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テーマ:読書メモ(89)
カテゴリ:本
「悲しみのイレーヌ」ピエール・ルメートル著 感想メモ
橘明美=訳 文春文庫 2015/10/09 【中古】afb_【単品】_悲しみのイレーヌ_(文春文庫_ル_6-3) ■あらすじ 異様な手口で惨殺された二人の女。 カミーユ・ヴェルーヴェン警部は部下たちと捜査を開始するが、 やがて第二の事件が発生。 カミーユは事件の恐るべき共通点を発見する……。 『その女アレックス』の著者が放つミステリ賞4冠に輝く衝撃作。 あまりに悪意に満ちた犯罪計画―― あなたも犯人の悪意から逃れられない。 解説・杉江松恋 ■感想(ネタバレすごくあり注意!) 私は『その女アレックス』2014/9/2を読む前に この本を手に取った。 デビュー作から順番に読もうと思ったから。 だけど、主人公のカミーユ・ヴェルーヴェンに 感情移入すればするほど、 人柄と賢さが好きになればなるほど、 これから彼がどんなに哀しい目に合うのか考えてしまって、 読み進めるのが大変になった。 だって、表紙の写真も題もネタバレだからだ。 なぜ原題の「Travail Soigne 慎重な仕事」に 近い題にしてくれなかったのかな。 「その女アレックス」が売れたから その後でデビュー作品を出す時に 似た題にしたんだろうけど、 ネタバレもいいとこだよね文春スタッフさん(`・ω・´) お蔭で充実した作品にもかかわらず、 私は途中から速読に切り替えた。 辛いし、結末はすぐに解ってしまったので 感情移入は抜いたのであります。 作品は素晴らしいと思います。 映画を観ているように映像が浮かぶんであります。 登場人物がとっても魅力的であります。 売り方に問題ありと思います。(`・ω・´) 2018年8月30日読了 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 16, 2018 12:11:44 AM
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