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テーマ:話題の日本映画(7)
カテゴリ:映画鑑賞
2023年に観に行った映画の感想。
実写版映画『岸部露伴 ルーヴルへ行く』 は5月上映だそうなので春だったんですね。 これはもう数年前からNHKで放送していた 岸部露伴実写シリーズが余りにも秀逸だったので、 しかもスタッフがNHKのまんまと言うので 迷わず頑張って観に行きました。 原作のオールカラーの原作は読んでいません。 ウィキペディアには原作が描かれた背景が書かれていて、 ルーヴル美術館に関する漫画を ルーヴル美術館からの依頼で荒木先生が描かれたものと知りました。 それでルーヴル美術館で2日間取材をし、 地下倉庫にも特別に入れた事などが書いてありました。 ルーヴル美術館で漫画が展示されたのは初めてだったそうです。 私はジョジョのすごいファンではなくて アニメの『ダイヤモンドは砕けない』を面白く観たのと 『黄金の風』を見たくらいのちょいかじりファンです。 荒木先生に関しては、だいぶ昔から娘によって 漫画を描くために健康管理が素晴らしくて ずっと「見た目が変わらない」凄い人と教えられてはいたのですが、 作品はゴシック調の濃い絵が苦手かなと思って 全く読んでいませんでした。 それで『ダイヤモンドは砕けない』の再放送を 何とはなしに観ていたら、 ストーリー展開が余りにも予想外だったので ずっと観ていたのでした。 そして娘が後で、私がジョジョを観ていた事を知って 大変驚かれたのでした。 でも余りにも膨大なストーリーとシリーズ化のため 全部は見ていません。 NHKで露伴シリーズが始まった時、 脚本が小林靖子にゃんと知り、 絶対面白いと分かってしまったので ものすごく期待して観たのですが、 漫画のあの世界観をどう落とし込むのかと思っていたら、 建物や衣装や高橋一生の立ち居振る舞いや 音楽の使い方やホラーテイストの緊張感などが、 もう最高で期待以上でした。 NHKのスタッフが 本当に本気出したんだと感謝したのでした。 録画してしばらくは何度も繰り返し観ていました。 メモリ問題で消す時はとても残念でした。 その後のNHK実写版シリーズも最高だったので、 映画も絶対満足できると思っていました。 映画の方も、美的センスもおどろおどろしさや耽美性も 謎やホラーテイストもまさしく岸部露伴は動かないの世界で、 実写としてこれ以上ないくらいに最高だと思いました。 日本の映画凄いじゃないかと思いました。 ●NHKドラマ『岸部露伴は動かない』 荒木飛呂彦。 脚本:小林靖子。 音楽:菊地成孔/新音楽制作工房。 出演:高橋一生、飯豊まりえほか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 3, 2024 01:59:37 PM
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