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北海道電力より7月23日~9月14日まで7%の節電要請が通達されました。
このままの受給力で冬を迎えるとどうなるのでしょうか。 北海道電力でデータを公開しているので調べてみました。 これは今回節電要請の基準になった猛暑の夏のデータです。 現状の最大供給量が475万kWに対して最大値が503万kW。 ピークを上回っている9時~20時に多少の余裕を見込んで7%の節電要請は妥当です。 この論理だと冬はどれだけの節電要請となるのでしょうか。 最大供給量475万kWに対して最大値が563万kW。 ピークを上回っているのは24時間。すべての時間帯です。 余裕を見込むとすべての時間帯で20%の節電要請が必要となります。 これは客観的なデータに基づく数値です。 もしこのような最悪な状況になったらどうやって乗り越えればよいでしょうか。 「自分のアタマで考えよう」と思います。 ●2時間までの計画停電 現実的に思い浮かぶのが「計画停電」ですが、北海道の冬に長時間計画停電を行うと、水道凍結が発生すると思います。また蓄熱や自然エネルギー以外の暖房は止まってしまうため、ライフラインの確保が困難となります。計画停電は1区域で2時間くらいが限界だと思います。 ●避難勧告 安全に生活するのが困難なため、計画的に避難する必要があると思います。その場所にいなければならない職業に従事する人以外は暖かい地域に避難勧告が出るのではないでしょうか。 ●娯楽産業休業令 TV、パチンコ、ゲームセンター等の娯楽産業は補助を行い強制休業に。 ●産業ごとに輪番停電 生産調整をしてでも輪番停電を行わないと20%の節電は達成できないと思います。 以上突拍子もないものも含め、いろいろと案を考えてみました。 最悪の状況を想定しどう乗り越えるか考えるには最適なケーススタディだと思います。 ※この文章は不安を煽りたいわけではありません。また原発の稼働に関しては主観が入るためここでは考察しません。あくまで現状から考えられる最悪の状況を想定して考えてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.05.24 21:08:44
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