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2018年6月24日にサロマ湖100kmウルトラマラソンで10回目の完走を達成しサロマンブルーになりました。 10回の中には熱くて完走率が50%を切る年もありましたし、1日中雨にさらされる寒い年もありました。 そんな自分が経験談としてサロマ湖100kウルトラマラソンの攻略法を伝授します! 目次 ▶スタートまで ▶スタート~10km ▶10km~20km ▶20km~30km ▶30km~40km ▶40km~50km ▶50km~60km ▶60km~70km ▶70km~80km ▶80km~90km ▶90km~ゴール スタートまで ■宿について 同行者がいるので車中泊やテント泊ができない状況です。 定宿にしているのは紋別プリンスホテルです。スタート地点から30分圏内で温泉がついているので毎年利用しています ■宿の予約について いきなり電話をしてもマニュアル通りに断られます。私の場合ホテルのカウンターで直接予約を申し込みます。来年のサロマ湖100kmマラソンの前日に宿泊予約をしたいので、予約できる段階になれば連絡くださいと伝えるとスムーズに対応してくれます。 ホテル側の事情として、マラソン当日に旅行会社と団体枠の打ち合わせがあるようで、それが決まったあとで個人への振り分けが可能になるようです。マラソン翌日くらいに連絡が来て予約が取れます。 ■当日の朝食について スタート1時間半前くらいにコンビニおにぎり3ヶを詰め込みます。腹持ちのいいご飯でハンガーノックにならないようにします。寝起きでおにぎり3ヶがきついならバナナやゼリーで代用します ■スタートまでの過ごし方 私の場合、スタート40分くらい前にトイレに並びます。最近はトイレ事情が良くなったのですが、それでも20~30分くらいは並ぶことになります。 その後、荷物を預けスタート地点へ。 ■服装について 服装はかなり重要です。タイムと完走率に直結します。天気予報と最高・最低気温は必ずチェックしておきましょう。 スタート時は気温10℃~15℃と肌寒いことが多いのですが、スタート後は体が温まり、気温も上昇してくるので薄手の長袖Tシャツを着ています。すぐに袖をまくって半袖にできるものがベストです。 スタート時に雨で、その後雨が上がる予報であれば、カッパを用意すると良いでしょう。いざとなれば脱ぎ捨てることができます。 一日中雨予報であれば撥水性があり汗を逃がせるソフトシェルを着るのがベストです。カッパでもいいのですが中が蒸れます。その場合、Tシャツの中にユニクロのエアリズムメッシュTを着るとムレにくくなります。(ファイントラックでも可) 余談ですが、スマホはジップロックに入れましょう。汗や雨で水没する恐れがあります。 スタート~10km 3000人の一斉スタート。人が多く思うように走れませんが、最初からジタバタしても仕方ないので沿道の応援を聞きながらゆっくり体を温めるつもりで走りましょう。 約5kmで1周してスタート地点に戻ってきます。この先トイレが少なくなるのでスタート前にトイレに行けなければここで済ませてしまいましょう 10km~20km サロマに挑戦する人であればここまでの距離は無難にこなせると思います。私の場合このへんで小をもよおしてくるのですが、途中にある仮設トイレはどこも並んでいます。レイクパレスのトイレは小便器2ヶあるのでおすすめです。あまり待たされることはありません。 20km~30km 20キロ地点くらいで一度補給をします。私はアミノバイタルの赤を補給しています。 ここでは先頭集団とすれ違うことができます。 30km~40km 30キロを過ぎてサロマ湖を離れると、とたんに沿道の応援がなくなり長い道のりが続きます。 このあたりで息が上がってしまうようだと最後まで持たないので、完走目的ならキロ6分前後のペースを保ちつつエネルギーを使いすぎないようにしましょう。 キロ6分くらいの時間的余裕があるとトラブルや後のペースダウンにも対処できます。 ここで小さめの補給。MAG-ONはいろいろな味があり飲み込みやすいのでおすすめです。 40km~50km 再びサロマ湖沿いを走ります。ウルトラマラソンは42.195kmを超えてからがある意味本番。 しかしここから上り坂があり、確実にペースが乱れます。ここからは無理にペースを守ろうとして上りで筋力を使いすぎると後半足にくるので、楽な状態を保つようにしましょう。 50km~60km ようやく半分。中間地点です。ここでの戦略が後半の良し悪しに関わります。 ■中間地点の補給 私は中間エイドで提供される小さいおにぎり3~4ヶとゼリー1本。それから持ち込んだエナジードリンクを飲みます。 カフェインは結構効きます。 ■中間地点での着替え 中間地点での着替えは状況に応じて決めます。寒くなければ半袖に着替えます。 また、後半寒くなったときに備えてソフトシェルを1枚持ちます ■中間地点から持つ補給食 小さめの補給食2ヶ程度持ちます。このあたりから補給地点に一旦止まり補給することが多くなるので必要以上は持ちません。 60km~70km 67km地点までイベントらしいイベントはありません。ある意味このあたりが精神的に一番遠く感じます。気温が高い日は熱中症対策を十分にしましょう。森を抜けるとおしぼりや果物が待ってます 70km~80km 体がきつくなってきて、75kmのサロマ湖鶴雅リゾートが蜃気楼のように遠く感じます。なんとか踏ん張りおしることそうめんを目指しましょう。鶴雅から先は気温が下がり風も冷たくなります。ここで用意していた1枚を羽織りましょう。この先低体温症でリタイアする人は毎年必ず出てきます。 80km地点の関門は制限時間がキツめですが、ここを超えられればゴールがグッと近づきます。 80km~90km 最後の難関ワッカ原生花園です。強風に雨が重なると容赦なく体温が奪われます。中間地点で準備した寒さ対策はここで使いましょう。 ハンガーノックの症状を感じたらすぐに補給します。(力が入りにくくなったり、空腹を感じたり)。ハンガーノックの症状は感じた時点で対処が遅いと判断してください。回復までに15分程度かかります。 90km~ゴール ワッカ原生花園の折返しを超えて関門を越えると残り10km。ここまでの道のりを振り返りながら栄光のゴールへ1歩1歩進めましょう ▶目次に戻る ウルトラマラソンは登山のような先を見据えた準備を行うかどうかで記録がかなり変わります。 この記事が参考になると幸いです。 それではよいウルトラマラソンライフを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.01 18:11:15
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