ふゆゆん亭

『三毛猫くーたん　腫瘍が小さくなった記録2021～2023 1』
の続き

くーたんの右前足付け根の腫瘍が
段々大きくなる悲しい傷洗いをする毎日の中、
己の体調のためにも色んな事を調べまくっていた。
そしてYouTubeのガンサバイバーミュージシャンの動画で
重曹クエン酸で癌が消えた人がいる事を知った。
それで重曹クエン酸を調べてみると、
色んな症状に良いらしいのだった。
早速2022年11月に重曹クエン酸水の効果を
自分で試してみるべく飲み始めた。

すると私の胃腸の具合が良くなって来た。
便秘も楽になって来た。
歯磨きの前後に重曹水でうがいをしていたら
口臭が一切しなくなった！
朝起きても口の中がべたべたしなくなった！
歯周病の不安にも陥らなくなった。
もっと早くに出会いたかった( ；∀；)
こんなにも歯をやられる前に。

それで夫と娘にも勧めてみると
私の回復ぶりを見ていたためか、
珍しくすんなり同意した。
夫もこの1年ほど人生初の便秘で悩んでいたらしく、
重曹クエン酸水を飲み始めると快調になったと言う。
娘の口臭も消えたし、
胃腸の不調が良くなった来たそうだ。

そんな中で12月に水素水に出会う。
（水素は元素のなかでも一番小さく、
　宇宙全体では一番多く存在している。
　よって色んな所に入り込む。 ）
2022年12月に人間に良ければ猫にも良いのでは？
と思って水素水に重曹を入れて傷洗いを始めた。

大きくなるばかりのくーたんの腫瘍に
くーたんの身体も私の気持ちも飲み込まれそうだったので、
とにかく何でも試してみようと思っての事だった。
色んな所に入り込む水素水が
人間にとって驚く効果が出るなら、
猫の傷口にだって効果が出るかもしれない
と思っての実験だった。

くーたんに重曹入りの水素水を飲ませるのは難しく、
（水素は小さいので、4時間もすると水から出て半分に減り
　半日では何も残らないのだった。
　くーたんはちょっとした事で怒って叫ぶし、
　ルーティンが大事な猫なのだった。
　慣れない事をすると怒るのだった。
　私が水素水のお試し中だったので
　リーズナブルな水素発生スティックで
　水素水を作っていたのだが、
　味噌汁や珈琲や炊飯用にも使うので
　準備にあれやこれや忙しいのだった。）
　それでご飯に重曹をまぶしたりしたけれど
　猫に重曹が良いか悪いか分からないし、
　何しろくーたんはちょっとしか食べられないので
　ごはんや水で補うのは困難だった。
　苦肉の策で傷洗いをしてみたのだった。

2023年1月9日・5センチ強
重曹入り水素水で傷洗いを始めてから3週間弱。


明らかに腫瘍が薄くなって
正円柱形だったものが両端で内側にめくり込み
細長くなって来た。
体積が半分以下になったように見えて
希望が湧いて来た。

2023年3月2日・4センチ
めくり込んだ所がかゆくてガシガシ噛みたがったので
娘が綿棒で化膿液をこすり取った。
腫瘍の悪臭がしなくなっていた。
恐ろしい臭いが消えていた。


めくり込んだ内側に化膿液か腫瘍が溶けたのか
黄色っぽい粘着性のものが溜まって
くーたんはとても痒がり、
服を着せているために舐められないので
傷洗いの時に「んごごごごぐぁぁん」と
謎の声でうなるので、笑わせてもらった。
腫瘍が段々小さくなって来たので、
毎日の傷洗いも明るい気持ちで出来るようになった。

2023年3月16日・3,5センチ


腫瘍が小さくなって来て、化膿液も少なくなり
傷洗いが楽になって来た。

2023年3月28日
狭い所が大好きな、箱みっしりくーたん。


娘がネットで冬用の暖かそうな服を買ったが、
もこもこして動きづらそうなため
日常使いができなかった。
他にも自分で作ってみたり、
あれこれ試してみたが上手く行かず、
結局百均で緑色の小型犬用服を4枚ほど買い、
毎日2回ほど着替えたりの生活をしていた。
（猫背の余裕を出すために背中を切ってある）

2023年4月13日・3センチ


腫瘍は着々と小さくなって来て
本当に安心した。
とにかく悪い方にばかり考えなくて良い事がありがたかった。
この後、暖かくなって来た事もあって私は安心してしまい、
服を脱がせて傷洗いをさぼるようになった。

