28日の出来事の報告をします
まずは、「ヒロシ」のコンサートを招待してくれたのに行けなかった事で友人が怒っているかもしれない件、について。どうやら忙しかったらしくて、その後「ヒロシ」の生写真があるから今度会ったらあげるね~、と言うメールが届きました。怒ってない?と送ったら「大丈夫だよ~。病気はしょうがないもんね~」と返事が来ました。私の早とちりのようでした。ほっ!そして皆様にご心配お掛けして失礼しました。いつも些細な事でくよくよしちゃう悪い所が出たんでした。次に娘の事ですが、昨夜の日記で娘が怒りを表していました。「バラエティなんてやらせなんだから、あんな事で本気になるなんて純粋過ぎる」と書いてありました。「父も母もオフではこの事に触れないで欲しいし」とも書いてありました。十代の頃、母にも言われた事があります。「あんたは純粋過ぎる」と。私を否定し続けた母と同じ事を娘に言われたので衝撃が激しく、一人で泣きました。子供の私が戻って来て、一緒に泣いていました。どうして良いか分からなくなり、考えあぐねて今日夫に相談しました。私が「母親」としての役目だけをしているために、自分が空っぽになってしまっていろんな弊害が出て来ているのではないか、と言う話になりました。何もかも娘のためにする必要は無いのではないか。もっと自分のために生きていいんじゃないか。と、夫に言われました。そう言えば娘が不登校になってから、家の中の生理整頓が全く出来なくなってしまいました。あんなに好きだった洋裁や絵を描く事も何も出来なくなってしまったのです。何故だろう?と思っていました。心の余裕が無くなってしまったんだろうか、と思っていました。自分では乗り越えたと思っている壁を、実はその上で動けなくなっているのかもしれないと思いました。でも、どうして良いのか分からない。そこで、今は2Fの娘の部屋で寝起きしているけれど、少し娘と距離を置いて1Fの自分の部屋を片付けてそこで寝起きしようと思う、と夫に言いました。私はずっと体が弱くて1Fでは寒くて風邪をひき続けてしまう事と、娘が以前は一人で眠れなかったので私が2Fで一緒に寝ていたのです。すると夫は、パソコンもそこに置いて、本当に自分の事を一人で出来る自室を作ってはどうか、と言ってくれました。「自分の隠れ家は必要だよ」と言ってくれました。以前の夫からは出てこなかった言葉です。夫も鬱病になって苦しみ、沢山の事を考えたようでした。とてもありがたい言葉でした。この18年1ヶ月、子供だけのために生きていたような日々でしたから。だから自分が空っぽになってしまって、したい事が消えてしまったんでは無いかと思いました。そう思ったら少しやる気が起きてきました。物置になってしまった奥の部屋を片付けて、いらない物は捨てて、鬱病に良い真っ白い布で天井を覆って・・・。そう思ったら少しワクワクして来ました。冬が怖いですけど。絵を描く気になるかもしれない。実は何故、こんなにもブログに時間を掛けるのだろうか?とずっと疑問に思っていました。きっとここでは「私個人」になれて、ここに来てくれる人も私を一人の人間として扱ってくれるからすごくすごくうれしいんだろう、と思います。ここでは「母」とか「妻」ではなく「自分」になれる。今の自分にはとても必要な事で、だからここにずーっといてしまうんだと気付きました。これからは少しずつ「自分」を満たして行くために行動して行こうと思います。まずは片付けから。そして歩いて図書館に行くとか、林に散歩とか、して行こうと思いました。こんな事の顛末でした。完結はしていませんが。 猫のいる風景