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May 12, 2009
カテゴリ：科学医学
5月7日（木）PM10:00からのＮＨＫの番組
「復活した“脳の力”～テイラー博士からのメッセージ」 を録画しておいたのを 何度も何度も見ています。 これは脳科学者ジル・ボルト・テイラーさんが 37歳で脳卒中に倒れてからリハビリをし、 一人で生活したり 仕事が出来るようになるまでの事を振り返った ドキュメンタリー番組です。  テイラー博士が脳卒中で経験した事や リハビリでの事や脳について書いた本 「奇跡の脳」です。 ・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 番組内容 女性脳科学者ジル・ボルティ・テイラー博士。 脳卒中に倒れ、 言語や思考を司る機能を失いながら リハビリを経て復活を果たした。 その軌跡と脳の知られざる力に迫る。 詳細 新進気鋭の女性脳科学者として活躍していた ジル・ボルティ・テイラー博士。 ３７歳で脳卒中に倒れ、 一時、 言語や思考をつかさどる左側の脳機能が停止した。 ８年間のリハビリを経て 完全復活を果たした彼女の手記は、 脳卒中の実態や脳の未知の力を示す貴重な記録として、 人々の共感を呼んでいる。 闘病中には不思議な幸福感を感じたと 彼女は語る。 復活までの軌跡を追い、 生命科学者中村桂子さんとの対談を交えて 人間の脳の神秘に迫る。 出演者ほか ジル・ボルティ・テイラー 【きき手】中村 桂子, 【語り】久嶋 志帆 【声】弘中くみ子, 松岡 洋子, 小室 正幸, 園部 啓一 ・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 左脳で出血が起きたテイラー博士が 具体的にどんな症状を感じ どのような身体症状が起きて どう行動したのか、 命を永らえるために どう努力したのかを詳しく語っています。 病院で意識を戻した時 彼女は言葉を失っていたが 幸福感に満たされ それは「涅槃」のようだった とテイラー博士は語り、 健康な右脳の可能性について 面白い話をしていました。 私は最近 脳について考える機会が多かったので 豊かなヒントを貰えた気がしました。 一般的に左脳は 言葉や論理的な思考を司ると言われており 右脳は直感的でイメージや 芸術的な思考を司ると言われています。 左脳が働かなくなった時に 普段は抑えられている右脳が中心になった博士の 作り上げた脳のステンドグラスは とても彩りや組み合わせが豊かで美しい物でした。 逆に、 脳卒中になる前に作った脳のステンドグラスは とても単純な作りで 色彩も赤だけののっぺりした物でした。 それを見ただけで左脳と右脳の影響と言うものを とても考えさせられました。 私は若い時には 今よりもっと右脳を使っていたのに この15年ばかりは 左脳だけで生きていたのだと思いました。 論理だけで自分を縛るから 苦しい苦しいと 身体が教えてくれたのだなと思いました。 そうして絵を描いたり 文字遊びや庭仕事さえ喜びをもたらさなくなった 今の私と言うものについて 考えさせられました。 「脳」ってすごい力を内在しているんだろうと 思っています。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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