暁のヨナ 第211話「これが性分」
超簡単本誌感想参ります~。暁のヨナ 第211話「これが性分」*以下単行本37巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・「貴女に戦闘や戦略を期待している訳ではありません貴女と四龍が戦場に立てば兵の士気は保たれます」byげっそりケイシュクケイシュクさん、突然こんな提案をし始めた理由を説明します。本当に戦の指揮をとって欲しい訳ではなく、とりあえず「(スウォン様に何かあったら)お飾りでも良いから王族の威厳保ってくれ!!」という事らしい。・・・まぁこんな権限与えちゃったら、絶対どさくさ紛れで好き勝手やられる気がしますけどね;追い込まれてるなぁ;・「ただしいつぞやの御披露目会みたいに王とヨナちゃんの結婚式始める演出なら僕は参列しないよ」byジェハ兄さん 「俺は絶対に嫌だ」byシンア君「ほらぁ!シンアが絶対に嫌だと言っておるぞ!!シンアが絶対嫌だと言ったらな 怖いぞ!!」byキジャ兄さん龍達は「ヨナ姫が担ぎ出される」のはまぁ良いとして、「ヨナ姫がスウォンのそばに置かれる」事にとても嫌悪感を抱いている様子・・・ケイシュクには前科がありますしね;;ー何より、皆はヨナちゃんの気持ちを分かってますからね!シンア君が一番断固拒否姿勢だったのが面白かったし、嬉しかったです。本質が分かってるシンア君!さすがです!めったに主張しない人が「絶対」と言い出すと、一番頑なだし・・・とにかく強力なんですよね。・「わかった 政に関わる覚悟を決めたから」「・・・この戦が乗り切れるなら誤解されるのは嫌だけど戦略として堪えるわみんなと・・・ハクが信じてくれるなら平気」byヨナ姫龍達が嫌がる中、けろっと「本意ではないけど、別に誤解されても構わないわよ」と案をのむヨナ姫。めっちゃ落ち着いてますね。いやもう超余裕ですよね!ーああヨナ姫は「自分の気持ちがちゃんとハク様に伝わってる」という手応えをしっかり感じてるんだな・・・・と思いました。17巻~26巻辺りの「ハク様との関係をどう定義して どうやって一緒に居ようか」と迷走しまくっていた時期を思い返すと、本当に落ち着いたな 安定したなぁ、と。なんか「民のため」とか「政に関わる覚悟」とか格好良い事言ってますが、基本的にはハク様の気持ち以外の一切合切、どーでも良いのがヨナ姫の一番強い所だと思ってます。極論、ハク様以外の人達からどう思われようが知ったこっちゃないので「私の存在が使えるモンなら好きに使ってイイヨ」と言えちゃうというか。うん。(・・・いや「国のために何か出来たら!」という気持ちも全部が嘘ではないとは思うのですが!)ハク様がやる気になって、能動的に動き出して・・・ 今は事の成り行きを見定めている状態。ケイシュク側から「こんな場合には権限を譲るかも~」という提案には立場のないハク様や仲間達を守る為にも、とりあえずノッておくのが吉だと判断したんだな、と。我らがヨナ姫はしたたかな女なのです。・金州 ハク様&ユン君が阿波へ旅立とうとしたまさにその時、南戒の敵が襲来!!なんか今回線画がちょっと荒れてるかな・・・草凪先生お疲れなのかな・・・-と余計な心配して読んでたんですが、ハク様のターンになったら安定した気がして(ああ良かった草凪先生がハク様の作画を外す訳がなかった!)と安心しましたvすみません 長くファンやってるとホント余計な事言い出しますね。自重しなければ。。高華国と戒帝国との狭間に位置し、常に紛争の被害を被ってきた金州。ハク様もユン君も、17巻で攻撃されている場面を見ています。あ、とりあえず千樹草取りに行くんだ~と思ったら・・・ あそうは問屋が卸さないよね!・「ふーっ・・・ ・・・ユン君 独りで阿波行ける?」byハク様「・・・馬鹿にしないでよね 俺は天才美少年なんだから雷獣こそ 俺がいないんだから怪我しないでよ」by頼りになるユン君両者タイプの異なる大天才×2! そして困っている人を見過ごせない性分×2!瞬時に想いを同じくし、自分のやるべき事を見定めて出来ない事は相手に託す・・・お互いへの信頼が素晴らしいですよねぇ! ハク様&ユン君が良い関係すぎて「イケナイこれはヨナ姫が嫉妬してしまう」と要らん心配してしまいましたよ;・「お早うございます 空の部族軍の新米でございます緋龍城では雑用係の三十五番隊 皿洗いが得意ですそんな下っ端に手古摺ってるようじゃ当分高華国どころかこの大刀の先よりこっちにも入れないんでよろしく」by高華の雷獣/ドヤ顔新米兵士ハク様前回に引き続き、ドヤァ・・・!! な格好良いハク様ですね!「ーウン!これ前回も観た!」と思いましたが、今回は大刀を持ちだして雷獣っぷり100%です。今回のハイライトは、やっぱりハク様のこの「場面によってコロコロやること変えちゃう性分」でしょうか。スウォン絶対許さない って言ってた割には助けちゃうしヨナ姫の専属護衛目指してる にも関わらず戦の最前線に名乗を挙げちゃうしユン君の護衛を最優先するはずだったのに、あっさりと金州に残っちゃうし・・・お前いつも言ってる事とやってる事が違うんだよムカつく!!!ーと言われても仕方ない立ち振る舞いをしていますよね。・・・実際、ハク様は「俺はこーゆー人間だ!」というプライドが無い男だと思ってます。常に「バランスが悪いところを補強・補填する」為に動いてしまう性分です。こんな男だからこそ、冒頭でヨナ姫を命懸けで守る事が出来たのだと思います。次回は1ヶ月後・・・どう転ぶのかな。楽しみです!しかしヨナ本編が掲載されない号にヨナ付録付けるのやめて欲し・・・買っちゃうじゃん;;by妹