1398213 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ふゆゆん亭

ふゆゆん亭

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

ふゆゆん

ふゆゆん

Category

Freepage List

Comments

ふゆゆん@ Re[1]:お返しにお茶漬けセット お茶の荒畑園(06/16) 散歩中の雨雲さんへ ↑何故か私の名前が散…
散歩中の雨雲様~★@ 散歩中の雨雲様~★ 急激な暑さと湿度にへきえきしております…
散歩中の雨雲様~★@ 散歩中の雨雲様~★ うっかりしておりました。 どうやら一般人…

Favorite Blog

『ウインディゴール… New! あけみ・さん

体力落ちすぎ pandanandaさん

MapleNatural  まてん☆さん
teami kago あっちゃん☆*:・さん
Boiling Point boiling pointさん

Archives

February 17, 2011
XML
カテゴリ:
●読んだ本● 2011・02・16読了


「インモラル」ブライアン・フリードマン著

長野きよみ=訳 ハヤカワ書房


【送料無料】インモラル

【送料無料】インモラル
価格:1,050円(税込、送料別)






■あらすじ■(抜粋)

妖しい緑色の瞳、艶のある唇、豊かな胸。

その少女の肢体は淫らすぎた――

町じゅうの男を虜にしていた
17歳の女子高生レイチェルが忽然と姿を消した。

失踪直前、同級生の男を誘惑し、
嬉々としていた彼女がなぜそんな不可解な行動を?

ダルース警察のストライドは、
レイチェルの義父が娘に色目を使っていた事実を知り、
義父を逮捕する。

やがて法廷で審理が始まるが、
そこには悪夢が・・・・・。


・マカヴィティ賞最優秀新人賞受賞
・アメリカ探偵作家クラブ賞受賞
・英国推理作家協会賞受賞
・アンソニー賞受賞
・バリー賞の最優秀新人賞最終選考ノミネート




■感想■

他人は自分の欲望を
満たすために存在しているかのように、
冷徹に奔放に生きていたレイチェル。

苦しみながら生きて来た
レイチェルの母。

妻を亡くして哀しみから
抜け出せないでいる刑事ストライド。

小柄で優秀な相棒のマギーは
ストライドに恋していたが仕事はやり手だ。

登場人物それぞれに光を当て
じっくり描いてある。

ミネソタ州ダルースは
アメリカ北東部にあり、
湖と運河のある港湾都市である。

とても寒い都市のようだ。

1月の平均気温が-13,3度と言う事は
最低気温がぞっとするほど寒そうだ。


私には高校時代の友人で
自分の欲求を満たすためなら
何をしてもうしろめたさを感じない女性がいて
レイチェルに似ていると思った。

でも家庭の事情を知るにつけ、
彼女には彼女なりの事情があって
自己中心的に育つしか
なかったのかもしれないと思うようになった。

だからレイチェルが
欲望のまにまに生きている強い理由を
もう少し掘り下げて欲しかった。


頭が働かず、
読書には気力が必要なこの頃の私としては
この分厚い本をとても頑張って読んだのだ。

それなのにプロローグに書いてある事が
大きなヒントになって
何があったのか先読みしてしまい、
少々楽しみが薄れた。

でも読み応えは十分だった。

途中までは先読みしてしまったけれど、
ラストは見事に騙された。

確かに沢山の賞を取るだけの
読み応えだった。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  February 18, 2011 03:54:16 AM
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X