・・!by妹