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日経ものづくりでこんな記事を見た。
「新興国に最強工場をつくる」 その中でハッとなったエピソード。 日本で部品を外注する際の品質は信頼関係で成り立っているが、それは海外の常識ではない。極端な話では故意に不良品を送ってくることもあるので、品質管理はサプライヤーに求めるのではなく、自社が行うのが海外の常識である。 ここからは自分の意見です。 品質は当初の契約で決まるが、それを維持する品質管理もサプライヤーに求めるのが日本の常識。不良があった場合は、是正および再発防止策を求める。 納入時は簡単な外観検査のみで品質を確保できる。 しかし海外のサプライヤーから部品を調達する場合は勝手が違う。 不良品の代替え品が不良だったり、ひどい話だと、故意に不良品を送られることもあるらしい。品質管理のためには自社での検査工程が必要になるのだ。 トヨタ生産方式では品質は工程で作りこみ、付加価値を産まない検査工程はできるだけ無くす方向に持っていくのだが、輸入部品の検査工程は省くことはできない。 しかしこれは海外では常識ということらしい。 文化の違いを感じた事例だった。 日経ものづくり「新興国に最強工場をつくる」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.11.05 06:30:21
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