片付けに関するあれこれ・その1
●これは2012年頃に書いたものですが、 アップしそびれていました。 そして最近また片付けに関する良いヒントを頂いたので 片付けに関して書こうとしてこれを見つけたので これをその1にしてその2で書くことにしました。―・―・―・―・―・―・―・―・―・―子ども時代、整理整頓が苦手で毎日母に怒鳴られていた。物の少ない時代だったにも関わらず私は整理整頓が苦手だった。大学入学で寮生活を始めたが、八畳間に3人が住まうために個人の持ち物は文机1個、カラーボックス1個、衣装ケース一個、布団一式と文房具のみだった。1年半後に寮を出て一人暮らしを始めて少ない荷物をきっちり整理する癖がついた。何もかも自分でやるので全てを把握していないとやり繰りできないため商業科高校卒もあって簿記を付けてお金の出金を把握し残金を日割り計算をして糊口を凌いだ。それがいつしか子どもを産んでから家計簿を付ける余裕がなくなり大雑把に暮らすようになった。それでも毎日掃除して洗濯して干し、畳んでタンスに片付けた。四季の変わり目には子ども達が着なくなった服を他所の小さい子の家に廻し、大きい子の所から回ってくる服を整理した。その時には家中の押入れを全部出して整理整頓した。10年4ヶ月前、娘が不登校になって鬱が悪化し、胸がキリキリ痛むのを我慢して暮らしていたら掃除も整理整頓も出来なくなっていた。6年前に母が亡くなって実家の片付けをして使える物は家に持ち込んだせいもあって家の中は物で溢れるようになった。今では何をどうしようか一週間悩むこともよくあり、物によっては一ヶ月や半年間どうしようかと悩みようやく解決する事もある。だけどそのまんまの物も沢山沢山ある。掃除や整理整頓が出来なくなった事を嘆いて「昔は掃除も毎日して 押入れの整理整頓もやっていたのになぁ」と数年前に言った時「昔から汚かった」と夫が言った。「憶えていない」と息子が言った。恐ろしく記憶力の良い娘だけが「床に物がなかった」と言った。あんなに必死に毎日毎日自分の事は全部後回しにして家事に育児に蒙昧していたのを否定されたようで夫の言い草には今でも腹が立つ。雨の湿気の多い日曜日に家族が全員トイレに行ったようでタオルが大幅に湿っていたらしくて「そろそろタオル交換した方がいいんじゃないの?」と夫に言われた時には愕然とした。「タオルは毎日交換しています。 色柄だけではなく、 触った感じも違う色んなタオルを 毎日交換しています」濡れて使えなくなってから交換していると思っていたらしい。毎日頑張っていた家事を全部蹴散らされた気がして家事をする気力が削がれたのだった。そう言う事が毎日毎日繰り返しあって頑張る源を削り取られて20年経った頃に決壊したのかなぁと思う。今思うのはトイレのタオルが毎日交換されている事に夫が気付かないからと言って他の様々な事に一切気付かないで私の頑張りを当たり前だと思っている何も感じない夫だからと言って、何も感じない、つまり何も気付かないいわゆる何も見ていない夫の意見なんかに振り回される必要はないよって事だ!ふん。(怒りがある今日の私)何も見ていない人の意見なんて気にする必要がないんだし、そんな人から言われたり反応された事で私が傷ついたり削れたりしないでも良いんだよと、今までの私に伝えに行きたい。でもまあその割り切り方はとても心の中が殺伐とするんだけどね。先日、Leadのプレパに娘と行った時、眠くて移動中の車の後部座席でずっと眠っていた娘は機嫌が悪くて言葉がトゲトゲだった。ついに「今日ピーの言葉が恐いよ」と言ったら「そんな事で一々恐がっていたら、 生きていけないよ!」と吐き出すように投げ付けられてわぁーまるで若い時の夫にそっくりだと思った。夫に報告すると「私は教えていません」と語った。遺伝ってすごいなぁと思う。はっきりした意思と強い口調は義姉や姪たちとうちの娘の共通する所だ。最近、夫の家族を見ていると育つ環境以外の遺伝子の強さにも感じるところがある。私の方はと言えば、ついついその場に笑いを誘いたくなる遺伝子が父から私、私から息子へと受け継がれている気がする。脱線しちゃったけれど、そんな訳で私は掃除や整理整頓の本を読むようになり少し前に読んだ「人生がときめく片づけの魔法」で物の価値や捉え方を学んだのだけどそれでも片付けの選別が出来なくて(今貧乏なので、ときめかないからと言って捨ててしまうと 生活が成り立たなくなることもある)うだうだと迷っていた時に見つけて読んだ本「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」小松 易著 中経の文庫が非常に意識改革に役立っている。14 誰でも出来る! 片づけの基本動作 「出す→分ける→減らす→しまう」 1,まず、すべて外に出す 2,「いるモノ」と「いらないモノ」を分ける 3,捨てる?あげる?売る?いらないモノをとにかく減らす 4,はじめは場所を考えず、もとの場所にしまう私は分けると減らすで躓くのだ。その点は以降に出て来て勇気をいっぱいもらえる。42 「真逆の行動」を続けることで悪い習慣を変える 部屋が散らかる原因は、「悪い習慣」があるからだ。 その悪い習慣を変えることができれば、 部屋は散らからないのではないか。 ついついやってしまう「悪い習慣」の「真逆の行動」を21日間続ける私は何もかも面倒でいつも疲れているので何でも後回しにしてしまっていつも追い詰められて困る。そうだ、後回しにするから困るのだ!と気付いて、先刻いつも後回しにして困っている台所を片付けてスッキリした!!これはいつもやってしまう悪習慣の逆をやって良い結果に繋がったので次からの行動の弾みがついた。大震災後にテレビ漬けになってしまい何もしないでテレビの前で心の穴を埋める作業をしてしまうのだけど、結局心の穴は埋まらないから虚しさだけが積み上がって行くのだと自覚はしている。それで先刻テレビを消してPCを自室に移動し、用事のある時だけ付けるようにした。机と椅子の所にPCがあると細切れで動くので腰と意識が軽くなって良いかもしれない。真逆の行動をしばし優先事項で頑張ってみます。―・―ここまで2012年頃に書いたものです―・―・―