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カテゴリ:愛to少女マンガ
美少女戦士セーラームーンミュージアム 金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館) 2024.7.13~9.1 原作コミック、アニメーション、記念碑的な玩具ブームやミュージカル… 30年間に渡る、セーラームーンの様々な展開の軌跡を楽しめる企画展! 企画展等でも名古屋会場はそれほど混むイメージはないのですが、 お盆休み中の更に土日に行ったため、オープン時はかなり人が居ました。 美少女戦士セーラームーンは、私たちにとっては古典というか、 まさしく神話…エンタメの一番の基礎にあるような作品です。 物語というものが認識できるようになったころに、 キー局のゴールデンタイムでTVアニメの無印が放送されましたので… 本当に純粋に「私たち(の世代)向けに展開してくれてる作品」だと認識していました。 そしてやっぱり、アート性というかモチーフのセンスが桁違いなんですよ。 従来の作品との比較も判別もできないような段階で、 この作品から入り、この作品をエンタメの基礎に据えてしまっているので… アート/エンタメの英知をすべて投入した、 ムーブメントを巻き起こすようなトップトレンド作品は、 子ども向けに作ってくれるものだと信じて疑っていませんでしたし、 そこまでやんないと、子どもには焼き付かないから! 子どもって本当に素直に、面白いものしか焼き付けないから!と いまだに思っています。 以下、ほぼ写真ログです。 重厚感のある各戦士のアイテム…! ゴテゴテしつつも抜いた部分・スマートさを感じさせる 圧倒的なデザインセンス…おしゃれ…! 玩具・グッズの園! 初代ムーンスティック。 誕生日に買ってもらって、持ってましたよ。 多分捨ててないので、今でもボロボロのが実家の押し入れにあるんじゃないかな。 30年後に展覧会に展示されるような記念碑的玩具で遊べてたなんて、贅沢でしたよね。 ロッドには指輪が付属していたのですが、 幻の銀水晶(別売)をはめると、別の豪華なメロディーが流れる仕様でした。 …当時のおこづかいでは買うことが出来ず、 生まれて初めて「これが商業か」と認識しましたよね。 無印最終回が印象的なオルゴールも持ってましたね…。 これももってた…無印の頃のグッズたくさん持ってたなぁ~! ルナPボール! これも持ってた。超お気に入りでした。 プラスチック製ですが、一応背面はポシェットのように開くことが出来ました。 一切忘れてましたが、このよく分からないゲーム(右の方)も超遊んだ… ラムネのお菓子のヘッド部分もコレ持ってた… 一気によみがえる記憶。恐ろしい このゲームもやった!覚えてる! あたりが出ると3枚?かな?カードダスが出てくるんですよ。 セレニティのドレス&エンディミオンのタキシード! これはウェディングドレスなのかな…? ミュージカル衣装の展示も見応えがありました。 2000年ころの、2.5次元ミュージカルが手馴れていないころの衣装(上段)と、 最近の衣装(下段)の作り方の考え方の違いも見て取れて面白かったですね。 なかよし表紙(壁面)・ふろくコーナー。 うぉおおおお!超見覚えのあるゾーン!(なかよし本誌愛読者) 忘れもしない、生まれて初めて買ってもらった漫画雑誌がこの号↑。 こんなころから漫画とともに生きて来たんだもんな… そりゃ、漫画がないと生きていけないよな、私たちはもう…。 写真を撮ることはできませんでしたが、 武内直子先生のカラー原画をガッツリ拝み倒せる展示室もありました! 特にアナログカラー原画の園は、ものすごい見応えで、 妹がその部屋をぐるぐる熊のように徘徊して出て来なくなりました。 武内直子先生のカラー原画は…あれはもう特別というか。 漫画云々の世界の話ではなく、完全に水彩アート作品なので。 以下、妹の言葉 もう…天才!天才過ぎる別格過ぎる…! 「こういう作品にする」という明確なビジョンと思い切りの良さ… それにしても「どうしてこうなった!!?」のオンパレードが過ぎる。 武内先生の、素材感・空気感への飽くなき追及というか、そこの感性が違い過ぎる。 みずみずしさを重視したイラストは、カラーインク主体/水いっぱいで描いていて、 ふわ~っとした質感、乾いた空気感の必要なイラストにはパステルを使用している。 95年以降とかになってくると、通常の画材じゃ飽き足らなくなって、 モデリングペーストを持ち出したり、実物のビーズを貼りだしたりしてる。 更にはムーディーな画面づくりのため、だんだん和紙とかに描き始めてる。 もともとトーンの落ちた和紙に、ピンク色等のカラフルな色を載せるとか…どんなセンス!? ワントーン暗めの和紙にパステルやホワイトで白を入れると、発光して観える。 連載終盤の頃は、どれだけアナログカラーイラストを発光させられるか、という もはや宗教画の様相を呈している。 そして「誰に何言ってんだ」な感想だけど、描線が綺麗すぎる・・・!! こちらのイラストの原画も掲示されていました。 切り貼りして仕上げてあるアナログ原画が観れて本当に嬉しかった! *写真はイラスト集・レゾネ掲載のものです。 あれこれ画材を試されてきた後の、集大成的な印象のイラストでした。 ホワイトが本当に綺麗に入っていて、可愛いいのに超カッコいいんですよ。 このイラストの原画も拝見しましたが、コレ、アナログですから。。 本当に、イエス・キリストかブッタかセーラームーンか、って感じでした。 壁面に大々的に展開されているフォトスポットも充実してました。 武内先生、現在はアナログ画材も使用しつつ、デジタルでイラストを仕上げられているようです。 それがっ・・・いちいちセンスの塊なんですよ・・・!!!(当たり前) グッズも少しですが購入しました。 おみくじ的に購入したトレーディング缶バッチは、 アニメ無印放送時の推し2人(亜美ちゃん・姉、美奈子ちゃん・妹)を自引きしました! 凄い! 最近は、展覧会やらポップアップショップやらミュージカルやら… ほぼ少女漫画というニッチ界隈の作品にしか反応しない私たちでも 追いつけないほどのイベント数/グッズ数で大変です… いえ、ありがとうございます!! 全てに反応することは難しいですが、めっちゃ嬉しいです! 是非今後もたくさん企画展を開催して、グッズたくさん作ってください! 行けて良かったです。楽しかった! by姉
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最終更新日
2024.08.13 22:03:16
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