暁のヨナ 27巻感想(姉編)
暁のヨナ 27巻 感想(姉編)真国編が終わり、新章突入!27巻の感想を、簡単に。えっと・・・とにかく、最近の「暁のヨナ」及び草凪先生のツイッターやら、コミック柱のコメントやらから、ひしひしと感じ取るものがあります。あくまでいちファンの勝手な意見としてですが、やはり・・・30巻までには!!長編漫画にしても、流石に30巻までには!!!「これは、何をやっている漫画なのか」ははっきり提示しないといけないんじゃないかなー?と思っています。いや、本当は、16巻あたりの展開(水の部族編)が来て、その後にゼノさんの正体が明かされて、その段階で20巻までには!きっと出てくるぞコレは!!って思ってたんですが;まさかその後に斉国・真国編であれほど遠回り・・・こじらせるとは想像だにしてなかったもので・・・。とにかくこの作品は、30巻近くに来て未だなお、はっきりと「この作品は何をする物語なのか」を提示していない大半の読者に大筋が分かってもらえてない(説明してないから)前代未聞の長編漫画作品だと思っております。でも!!本当に最初から描いてあるんですよ!!どっちかって言うと、「不自然に描いてない」ことがそうと分かるように、きちんと描いてある!!最近、(・・・実際は最近だけじゃないんですけど、)草凪先生がツイッターでつぶやくこととか、今回のコミックスの柱とかで見て取れるのが、草凪先生ご自身が、自分で作った仕掛けにこわばっているのかなと。それに向き合わなければならない現実に途方に暮れているというか、あまりの壮大さに、描き切る自信がなくてぐるぐるしてるんだなー、というか・・・。ただ、草凪先生自身も、30巻の節目までには・・・って思っているんじゃないかなー、と勝手に想像してはいるんですが・・・やはり・・・流石に漫画作品(少女漫画)でこれ以上は・・・30巻以上引っ張るのは、流石にきついと思うんです・・・。大丈夫です。もう十分だと思います。とにかく、草凪先生には、「大丈夫です!最初からちゃんと描いてあるの分かりますよ!」と伝えたいです・・・。はてさて、どうなることやら。えっと、具体的な27巻の感想を、いくつか。●イル王像26巻・27巻と、スウォンさん・ヨナちゃんの回想シーンでちらちらとイル王の怖い表情が描写されてます。どちらも、「神話関連」と「スウォンさん」が関わるのをイル王が拒絶するようなニュアンスが含まれていました。これに関しては、一見イル王が神話関連のあれこれを妄信しているように見えなくないですが、個人的には、それはないだろうと思っています。どちらかと言うと、イル王はスウォンさん同様にぶっちゃけ神とか信じてないというか、神話は神話として大事にしてますが、その神話が何かしてくれるとかは全く考えてなかったんじゃないかな、と。ヨナちゃんの母親(28巻収録予定の話で、”カシ様”と名前が判明)が賊に殺されてから、約10年間・・・ もし、イル王が本当の本当にヨナ姫が四龍に守護されるべき存在だと信じていたら、とっくに四龍を探し出して、ヨナちゃんの護衛を依頼してたんじゃないかな、と。とにかく私の中でのイル王像として、かなり「リアリスト」なイメージがあります。じゃあ、なんで神話と繋げた、スウォンさんをなじるような言動をしているのか・・・この辺は、また詳しく作品内で語ってくれると思います。●ケイシュク参謀これは28巻の感想で書くべきなのかもしれないんですが、一言だけ。コイツは・・・とにかく動きが遅い! なんという無脳!ヨナ姫が今、全く自分から動く気がなくなっちゃってるんだから敵役(かき乱す役)の頑張りどころでしょうが!「有能そう」アピールな御託だらだら並べてる暇があったら速攻で動けや・・・「参謀」だろうが!! と、正直思いますね。・・・おかしいな。こんなにグチりたくは無かったんですけど。・・・そんだけ、このキャラには期待してるんです。あんまりいい感想が書けませんでしたが、まぁ・・・要は・・・待ちくたびれてます。30巻までには・・・!!流石に・・・30巻までには・・・!!是非とも、よろしくお願いしたいのですが・・・どうなるのかな・・・。by姉