漫画感想『宇宙兄弟』19~39巻
妹が…唐突に読み始めるから…私もついつい読みたくなって、19巻以降、最新39巻まで、一気に揃えてしまいました。青年漫画感想『宇宙兄弟』19~39巻(小山宙哉先生、講談社、モーニング)18巻まではもともと購入していて、父も読んでて、「これの続きは…?」とずっと所望していた、本作品。今回、未読だった部分をガッツリ一気読みをしましたが…いやぁ…いやぁ、もう…なんっっって面白い漫画なんだ!!!*以下、展開についてのネタバレあり感想です。*宇宙飛行士になって、訓練して、選ばれて、宇宙船に乗って、月に行って、任務(mission)遂行に奔走する…↑この流れを、じっくりしっかりと、一緒に体感できるなんて…最高じゃないですか!!!大勢の宇宙飛行士、また宇宙に関わる方々が登場しますが、それぞれがドラマチックで、本当に見応えがあります。ドラマチックと言っても、特別な事情を抱えた人ばかりではなくて、「宇宙に向かう」までの筋道が、間違いなくあるというか。主役の南波兄弟にしても、壮絶な生い立ちがあるとかではなくて、生まれ育った環境、周囲の人々との関係性、培った価値観が、真っすぐに「宇宙」「月」に向かって、きれいにはまっていくというか…。同じ「憧れ」を幼い日より共有したお互いの存在が、お互いを意地でも宇宙に向かわせる、「兄弟」の説得力!!「兄弟で宇宙飛行士」なんて凄すぎて夢物語のようで、読んでいると一番説得力があるのが、この「兄弟だから」という部分というのが、本当に面白いところだなぁ、と思います。20巻代以降は、主役・六太が月へ向かい、宇宙空間の描写が本格化していきます。読みながら、何回も涙ぐみました…。25~26巻の、宇宙へ飛び立つところのワクワク&ドキドキは最高でした!27巻のせりかさんの実験は、ラストシーンでぶわって来ました!29~30巻の、J兄弟(エディ&ブライアン)と南波兄弟、二組の兄弟の兄が、月面で弟に思いをはせるシーンも印象的でしたし、30~31巻の、日々人の、ロシアという新しいフィールドでの順応も見応えありました。33巻以降は、「そこまで大変にする!?」という怒涛の展開がジョーカーズに襲い掛かり、緊迫の急展開に…。不安要素だらけの中、黙々と地道な作業を続け、シャロンとの約束・天文台建設を完成させる35巻は、すべてのシーンが好きです!特に、シャロンからのビデオレターで感極まりました。そして36巻のコミック帯↓が、なんとも巧いこと書いてあるもので、すごくテンションが上がりました。観たいもの、叶えて欲しいものを、すべてやり切ってくれる作品だなぁ、と思って読みました。今は、年にコミックス2冊くらいの発刊ペースで進んでるのかな?39巻が2月発売のようなので、順調にいけば40巻は夏ごろでしょうか?楽しみにしています!ちなみに、宇宙兄弟気分を盛り上げようと、こちら↓も購入して鑑賞してます。アニメ「宇宙兄弟」コンプリートベストアニメ本編はまだ見ていないのですが、OP・ED映像は、本当に見応えがありますね~!楽曲では、今のところ4thED・♪グッバイ・アイザック(秦基博)7thOP・♪HALO(tacica)の2楽曲が、個人的にお気に入りです♪こちらも、もっとじっくり鑑賞していきます。by姉