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テーマ:健康になりたい!!(42)
カテゴリ:心
先日、
寒い夜にご飯を作っていた時の事。 家事を幾らかでも楽しいものにしたいと思って mp3ポータブルプレイヤーのイヤホーンで音楽を聴きながら 食器を片付けたり、 台所で米を研いだり、 おかずを作ったりしていました。 最近mp3プレイヤーに入っているのは ハウス系テクノやトランス・ジャズあれこれ。 BOOM BOOM SATELLITES・Underworld・Radiohead。 ニコニコ動画の歌ってみたの歌い手さん達 clearさん・腹話さん・みーちゃん・しゃむおん君・ hiroさん(この方はプロでもある)・そらるさん・ neroたん・てんちゃん・nekoさむ・しろくろたん・ スリーぴーすさん・amuたん・etcetc・・・ そしてLeadが80曲ほどと UVERworld・三浦大知。 Leadは元気が出る明るいハイテンポな曲が多く、 曲を聴くとライブを思い出し 自然に浮き浮きと体もリズムを取りながら ニコニコしながらご飯を作ります。 すると渋く始まった Radeioheadの「These are My Twisted Words」 。 ギターがソッピースキャメルを彷彿とさせて 実に暖かい音色で個性的。 水面にたゆたいながら 内面の深くに潜り込んでいく感じがします。 ハイテンションから急に内向的に切り替わり、 私も静かに音楽に聞き入りながら あれこれ考えに耽り出した所に流れた次の曲が 「Everything in its right place」。 これは実在の霊能力者が 警察に協力している事実を素に作られている アメリカのドラマ「ミディアム」のオープニング曲で ぞわぞわと恐さが伝わる不思議な曲です。 私のmp3は曲の順番を操作出来ないため 自分で流れを作れないと言う残念な所に起因している 気分飛ばしの状況です。 それで Leadのお祭りライブ気分から180度ひっくり返った 深遠な気分で静かにご飯作りに専念していたら、 いきなり顔の右側に誰かの顔が現れ、 私は不意を突かれたために驚愕し、 悲鳴を上げながら その時に持っていた 水で戻してザルに上げたワカメの 水切りをして溜まっていたボウルの水を その顔目掛けて振り掛け、 台所の隅に走って行って丸くなり 叫び声を上げていたのでした。 私の心臓はキリキリと痛みを感じ 動揺はしばらく収まらず、 ヒイヒイと震えて丸くなっていたのでした。 この反応は自分でも驚いたのでした。 こんなに過激に反応する事は 初めてかもしれません。 落ち着いてから見ると それは息子なのでした。 息子は驚いて 困って立っていました。 ホラーみたいな 恐い音楽に脳内が満たされていた時に あんな風にそっと近付いて 顔の横に顔を突き出してはいけないです(`・ω・´) 「お母さんは大げさだ」 「ちょっとした事ですぐ驚く」 子ども達によく言われます。 そして私の過激な反応が面白いと 子供達はよく隠れて私を脅かします。 毎日、何度も脅かします。 私が大げさに騒ぐから面白いのだそうです。 ですが 私はわざと騒いでいる訳ではないのです。 私がどうして他の人よりひどく驚いたり ちょっとした刺激にも過敏なのか ずっと不思議だったのですが、 私には PTSDのフラッシュバックが未だにあるので 人が驚かない事にも恐怖を感じたり ニュースを見るだけでさえストレスを感じます。 それだったのです。 いつだったか 心や精神病関係の本を読んでいた時に 「PTSDの人は刺激に過敏であり、 海馬が萎縮している」 と書いてあり、 非常に納得したのでした。 おまけにPTSDの人は 乖離に陥りやすいとも書いてあり、 去年のEGCで乖離状態になった事を思い出し 自分の状況をもっと把握して 少しずつでも開放してあげたいと思いました。 ■ウィキぺディアより 心的外傷後ストレス障害(しんてきがいしょうごストレスしょうがい) またはPTSD(Post-traumatic stress disorder)とは、 危うく死ぬまたは重症を負うような出来事の後に起こる、 心に加えられた衝撃的な傷が元となる、 様々なストレス障害を引き起こす疾患のことである。 私は記憶に映像を伴っている人で いつでも取り出して見れたのですが、 今は新しいものほど消えて行き 記憶力なんて当てのないものになりました。 もう記憶するのは嫌だと 体が言っているのかなと思うこの頃です。 子供達には 「私には重症のPTSDがあるので、 わざと驚かすのは止めて下さい。 心臓が危険です」 とお願いし、 私はもう人がいる所ではイヤホーンで自分の世界に没入するのは 止めようと思いました。 人が近付く音が聞こえていれば 身構えていられるので 驚かずに済むからです。 そんな事があった数日後、 フジテレビの「ごきげんよう」に出ていたピーターさんが 初めてサーフィンに挑戦した時、 大きな波に飲み込まれて 波打ち際まで揉みくちゃに翻弄されて 立ち上がろうとしたら 引き波に引きずられて海に戻されて また波にもまれて 危険な目に合った話しをしていました。 何とか浜に上がったものの 頭が痛くてしばらく難儀したそうです。 所が その翌年に仕事でホテルに泊まった時、 お風呂に浸かった途端に頭が割れそうに痛くなり、 ようやく浴槽から這い出て床に転がり このまま死ぬのかと思ったそうです。 何とかマネージャーに連絡をして 病院に行って調べてもらったけれど どこも悪い所がなく、 結局はサーフィンの時に波にもまれた恐怖の PTSDだと言う事が解りました。 お風呂に浸かった時に 脳が恐怖を思い出したらしいのです。 人間の脳の記憶と言うものは 自分で操作出来ず、 自覚も出来ないと言う事の 解り易い例だと思ったのでした。 ピーターさんは 時間が経って良くなったそうです。 私も高校生の時に波打ち際にいて 凄まじい波にさらわれた事があり、 恐ろしい力で海の中をぐるぐる回転させられ 何一つコントロール出来ない恐い思いをしました。 髪の毛一本一本の間、 耳の中、鼻の中、口の中、 水着のあらゆる中に砂がみっしり入り込み シャワーで流しながら驚いたものです。 共に波打ち際にいた 友人2人も同じ目に合っており、 静かな海辺で突然自然に噛み付かれ 非常に驚いたのでした。 ピーターさんは あれの何倍も揉みくちゃにされたのでしょうね。 小さい頃に親から離れて育った事。 家に戻っても居場所が無かった事。 PTSDで世界が信じられない事。 結婚しても敵が一杯だった事。 そんなこんなで私は 自分の中にしぶとい「不安」が住み着いている事を より深く知り、 これを何とか和らげたいと思っています。 毎日不安や恐怖感に襲われると 「大丈夫、大丈夫」 と声に出して自分を安心させます。 「大丈夫、大丈夫」 何とかなるさと声を出し。 「大丈夫、大丈夫」 自分が味方だよと声を出し。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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