椿山課長の7日間
今月の映画の日は「椿山課長の7日間」です。 ストーリーは、勤務中に突然死した中年男(西田敏行)が絶世の美女(伊藤美咲)になって、初七日までこの世に蘇るというもの・・ 「本当は知らなくて良かった。」事実が様々と暴かれる。このあたりのくだりは、少々厳しいこじつけはありますな。 初七日まで戻るのが他に二人いて、一人が男の子、もう一人がヤクザの親分だったのです。男の子は女の子に、親分はイケメンになって蘇ります。掟があって絶対に自分が本当は誰であるかは言ってはいけません。破ると「怖いことになります。」 皆、会いたい人、会いたい場所にいきます。日頃一緒だと「空気」になるので大切なものに気がつかないのかも知れません。 一番大切なものはいつも隣にあるもの、いる人なのではないでしょうか?なぜそうなのか、きっと意味があるから「隣にいる」のだと思います。 それぞれの人生には深いものがあるのでしょう。私も皆さんもそうでしょう。 浅田次郎の深い世界をお楽しみ下さい。笑いあり、涙ありの快作でした。