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October 2, 2011
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テーマ:自分を知る(166)
カテゴリ:
私の中の地雷について



ピーがアニメ「WORKING!!」を見ていた。
3~4話分溜めていたのを
まとめ見していた。

私はこのアニメが苦手である。

女性陣が揃いも揃って
非情な事をぬけぬけとやってのける。

しかも皆に許してもらっている。
それを見てピーは声を出して笑っている。


いつも店の食品を
好きな時に好きなだけ食べても良い
ファミレスの雇われ店長は
働こうとすると物を壊すので
何もしない方が喜ばれる。

父親が可愛がり過ぎて
男は恐いと刷り込んだために
男性が近寄っただけで殴ってしまう
ファミレスの女子バイト。

他にも極端だけど
ほにゃほにゃした女子やごり押しの女子、
仕事が出来る我慢強い男子が出て来る
ファミレスのアニメなのだった。

男性陣はその無茶苦茶を受け流すか
殴られ続けても謝られると許して我慢している。

私がこの殴られてばかりいる男性だったら
理不尽過ぎてバイトを辞めてしまうと思うし、
こんないい加減な従業員だらけの店が
存続して行ける訳がない。

ファミレスの大変さを
舐めんなよと言いたくなる。

大体この原作者が平素の不満をぶちまけて
男性を困らせて
喜んでいるだけなんじゃないかなと思ってしまう。


ピーはアニメなんだから
極端な設定なんだと言う。


アニメだけど私は
イライライライラして来るんである。

だからその場を離れて台所仕事や
洗濯物仕事を熱心にやる。

それでも漏れ聞えて来る
「また殴ってしまったゴメンネ!」
「わーー気絶してる!」
「今日はこれで3度目だ」

それが聞えた時
思わず心の声を発声してしまった。

「お前が殴られてみろ===!!」


何をそんなにカッカとなるのかと思う。

若い人向けのアニメなので
非現実的な設定や無茶なキャラは
もう慣れていると思っていたけど、
イライライライラするんである。


そう言えばここまで酷くなかったけど
「けいおん」も見ていてイライラしたのだった。

何がイライラするのか
その時にも必死で考えたのだが、

忘れ物をしてもお茶をこぼしても
だらだらしても遅刻しても
いい加減でだらしなくても
全部許してもらえているのが
許せないのかもしれない。


私は全部許されないで
責められて罵らせて殴られて育ったので
それが許されて
しかも自分が許されていると自覚していなくて
それが当然と受け止めていて
思う存分だらだら生きている女の子に
イライライライラしたのだった。

私は何一つ許されなかったのに
この子は全部許されている。

私が欲しかったものを全部持っているのに
この子はその貴重さに気付いてもいない。


「WORKING!!」も同じ事に引っかかっているのだと思う。
男性は許す側で女性が甘える側になっている。

結婚してもそんなもの存在していなかったので
バイト先でこんなに許されるって事自体が有り得ないと思い、
自分が何一つ持っていないと思うと
腹が立つのかもしれない。


だからこれは私の問題。

アニメの問題ではない。
私の問題。


そして胸の奥が痛くなって
シクシクシクシク痛くて苦しくなる。


そんなこと小さい時から当たり前だったので
こんなに哀しい思いを抱えていたなんて
気付かなかったのだ。




社会人になってから
学生時代の友人Kちゃんのアパートに
仲の良い友人5人が集まった事があった。

ご飯を食べてちょっと飲んで
おしゃべりをして、
奥の部屋に布団を並べて
皆でごろ寝したのだけれど
私はなかなか眠れなかった。

するとまだ起きていたK子ちゃんが
「眠れないの?」と聞いたので
そうだと答えると
K子ちゃんは私の横に添い寝して
私の背中をトントンと優しく叩いた。

私はそんな風に
誰かに背中を優しく叩かれた事がなかったので
驚いたのだった。

私の体の中を
K子ちゃんが叩く振動が優しく響き渡り
隅々にK子ちゃんの優しさが染み渡った。

いつの間にか私は眠っていて
朝目覚めた時に
とても心穏やかだった。

しんとした暖かい朝だった。

あんな暖かい思いで眠りに付いたのは
初めてで最後だった。

あのK子ちゃんの優しさを
自分の子供達にあげたいと思っていたのだけれど
私の場合は厳しさと言うバランスが無いので
ただの甘やかしになった場合が多かった。




子供達は私の地雷が解らないと言う。
何に反応するか解らないと言う。

私はいわゆる天然系で
騙されたりからかわれても気付かない
真に受けるタイプだから
日常的にはふわふわしているのだけれど
一旦何かに触れると爆発する事がある。


誰も気付かない地雷を踏んでしまうのだ。

その地雷は小さい頃から我慢して来た
自分の「我慢した思い」「哀しかった思い」と言う地雷なので
他の人には解らないのだった。


この地雷をなくしたいと思うんだけど
自分では大分撤去出来たと思っていても
このアニメに強烈に反応したりするように
ふいに浮上するのだった。


私の中の地雷は私にしか解らない
私だけの地雷で
私だけにしか撤去できない地雷なのだった。





あなたの中には強い怒りがあって
それはとても激しい感情だと夫が言う。

普段は見えないで隠れているけれど
ちょっとした事で見えるそれは
とても強い怒りだと夫が言う。


この怒りを何とか緩和したい。

生きるのが楽になるように
怒りを少しずつ汲み出したい。


この怒りが地雷となっているのだと思う。

自分でも思いがけないほど激しい
怒りと言う地雷。

それほど我慢して生きていたのだなあ。





今日、数年振りで会った知人も
多分許されないで育ったのだ。

彼女からは普段から小さい怒りが発せられて
私は同類種の匂いがして
切なくなるのだった。

しかも彼女は
周囲の人に完璧さを要求するのだった。

それで泣いてばかりいた子供達が逃げ出した。

彼女もそんな風に
怒りを降り撒きながら生きていては
辛かろうと思う。



子供時代に刷り込まれた思い込みと
無意識の価値観を
どうしたら自分の必要に染め替える事が出来るのだろうか。














文字にしたら少し落ち着いて来た。




















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Last updated  March 22, 2012 10:40:19 PM
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