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September 23, 2011
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テーマ:自分を知る(166)
カテゴリ:
先週、
地震後に初めて歩いて図書館に行きました。

図書館で一人の時間を楽しむ
心の余裕がありませんでした。


でも最近になってようやく
図書館に行きたいと思えるようになったので
歩いて行くと、
図書館が入っている壱番館の海側の
古くからの商店街で
津波にやられた所が3軒営業していました。


すごく喜んでいたのですが
今回の台風でまた冠水したらしいです(′;ω;`)

今日確認しに歩いて行こうと思っていたら
また雨が降ったので止めました。

塩釜は洪水に備えて何年間も海岸通りの下に
大きな下水管を設置する工事をして来たのに
役に立たなかったのでしょうか?
地震で中はどうにかなったんでしょうか?

今年から新たに「都市計画税」を徴収されたのですが、
頑張る力が奪われそうな現実です。



所で先週図書館に行った時、
帰り際に友人Kさんの娘さんに声を掛けられました。

ラーと同い年の娘さんで
Kさんとは家族ぐるみで
23年ほど親しくしていただいています。

人見知りが激しくて
私から絶対離れなかったピーが
4歳の頃に一人で初めてお泊りしたのが
このKさん宅でした。

子供達が大きくなってからは
ちょっと話すくらいなのですが。


Kさんはいつもニコニコしていて
ユーモアの豊かな方で
大らかで温かい人柄なので
いつお会いしても同じ安定感があります。


Kさんが車で娘さんを迎えに来るのを待ち、
挨拶だけして帰ろうと思っていたら
思わず話が弾んだので車に乗り込み
その後何年間も人にしていなかった話を2時間
お互いにワーーッと雪崩のようにしました。

中傷にならないようにと
これまで人に言わないで来た事を
私が話したら、
彼女も話し出したのでした。


13年まえに巻き込まれた出来事の話をすると
Kさんも似たような経験を
7年前くらいからしていたらしく、

しかも寝込んで動けなくなって
心身が病んで
癌にもなって逃げ出した私と違って
彼女は癌になっても逃げずに
闘ったのでした。

それらはお互いに黙っていたので
知っている人も少なく、
Kさんも私もお互いがどんな状況にあったのか
初めて詳しく知ったのでした。



それはいわゆる権力のある人達が
自分の思い通りに人を操作しようとして
Kさんが抵抗した話でした。

Kさんは人のいない所で
蔑まれて意地悪されて、
子供達もいたぶられて
とても気の毒で
聞いているうちに泣いてしまいました。


でもKさんは
「私は泣かなかったの。
 だって私悪くないんだもん。
 あの人達はいつか遠くに行くし
 私は私のやるべき事をしていれば良いんだし
 私は間違いだと思ったらはっきり言ったし
 何を言われても私さえしっかり立っていれば
 それで良いんだもん。
 だって失うものなんかないし、
 だから皆が黙してても私は言う事を言ったの。
 意地悪されたってアメとムチで翻弄されたって
 私がやるべき事をやれば良いんだから」


「よく逃げなかったね」
と言ったら

「これは意味があると思ったの。
 意地悪されたり利用されても
 学ぶべき事があるから
 私達家族は皆で学んだの。
 あの人達は人前では親切を装っていたから
 気付いていない人が一杯いて 
 立派な人だと言われていて。
 頭が良くて弁が立って
 知識がすごかったから
 尊敬してる人もいるし、
 励まされて元気になった人もいるの。 
 その人はそれで良いと思うの。 
 やっと元気になったんだから
 わざわざ言わなくても良いと思ったの。
 うちだけ酷い扱いされるんだから
 信じている人はそれで良いと思ったの。
 でも私はずっと闘ったの。
 6年近く闘ったの。
 だって他の人は関係なくて
 これは私の問題だから」


その人達は人前では
足の悪い彼女の荷物を持ってあげたりしたそうで
皆はなんて親切な人だと思ったんだそうです。

知識が豊富で弁が立つ人なので
凄い人だと思われていたそうです。


何だか非常に示唆に飛んだ話でした。

その人達は遠くに引っ越したので
Kさんはようやく話したのだと思います。



私は権力を振りかざす人が大嫌いで、
それは母から抑圧されて育ったので
ちょっとでも権力の匂いがすると
非常に敏感に反応するのです。

そして自分が酷い目に合った事を
ずっと忘れないのです。

その人が悪いと思うのです。

権力を振りかざして自分の望み通りに
人を造り変えるなんて
余りにも傲慢だと思うのです。

だからいつまでも
その人への憎しみが残るのです。


だけどKさんはその人達への恨みつらみではなく
自分がどう捉えてどう行動するか・・・
と言う方向に持って行ったのでした。

権力のある人に同調して
コロコロ変わる周囲の人に対しても
冷静な目で見ていた訳です。


この違いは何だろうと思いました。
Kさんと私の違いは何だろう。


きっとKさんは
自分を被害者だとは思っていないのです。

私は自分を被害者だと思っているから
いつまでも傷付けられたと引きずって
自分から立ち上がれないのだろうと思いました。


私が自分を被害者だと思っている限り
いつまでも立ち上がれないのだと思いました。

それは全てに関わりのある事だと思いました。
私のあらゆる事に関係していると思いました。

Kさんの話を聞いているうちに
目からウロコを感じました。


私はどうしたら変われるのか。

どうしたら立ち上がれるのかと
ずっと考えて来ましたが、
きっとこの被害者意識からの脱却が
とても大きいな変化をもたらすものになると思いました。


何をどう経験しようと
己が変わらずにいる人がいて、

私のようにその都度
ぐだぐだになる人がいるのは何故だろうと
ずっと疑問だったのですが、
Kさんの対応や行動で見えた気がしました。


私はいつまでもくよくよと
己を被害者意識で傷を舐めるのは止めようと思いました。


それで随分スッキリしました(*^_^*)


歩いて図書館に行ったご褒美だと思いました\(^ー^)/





















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Last updated  September 25, 2011 01:44:08 PM
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