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October 22, 2010
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テーマ:家族生活(59)
カテゴリ:家族
昨日、家を出たのが11時で、
叔母の部屋に着いたのが13時30分。


叔母は部屋探しの話しになると
天童に帰る、
山形の育った家に帰る・・・

と何度も繰り返すので
こちらも何度も住めない理由を丁寧に話し

同じ繰り返しの15分間を過ごして
内心どうしよう・・・
と思い始めた所に

早目に病院のケースワーカーさんがいらして
3人で一見元気そうに不動産屋へ出発。



叔母は緊張のあまり無言になり
ケースワーカーさんと私で
明るい話しをせっせとして

叔母の気持ちを和ませようと
無駄な努力をした。



前回は叔母の病気と年齢で
2件の大家さんから断られたので、

今回は
ケースワーカーさんが色々骨折って下さり、

事前に不動産屋やアパートの大家さんに
連絡を入れて下さっていた。



それでスムーズにアパートを見に行き
不動産屋の方と私とケースワーカーさんの3人で

部屋や周囲の良い点を
べた褒めしまくった。



多分、ケースワーカーさんが
前日に不動産屋の担当の方へ
叔母への接し方の要点などを
話してくださったのだと思う。



叔母はちょっとした事でも引っかかると
興奮状態に陥って
落ち着くまで進めなくなってしまうし、

色んな事への反応が
ちょっと変わっているので、

前向きな点だけを強調したり
適当に流したりが必要になって来る。



だからワーワーとした明るいノリのまま
叔母が嫌だと言えないように持って行き、

何とかそのアパートに引っ越す
と言う事に決まったのだった!!(`・ω・´)!



本当は叔母が
身の回りの事が段々出来なくなって来ているので
一部介護付きの施設に入ってもらいたかったのだが、

何しろ叔母は一人で気楽に風呂に入りたい
と言う点に執着して

「今と同じアパート」「今と同じ山形のこの辺」
「今と同じ作りの部屋」「今と同じ場所」

だけが良くて
兎に角変化を受け入れられないため、

内容がどうかとか
将来的にどうか、

と言う視点で考える事が出来ないので
施設での生活は受け入れがたく、

1年半掛けての
ケースワーカーさんと私の必死の説得も
アパートすら無駄になりそうだった。



だからようやく
叔母の病気の事情を知って部屋を貸す
と言うおおらかな大家さんを見つけたので

私もケースワーカーさんも
もうここしかない!と言う危機感があり、
必死だったーーーーーーーーー(´・ω・`)



必死だったーーーーーー(′;ω;`)



それで不動産屋に戻って
その場で引越しの日取りも決めた。

その前に
色々準備しなくちゃいけないんだけど、

叔母の気が変わってもどうしようもない
と解ってもらうしかないようにした!!!


したんだ!!!!!



したんだ=======3



ケースワーカーさんと私と不動産屋さんは
頑張ったんだ=====3



叔母のアパートに帰ってからは
今住んでいる不動産屋・電気・水道・ガス・
電話・引越し業者との見積もりの打ち合わせ・
これから住むアパートの大家さんに連絡をしたり

古い家電や家具を捨てるとか
新しいのを買うとかの相談をして、

叔母が書類に記入する手伝いだとかをして
一応区切りが付いて
叔母のアパートを出たのが6時15分。



激動の5時間弱であった。



今の私の働かない脳で引越しが出来るのか、
新しい物をあれこれ準備出来るのか、

かなり不安だが、
親切で優しい病院のケースワーカーさんに助けて頂きつつ
何とか頑張るだよ!!!



叔母は難しい事の判断が出来ないし
複雑な事が出来ないので
(でも記憶力は素晴らしい)
私が頑張らねばならぬのだ====3



自分の家の中すら片付けられない私が
叔母の引越し頑張れば、

きっと行動力で
何かの弾みになると思うんだ。



叔母にとっては病院まで
今の距離の半分になるので

叔母自身は慣れない土地で
嫌がっているけれど、

私は心強いのだ。



今度のアパートは
バス通りから離れるので
バス通出来なくなるため

病院の送迎があるそうなので
逆に安心なのだった。



叔母は病院のデイケアセンターに
週2回通っており、

ケースワーカーさんが買い物や
歯医者さんや役所の手続きを

一緒に手伝ってくれるので
ものすごーーーくありがたい。



ケースワーカーさんがいなければ
叔母の一人暮らしは成り立たず、

病院に再入院とか
うちに連れて来るしかなくなり、

知らない宮城に来たら
叔母は退行してしまうであろう事は
想像に難くなく、

そうなると何年もひどい状況になる事は
天童に引っ越した後の十数年を知っているので
よおく解るのだった。



だから
一部介護付きの施設には入れなかったけれど、

病院に今までの半分の近さのアパートで
住めるようになるのは、

叔母にとって
大きな前進なのだ========\(^ー^)/



良かった良かった。



家に帰り着いたのは21時10分頃で、
それからご飯を食べて
アプリをだらだらやって寝たのであった。


アプリ。
私はアプリ依存症。
PC依存症。
ネット依存症。



私も前進しないとなぁ。



変化が大嫌いで恐い叔母が引っ越すんだから
私も前進したいものだなぁ。




しかし、
今回引越しのために
改めて叔母の部屋の家具を見て

余りにも間に合わせ的な
ろくな家具がない事に気付いた。


家電はあるのだが、
食器棚は古くて小さくて

作り付けのタンスしかない。



母からバトンタッチした後で
私が叔母の所に行くようになって
2つ持って行ったクリア式の3段引き出しと
5段引き出ししかなかった。

そこに衣類を入れていた。



下手に叔母に色々言うと
叔母が興奮するので
見て見ぬ振りをしていたのだが、

余りにもお粗末な家具類を見て
それを用意した私の母が

どれほど叔母を嫌がっていたかを
改めて見た気がした。



お母さん、
タンスくらい買ってあげたら良かったのに。

もう少し大きくて綺麗な食器棚を
用意してあげれば良かったのに。



収納する物が無いから
衣類は紙袋に入れて床に置いてある事に
初めて気づいたのだった。



私は小さい頃から
叔母に構うなと言われ続けていたので

きっと無意識のうちに
親身になってあげてなかったのかもしれないと
改めて思った。



掃除も私が手を出すと
怒らせてしまうのではないかと思って
余計な事は言わないでいたのだ。



何に反応して興奮するか解らないので
あまり刺激を与えないように、
が身に付いているのだと思う。



他人だからこそ見える事や
気づく事があるものだと思った。



今回、家電も布団もタンスも
全部買い換える事にした。



叔母が新しい部屋と家具類の中で
どうなるのか
ちょっと心配なんだけどね。



来週、
引越し屋さんの見積もりのために
また山形に行く。



今度は車で行けそうなので、
実家にある物を少し
叔母の所に持って行けるかもしれない。



でも引越しって
ちょっとワクワクするp(^-^)q
















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Last updated  October 22, 2010 05:28:04 PM
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