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カテゴリ:本・映画など
いつも応援していただき、ありがとうございます。 昨日、スティーブ・ジョブズの話題が出たので、 引き続きジョブズ関連の本ということで、こちらをご紹介します。 『スティーブ・ジョブズ 危機を突破する力』 孫さん曰く、人々のライフスタイルを3回も変えた天才だけに、 真似しようとしてできるものではないですが、 他人に影響されない生き方は最高ですよね。 =========================================== P21:仕事で本当に大事なことは完成までのプロセスである。プロセスに目を向けない仕事は失敗する。 P25:「駅で文句を言っている暇があったら、線路をさかのぼって問題を見つけに行け」 P28:困難に悪戦苦闘するプロセスの中でこそ、人は育っていく。プロセス重視というと、「これからはプロセスも少しは見るようにしよう」ぐらいに軽く考える人がいるかもしれない。その程度ではダメなのだ。だから、「プロセス直視」と言い換えてもいい。モノづくりでよく言われる「現場現物主義」とは「プロセス直視」と同義語である。これをしないと人も育たず、期待した結果に到達はできない。(中略)日頃からプロセス直視をしていれば、プロセスの贅肉を削ぎ落とすことは不可能ではない。捨てる技術を身につけて、優雨千順の高い仕事から「たたいていく」ことで、少ない人数でも大きな成果が上げられる。 P48:社内の都合でものごとを決め、内政ばかりにエネルギーを使いはじめるのだ。 P67:人間の能力一般から見ても、好きなことを仕事にすると能力が存分に発揮できるが、人から命令されると能力は鍛えられないそうだ。自発的に「面白い」「好きだ」と意欲をかきたてられて働くことで能力は高まり、素晴らしい成果が生み出される。 P72:常日頃から仕事に懸命に取り組み、問題点に向き合っていると、現場の小さいと思われる課題が、会社のビジョンにかかわる問題になることは珍しくない。(中略)会社のビジョンには意味がある。会社はなんのためにあるのか、何をするのか、何を目指しているのかという経営者の熱い意思が込められている。これがなくなると、利益追求や保身ばかりが幅をきかせるようになる。やがて感覚が麻痺してきて違法行為も平気になり、罪をおかしてしまうのである。「ビジョンがないなあ」と嘆く前に、自分の目的、理想、大局観を仕事の中でつかんでいかなければならない。 P79:記憶は、一定の感動を伴って定着する。その「一定」数を超えなければならない。伝えたいエネルギーが100なら、相手は10しか受け取らない。エネルギーが1000あってこそ、相手は100を受け取ってくれるのだ。 P118:単に「ライバル企業の製品に勝てばいいんだ」と部下に言うのではなく、「世界を驚かせる製品をつくるんだ」と鼓舞することで現場のヤル気を引き出している。業務を「処理」するのではなく、驚きと感動を与える製品を求める。作業をこなして辻褄を合わせた製品ではなく、「美術館に展示されるような素晴らしいものを生み出そう」と言う。(中略)部下自身は毎日直面している仕事だから、すごいことをしているという感覚は薄らいでいきがちだ。そんなとき上司が「すごい可能性があるんだ」と気づかせてくれると、仕事に向き合う姿勢を正され、力も入ろうというものだ。 P159:世間は自分が思っているほど自分の言動を真剣に見ていない。だからこそ、手のひらを返すような無責任な批判ができるのであって、そんな世間を気にする必要などまったくない。自分がやっていることは将来必ず何かの役に立つと信じる力が、そんなまわりの無責任な批判を吹き飛ばしてくれる。 P171:恥を乗り越えることで新しい自分と出会うことができる。 P185:ディランもピカソも、いつでも失敗を恐れなかった。失敗を覚悟で挑み続ける、それがアーティストだ。 P194:何を言ったかではなく、何を実行したかが重要である。ましてジョブズは、何を言ったかも重視する「有言実行」型の経営者である。「命令するなら行動しろ。行動しないなら命令するな」が徹底され、それができない上司は存在することができない。ところが、多くの会社で、行動が伴わない「評論家社員」が増えている。会社が評論家ばかりになったら一巻の終わりだ。「言うだけ社員」「言うだけ上司」が幅をきかせていた時代はとっくに終わっている。 =========================================== あなたは、言うだけの人ですか?それとも行う人ですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 10, 2014 11:27:47 PM
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