何しろ私は自分も具合が悪くて生きているのに必死なので、
くーたんのお世話は何もかも大変だった。
くーたんのトイレとなってしまった廊下のシート掃除と
少食のくーたんにしょっちゅうチュールとか赤ちゃん用缶詰とか
老描用レトルトとかを少しずつ食べさせるのだが、
あの細長くて小さいチュールでさえ半分も食べられなかった。
日によって食べるものが変わったり、
食べられなかったりしたので、
栄養不足に陥らないようにしょっちゅうご飯を食べさせるのだが、
随分やせてしまった。
とは言っても、腫瘍の大きかった年末頃は
もうダメかもと思うくらいに痩せてしまっていた。
今はまだしも肉が着いて来た。

それにくーたんは認知症を発症したのか
栄養不足のためか、1年半前くらいから奇行が増えた。
トイレに行く前に大声で叫び続け、
トイレをしたよと大声で叫び続ける。
水はご飯の所に置いても飲まないため、
お風呂場や洗面所に置いてあるのだが、
水を飲む前に大声で叫び続け、
飲み終わって大声で叫び続ける。
ご飯を食べる前にも大声で叫び続け、
食べたよと大声で叫び続ける。
いつも寝ている箱の中の位置決めの前にも
ずっと鳴き叫ぶ。

それが、こんなに小さくて弱っているのに
どこからエネルギーが出て来るのかと驚くほどの
全力を振り絞っての大声で叫ぶのだった。
これがすごくうるさいんですわ。

そして人間が近くにいると声が小さくなる。
人間に気付くとハッとして
「あ、そこにいたんですかすいません」
みたいに急に現実に立ち返るのだった。
夜に寝ていても何度も何度も
くーたんの叫び声で目が覚めて辛い。
深夜・朝方に起こされるともうろうとして
廊下やお風呂場に駆け付けたり出来ない。
とにかく一々泣き叫ぶので対応が大変なのだった。

しかもくーたんは生まれつき胆道が広くて
胆汁が余計に腸に流れ込むので便が硬くなり、
常に便秘に苦しんで来た。
だから全力での必死の排便の後は必ず吐く。
排便と嘔吐はセットなのだった。
それで朝起きたら自分のトイレの次に
くーたんのトイレ片付けをし、
うがい歯磨きをしながらメダカにエサやりをし、
自分に重曹クエン酸水を作ると30分は経っている。

そしてくーたんの便秘は命の危険があるので、
人間がお腹をマッサージして排便を助ける。
このマッサージは娘が一番の達人で、
うちでは敬意を込めて「腹もみ師」と呼んでいる(笑)
娘がくーたんのお腹をぐりりぐりりとしばらく揉むと
たちまち排便に出かけるのだった。
それで私もすぐにシート片付けに参上する訳で、
くーたんは世話が掛かる猫なのだ。

そんなこんなで私は色々と疲れて
夏の間、腫瘍の「重曹入り水素水」洗いを休んでしまった。
そして9月になって猛暑を潜り抜けた頃、
どうやら腫瘍は小さくなっていない事に
ようやく気付いたのだった。
そうなのだ、これはもう「重曹入り水素水」で洗わないと
腫瘍は小さくはならない事に気付いたのだった。
あんなに着々と縮んでいたのは、
重曹入り水素水で洗っていたからに他ならないとの確信を
得たのだった。

それで9月に入って私の意識が戻った時に
（7・8月は暑くてよく憶えていない）傷洗いを再開した。
腫瘍は３センチ弱で体積は去年の20分の1くらい小さいし、
くーたんも暴れなくなっていたので、
一人でちゃちゃっと右足付け根と右足脛の所を
布で液を浸すと2分もかからなかった。
すごく楽に傷洗いが出来るようになった。

そうなのだ。
右前足付け根の腫瘍は小さくなったままだけど、
何もしていなかった後ろ右足脛の腫瘍痕は
夏の間にぐちゃぐちゃになって
体液を出すようになっていたのだった。
それで傷洗いは２か所やるようになった。

2023年9月15日・1,5センチ


頑張って傷洗いを再開して
2週間でみるみる小さくなって来たのを実感。
やっぱり「重曹入り水素水」のお陰だと思う。

重曹と水素水は人間にも有用だが、
年を取って治療が出来ない動物には
すごくありがたいものだと思うので、
腫瘍に困っている人や動物と自分用に
ここに記録を残すことにした。


●で隠していない腫瘍の写真を見ても大丈夫な方は
「三毛猫くーたん　腫瘍が小さくなった記録2021～2023 3」
を明後日あたりに出すので見て下さい。
隠していない写真は
腫瘍の状況がすごく分かりやすくて、
くーたんと私達の苦悩と頑張りが伝わると思います。

ただグロイ写真になるかと思うので、
不必要な人は見ないで下さいませ。

ー3に続くー