1390652 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ふゆゆん亭

ふゆゆん亭

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

ふゆゆん

ふゆゆん

Category

Freepage List

Comments

ふゆゆん@ Re[1]:お返しにお茶漬けセット お茶の荒畑園(06/16) 散歩中の雨雲さんへ ↑何故か私の名前が散…
散歩中の雨雲様~★@ 散歩中の雨雲様~★ 急激な暑さと湿度にへきえきしております…
散歩中の雨雲様~★@ 散歩中の雨雲様~★ うっかりしておりました。 どうやら一般人…

Favorite Blog

『カラマゾフの兄弟… New! あけみ・さん

pandanandaさん

MapleNatural  まてん☆さん
teami kago あっちゃん☆*:・さん
Boiling Point boiling pointさん

Archives

June , 2024
May , 2024
March 26, 2011
XML
テーマ:巨大地震後(38)
カテゴリ:雑記帳
午前中、
歩いて近くのスーパーに買出しに行った。

ガソリン不足を考えると
車はイザと言う時のために残しておきたい。


夫の職場は12キロ離れた泉区にあるので
雨や雪や疲れている時は自転車で行けない。

交通の便が悪い田舎で車は必需品。

それが電車も全く動いていない今、
車は重大な死活問題。


地震後10日間くらいは
GSの前には長蛇の列で車が延々並び
3日並んで給油してもらったとか、

整理券もらえなくて給油してもらえなかったとか
大変な事になっていたので
車は絶対的な必要以外は使わないでいた。

そして私は
地震以後車を運転していないのだった。

ニュースで見ると
塩釜港のガソリンタンクを開放したそうで
昨日ラー(息子23才)が売ってくれそうなGSを探して
並んで1時間半で給油してもらった!

ありがたいがいつまで持つだろうか。
道路を見るとみんな車でガンガン走っている。

その裏で皆さんが頑張って下さっている。
ありがとうございますm(_ _)m



今日の買出しはなんと30分並んだだけで
店内に入る事が出来た!!!\(^ー^)/

震災4日目は4時間並んだ。
6日目は6時間並んだのですごい進歩だ!!(′;ω;`)

しかも最初は5品しか買えなかったのが10品になり、
最近は15品まで買えるようになった。

本当に皆さんありがとうございますm(_ _)m

牛乳はなかったけれど卵は買えた(`・ω・´)

納豆や油揚げや納豆はなかったけれど
豆腐は買えたヽ・ω・ノ

お肉や冷凍の魚は千円とか800円で
高くて高くて眺めただけだった。

でもあじの京西漬8切れ500円を見つけて
喜んで買って来た+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+

魚が食べられる~~~(′;ω;`)  



列に並んでいると色々聞えてくる。

一昨日並んだ時には
仙台中心部のダイエーが営業していると知らせがあったので
朝の5時から並んだのに
中に入ると洗濯ばさみしかなかったので店員に怒った
と言っている若い女性がいた。

仙台の街中からわざわざ買出しに来た人は
結構沢山いるらしい。

うちから徒歩7分ほどのスーパーは
物流が良いらしく助かっている。

遠くから買出しに来る人が沢山いて
駐車場はいつも満杯である。


今日並んでいて聞えたのは
北海道から被災地に来て
おにぎり1個千円・卓上用のガスボンベ1本を500円で売って
80万儲けて帰ったと言う話だった。

善意で働いている多くの人達の頑張りに感動する反面、
このような暴利を貪る人もいて残念である。

略奪や泥棒や詐欺や強奪や搾取が残念である。




帰り道で自転車を引いているおじいさんが
信号機の所で近くの人に
「塩釜はどう行けばいいのか?」と聞いていた。

目の前が塩釜なのに聞いている。
どこへ行きたいのかと聞くと袖野田と言う。

袖野田は私の足で歩いて
15~25分ほどだろうか。

近道を通れば結構近いが
一番迷わない道を教えると

「目が悪くてあまり見えない」と言う。

それで改めて見ると
背中が曲がって目は白濁していた。

白内障なのかもしれない。

古くてようやく動いている自転車は
乗るのではなく物を運ぶ専用のようだ。

目が悪いので足元が覚束ないようだった。
それで分かれ道まで一緒に歩いた。

本当は家まで送って行きたかったけれど
私は大根やキャベツやジャガイモを買って
荷物が重たくて重たくて
肩が抜けそうになっていたのを頑張って我慢していたため
自分の家まで持つのさえ必死だった。


本当はおじいさんみたいに
自転車を荷物を運ぶ道具に使いたいたかったのだが
震災2日目にラーが情報収集に動き回っていた時、
市民交流センターのエスプで盗まれてしまったのだ。


ピーが一度乗っただけの水色の自転車、
返して下さ~~~~い・゚゚・(≧д≦)・゚゚・


一昨日私は、
猫のトイレ砂とキャットフードを買いに
ホームセンターに歩いて行ったのだが、

行きはmp3でSHINeeの音楽を聞きつつ
速歩ほどの凄い速さで楽しく歩いた。

だから4キロほどを
35分しか掛からず汗まみれ着いた!!

