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テーマ:読書メモ(89)
カテゴリ:本
「自己分析と他者分析―自分のこころをどう探るか」 (集英社文庫) 岸田秀(著)町沢静夫(著) 【中古】 自己分析と他者分析 自分のこころをどう探るか / 岸田 秀 / ベストセラーズ [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】 ・岸田秀 日本の心理学者、精神分析学者、思想家、エッセイスト、和光大学名誉教授。 ・町沢静夫 日本の精神科医、評論家。 心理学や精神疾患、少年犯罪等についてマスメディアに執筆し、100冊以上の著書がある。 これは岸田秀さんが自分の症状について 町沢さんと語り、分析する本でした。 とても具体的な内容で 何をどう細分化して行くのか、 どんな症状が何に属するのか、 とても解りやすかったです。 私の問題や、他の人についても 具体的に分析しやすい内容でした。 以下、読書メモです。 p65 町沢「うつの患者さんだけは非常に真面目な人が多い。誠実」 p66 岸田「インテレクチャライゼーション。 感情的なレベルを無視して、知的なレベルだけで考えて合理的な答えを出して、 解決したと思っている。」 p67 岸田「幼児期のコンプレックスから来ているなら、 感情的なものまで明らかにして、 感情的な体験として過去を再体験する必要がある。 強迫性人格障害の中でおそよ40%は、 強迫神経症も持っている。 つまり強迫性人格障害でも強迫神経症を呈しない人の方が多い。 強迫神経症というのは一つの果実みたいなもので、 それを生み出すのは性格上の問題。 強迫神経症で強迫性人格障害が背景にある人の治療は 性格分析まで必要。」 p70 強迫観念の意味。 p71 親子関係の問題とは別のところで、 強迫症状に悩んでいた。 p72 町沢「強迫神経症の治療には、行動療法が効果がある。 強迫観念タイプ。 英語で言えばオプセッシブ・コンパルシブ・ディスオーダー。 つまり強迫性障害。 誰だってみんなそこそこおかしんだから、 ディジーズ(病気)というのはやめようというのがあって ディスオーダー(障害)になっている。」 ――――――――続きはいずれ―――――――――
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Last updated
March 18, 2017 03:38:18 PM
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