こんにゃく堂

赤い糸のつづき



私の伯母とダンナの伯父はそれぞれ別々の人と結婚したところから始めますね。


私の伯母は残念ながらあまり良い結婚生活には恵まれず、幼子二人を連れて
離婚をし、新地(大阪)で雇われママをしていました。



一方、ダンナの伯父は私の伯母に似た人を探し出し結婚をし
時計屋を営んでいました。





そんな別々の生活をしていた二人がある日ばったりと会うことに。

なんと伯母が働いていたお店にお客としてやってきたそうです。



偶然の再会。



お互いの結婚生活について、二人は多くを語らないようにしていたそうですが
ダンナの伯父もあまりいい結婚生活ではなかったようです。



そしてダンナの伯父はちょくちょく店に通うようになり
合う回数が増したのですが、オトコとオンナの仲には進展しなかったそうです。




一応、ダンナの伯父さんは家庭のある人だから私の伯母も気を使ったそうです。




しかし、ダンナの伯父の奥さんは二人の仲に気づき、疑い、
次第にそれがエスカレートし、ついにはよからぬヤカラを雇い(○クザと思われる)
伯母を脅すようになったんだとか。



ある日、そのヤカラが伯母の家にまで押しかけ
伯母を家から引きずり出しそのまま拉致・・・・。


それ以外のことは伯母は教えてくれないのでわからないのですが
これだけでも十分怖い目にあっていると思います。



命は無事だったのでよかったのですが、殺されてたかもしれません。






それから二人は合うことはなかったそうですが
それからまもなくダンナの伯父は病気を患いすぐに他界しました。

伯母のお店に通っていた時からかなりの量のお酒を毎日のように飲んでおり
糖尿病にかかり、それでもお酒はやめなかったそうです。



そして何十年も経った今、私とダンナが結婚しているのですから不思議なものです。



ちなみにダンナ(ダンナの親族全員)はこのことを知りません。
ダンナの伯父さんが生きていたとしたら・・・・と、
思うと恐ろしいですが。。。




ダンナの伯父と私の伯母が果たせなかった結婚を
私とダンナがしたって事実、信じられますか？




世の中には不思議なことがいっぱいあるものですね～。