|
テーマ:今日の出来事(291314)
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は悲しい現場に遭遇してしまいました。
いいお天気だったので、 葉山~逗子へドライブへ行ったのですが、 森戸海岸付近をなにやら ヘリコプターが 異様な動きをしています。
旦那と「何か事故でも起きたのかなぁ。」 これから海をドライブしようと思っていたので、 海岸沿いのほうへ行き、しばらくそのヘリコプターの間近まで 行きました。
やっぱり・・・。
海にも海上保安の文字が・・・
海難事故?
10分くらいしてからでしょうか・・・。
釣り人たちも異様な雰囲気に気づき、 そして近隣の人たちも出てきました。
警察官もパトカーで次々やってきました。
どうやらダイバーの一人が 見つからないようなんです。
ヘリからレスキューの人が3人海に降りてきて、 あるあたりを盛んに潜っては捜索していました。
もう祈るばかりで、なかなかその現場を離れられなくなりました。
なぜかmaomaoが双眼鏡を持ってきていたみたいなので、 交代交替で双眼鏡で海中のレスキューたちの 必死の捜索活動をただただ見守るばかり・・・。
それでも見つかりませんでした・・・
気づいたら2時間半以上その現場で 海猿たちの命をかけた 救助を見守ってしまいました。 maomaomの蒼白の顔で 「海ってこわいんだね・・」 「うん。maomaoより泳ぎが上手であろう大人の人でも 大自然の海ではたちうちできないことがあるんだよ。 楽しいけど本当にふざけちゃいけないところだよ。」 そう言いきかすことしかできませんでした。
その後ヘリから降りてきた救助隊も ダイビングをやめてもまだ尚、 ヘリから窓を開けて海面を捜索していました。 海中へ潜っていた救助隊は 1時間くらいはもぐっていたんでないでしょうか・・・ その様子を見ることも2次災害が起こってしまうのではないかって ハラハラしながら見守っていました。
風荒れている海を 命を顧みず捜索にあたっている姿はとても 胸を打たれました。
でも、その努力空しくまだ見つからない状態で、 私たちが帰るころはもう日が暮れる間近・・・ あのまま打ち切りの時間になりそうな感じでした。
レスキューにか関わるお仕事。 こんな現場を見たのは生涯ではじめてだったので、 改めて危険と隣り合わせの仕事を 自ら選んで省みずに捜索する意志に 心より尊敬します。
子供目線からしてみたらヘリコプターは近くにいるし、 ロープで降りてきたり昇ったり・・ かっこいい保安隊員はいるし・・・ 映画のようなシーンで はしゃいで「すごいすごい!」と 携帯の写真を向けたいくらいの迫力あるシーンでしたが あまりに壮絶な状況で そんな気持ちにはとてもなれませんでした。
さすがに3時間弱は子供の方が持たなくて、 6時前には戻ってきてしまいましたが 日没近かったのであれから 捜索打ち切りになったんではないでしょうか・・・。
御家族はどんな夜をすごしているのでしょう・・・ そう思うと、本当に胸が痛いです。
いまは一刻も見つかることを、 見つかったことを願うのみです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|