所が買い物用のキャリーバッグに
重たいトイレ砂やキャットフードを入れての
帰りの上り道は腕がもげそうに辛かった。

持ち手を変えたり持ち方を変えたり、
何度も何度も休み休み引っぱった。

帰りは行きの3倍掛かった(=_= )

すっかり疲れ果て、
背中がミリミリと痛み、
頭も朦朧とした。

車は偉大です(`・ω・´)!

いつも車に大量の物を買い込む時に
歩いて運ぶ大変さは想像していたのだが、
実際にやると本当に大変でした(′;ω;`)

ああ、あの自転車があればと
ついつい思ってしまうのだった。


ホームセンターで聞くと
3万円弱の自転車しか残っていないと言う。

高いだよ。
そんなに現金持っていないだよ。

ホームセンターで
自転車について聞いた人は沢山いて、
みんな値段を聞いてガッカリしていた。


だから自転車で走っている人を見ると
うらやましいんである(・ω・`)

爽快に走って行く自転車さん♪

自転車は汚染なしで動力も自分で
最高だと思う。


ちなみに夫の自転車は
競技用の細いフレームの物なので
華奢で荷台も無く荷物運びには使えない。

ラーのBMXはタイヤの空気が抜けていて
自転車店まで行かないと空気が入れられない。

色々残念である。

ああ、ピーの水色の自転車・゚゚・(≧д≦)・゚゚・

坂道しかない海辺の町の買い物は
なかなかしんどいんである。



あのおじいさんは
無事に家まで帰り着いたろうか。

信号を渡って分かれ道の所で
「ここの道を真っ直ぐ行くと塩釜駅に行きます」
と言ったら

「あそこから解る」と
先を指差して言っていたので
古い道なら解るほどには見えるらしい。

近くのスーパーが地震でやられて
慣れないこちらに来たようだ。

お年寄りには
辛い状況が続いているなあと思った。

一人暮らしのお年寄りは
とても心細いだろうなあと思った。



市役所が津波でやられなかった塩釜市でさえ
海端は軒並み津波にやられたので行政の動きは遅く、

地震から一週間経ってサイレンの代わりに
12時と5時のオルゴールが流れた時
日常性の安心感に胸が一杯になったものだった。


そして地震後10日目に配られた焼きソバ3人前が
市から配られた唯一の物だった。

塩釜市からの初配給・焼きソバ3人前
(ありがたく頂いた)


それ以外、市からのお知らせも通達も全く無く
色んな情報は
各自がラジオやテレビやネットでの収集のみで動いて来た。

近所の人や
並んでいる人に聞くと言うのが始まりだった。


誰も何の世話もしてもらえないので
病気の人やお年寄りは大変だろうと思う。

それとも介護関係は始まっているのだろうか?



一日に走る
消防車や救急車は数えられるくらいに減り、
ヘリコプターやジェット機も減った。

危機感と並んであおられていた恐怖感も
大分緩和されて来た。

ラーは昨夜初めて熟睡したと言っていた。

口を開けばふざけた事ばかり言うラーは
多分緊張感を和らげるために
いつもふざけいているのだった。

そのラーは
多賀城市に住む友人の家が津波で水没したため
片付けを手伝いに行ったり、

ボランティアとして
津波にやられた海沿いの家の片付けをしに
泥だらけになって頑張っている。

塩釜にボランティアで来てくれている人は
半数は県外から来て、
自腹で公民館や仙台のホテルに泊まって
手伝ってくれているそうだ。

ありがたい事である。

県外の皆さん、海外の皆さん
ありがとうありがとうm(_ _)m



「うちは被災地じゃない。家族も家も無事だ」

と語ったラーは
いつもふざけた事ばかり言っているが

「家にいてもどうしようもない」

と言って
ボランティアに行くようになった。


今回の非情な災害を見て
価値観が変わったのだと思う。

多くを語らないだけに
ラーの行動は胸に来る。



傷だらけの皆さんに
少しでも愛が伝わりますように。















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 28, 2011 10:25:04 AM
コメント(6) | コメントを書く
[雑記帳] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X