|
カテゴリ:本・映画など
いつも応援していただき、ありがとうございます。 今週木曜日に求職者課金型転職サイト「ビズリーチ」を 立ち上げた南社長の講演に参加する予定です。 そのため、その時間を有意義にするために、 南社長の2冊の本を読みました。 その1冊名が、 『絶対ブレない「軸」のつくり方』です。 信念を持つことの大切さと、信念を生み出すまでの 真剣さと真摯さが半端じゃありません。。。 ===================================== P7:投資銀行の世界を垣間見たことがある人間としては、その気持ちは、確かによくわかる。想像を絶するような金額やスケール感に加え、その背後にある緻密な準備とハードな交渉はハラハラドキドキの連続。その苦労が報われたときの達成感や充実感。思わずこぶしを握ってガッツポーズしてしまう瞬間を、僕自身モルガン・スタンレーで味わってきた。しかし、感情を揺さぶられて鳥肌が立つかというと、そういう性質のものではない。感動のあまり涙を流すかというと、そうでもない。そう、金融はハートでやるものではなく、頭を徹底的に使う仕事なのだ、とこのときはじめて気付いたのだ。 P65:重要なのは「自分がやりたいから」ではなく、「ゴールに対して正しいアプローチだから」ということ。 P70:誰しもついつい「白か黒か」や「0か100か」、という極端な思考パターンに陥りがちだし、「ここで失敗したらもうあとがない」などと考えがちだ。こうした考えに染まってしまうと、どうしても最初の一歩を踏み出せなくなる。そうではなく、思い込みを捨て、自分の軸をしっかり意識すること。 P74:アメリカのドナルド・フェアから「とにかくよくがんばった。おめでとう。しかし私は当たり前のことをしただけさ。だから恩返しもいらない。ただ一つだけ君にお願いがある。いつか君のもとに、当時の君のような若者が会いたいと言って来たら、時間が許す限り、ぜひその若者に君と話すチャンスを与えてあげてくれ」 P89:「打ち出し角度」を間違えない。最初の一歩目をどこに踏み出すか。「新規事業というのは1つの暗闇だ。自分のまわりが暗闇。しかも、どちらかの方向に向かって進まなければならない。だから、暗闇の中にいながら、とりあえず方向を定める。しかも、進む方向を間違えてしまってはならない。なぜならば、まったく違う方向に向かって突撃をしてしまったら、その後で修正することは大きなタイムロスになるからだ。だから、どんな小さなものでもいいので、何か手がかりになるものを探さなければならない。五感を頼るしかない。それは一部が見えるものなのか、微かに聞こえるものなのか、触れてわかる感触なのかはわからない。だが、それを見逃してはならない。そういったヒントを進みながら探して、微調整しながら進んでいく。それが新規事業。だから、なんとなく、こっちの方向だというものを把握するために、情報収集というのは何より重要なんだよ。」新規事業では、最初のステップにおいて空振りや大失敗してしまうと、後になってからの修正がなかなかきかない。だから、70点でいいので、とにかく最低限の合格点を取ることと、そのための「打ち出し角度」を見極めることが重要だ。 P120:最終的には自分で決断して失敗という経験をして、身を持って学ばなければ、結局はまた同じ失敗を繰り返すこととなる。 P164:コミュニケーションは、「人にはそれぞれ多様な価値観があること」を前提に進めなければならない。 P177:たとえば、講演を依頼された時、僕は参加者に合わせて話す内容を変えるようにしている。学生や若い社会人に対して話をする場合、彼らが頭の中で内容をイメージできるように自分の実体験を交えながら話をする。逆に、自分よりも経験が豊富な人に対して話をする場合は、志や理念、「こうなりたい」というビジョンを協調して話す。自分よりも若い人には過去の自分。自分よりも上の方には未来の自分。なぜこう使い分けるかというと、自分よりも数多くの経験を積んでいる方々に過去の自分の話ばかりしても「ふーん。そんなの知っているよ」と言われてしまうだろう。それよりも、「僕はこうなりたいんです」と未来への夢を多く語ったほうが、共感してもらいやすい。また、若い人に対して「僕は、こうなりたいんだ」という未来のビジョンを語り過ぎても、「へー、そうなんですね」といったフワフワした捉えごころのない感想だけで終わってしまう可能性が高い。 P179:相手に伝えるためにイメージさせやすいフレーズがある。それは「◯◯の●●」と表現する方法である。たとえば、「リクナビのエグゼクティブ版」「結婚相談所のインターネット版」という誰もが知っていて、イメージしやすい、「たとえ」を活用する。 P200:今、僕の会社にいる仲間の一部は、普段の仕事の合間を縫って平日の夜や週末にボランディア社員として「草野球」ならぬ「草ベンチャー」感覚で働きにきている。 P204:野球とは違って、人生のチャレンジには回数制限がない。 P208:「3つの手を大切にしなさい」尊敬する先輩から教わった、大事な教えだ。「挙手、拍手、握手」という3つの手には、主体性、尊敬、友情や和を大切にするという意味が込められている。手は、人間に与えられた最大の武器である。 P210:誰かからの頼みを引き受けたなら、頼まれたことを全力で行うこと。やったことの9割は何も返ってこないかもしれない。それでも、人が困っていたら助ければいいし、進んで手を差し出せばいいと諭された。そういったことを続けていると、本当に自分が困って、まわりに助けを求めざるを得ない状況に陥ったときに、絶対に助けてくれる人が現れるものだ。僕自身、どん底時代にどれだけ仲間に助けられたことか。日々の積み重ねとは、そういうものなのだ。困っている人がいたら、何も考えず、期待もせず、見返りも求めずに手を差し伸べる。そうやって築いたネットワークこそが、自分が持つ本物のネットワークなのだ。 ===================================== あなたは、目指しているゴールにまっすぐに向かっていますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 17, 2014 12:44:54 AM
[本・映画など] カテゴリの最新記事
|