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カテゴリ:読書感想
『運命の倒置法』バーバラ・ヴァイン(ルース・レンデル)著
―A Fatal lnversion― 大村美根子=訳 


■あらすじ
静かな自然に囲まれたカントリー・ハウスで、
チップステッド夫妻は愛犬の埋葬の最中に
若い女と赤ん坊の白骨屍体を掘り出した。
カントリー・ハウスの元所有者アダム・ヴァーン・スミスは
父からその不吉な知らせを受けた。
10年前のあの忌まわしい出来事が
消しがたい記憶となって甦る。
もし大叔父があの家を父に遺していたなら、
誰も死ぬことはなかったのに……。
過去と現在が交錯し、
様々な記憶の旋律が複雑に絡まり響き合う。
バーバラ・ヴァインが運命のモザイク模様を
冷徹な眼差しで描いたCWAゴールド・ダガー賞受賞作。
(1987年)


■感想
始まりは分かりやすくて読みやすかったのだが、
現在と過去が細かい段落で次々に出て来て、
それが過去なのか現在なのかその間なのか、
誰が誰と何をしていたのか、
どの人がどんな状況と性格だったのか、
分からなくなってしまった。

角川の担当者様のあらすじと思われる
「モザイク模様」とは言い得て妙と思う。
私はそのモザイクが読み取れなかった(´;ω;`)
頭が働かないので疲れたのか、
文体構成が苦手なのか、
混乱して読む気力が失せたので
途中を省いたり拾い読みしたりして
最後に行き着いたけど
あちこちが穴だらけな理解なわけで。
人間考察的な物語なんだと思うけど、
人間的興味が湧かなかった。


題名の『運命の倒置法』については
まあ思いもよらない経験をした人はみんな思うだろう事で、
読み飛ばしたから断言出来ないんだけど、
アダムの甘さに苛立ち、
若い時に、ゾシーみたいな人との交流は
よほど知恵を持っていないと危険に巻きこまれるよね。
と言う自戒の思いを込めた感想。
アマゾンレビューを読むと、
ルース・レンデルの別名で書かれたこの本、
楽しめている人が多い。
今の私には無理じゃった。

ルース・レンデル名での作品は
評判が高いイギリス人女性作家。
翻訳でも60~70冊以上の本が出ている。
なのに1冊も読んでいない(;^ω^)


原題の『A Fatal lnversion』のグーグル翻訳では
『致命的な反転』と出た。
『運命の倒置法』はより深い感じがする。
角川の担当者様に拍手を送りたい。


―2022年3月13日拾い読み感想―





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Last updated  March 23, 2023 03:54:51 PM
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